11月21日 ブラジルのバードパーク
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本日はブラジル側イグアスの滝。
どうやって国境を越えるのかと思っていたら、エゼキエルのタクシー車内にブラジルの入国カードが。
これをタクシー車内で書いて、まずはアルゼンチン出国。すべてエゼキエルがやってくれる。次にブラジル入国。これもエゼキエルがすべてやってくれて、私は入境管理員に顔を見せただけ。
ちなみにエゼキエルは入出国ノーチェック。イグアスの観光案内人の免許らしき物を持っていたから、登録されてる現地ガイドは入出国審査免除なんだろうな。
ブラジル側は、有料アクティビティに参加しない場合は、悪魔ののど笛を含めたイグアスの滝全景を見たら終わり。そのアクティビティは、ジャングルの中を4時間歩き回るとか、ボートで滝に突っ込む(アルゼンチン側と同じようなもの)など、先にアルゼンチン側を見てしまうとあまり魅力的に感じない。ので、滝全景を見るだけにした。
ブラジル側の公園内移動はバス。バスは長蛇の列。私が乗れるまで、バス2本見送りました・。
ブラジル側もアルゼンチン側も蝶ががやたらとたくさんいます。蝶の楽園なんだとか。蝶好きにはたまらんらしいのですが、基本的に虫嫌いなので参った。で、88の蝶を撮影。珍しいのか珍しくないのかわかりません。
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11月18日本来の予定
6:00~11:30 TAM航空のマナウス→サンパウロ直行便に乗る
15:30~18:00 LAN航空のビジネスクラスでサンパウロ→ブエノスアイレスに行く
マナウスはTAXフリーな街のため、空港では抜き打ちで荷物検査が入る。そのため、国内線でも2時間前に行った方が良いよ、とATSTURの島さんからアドバイスをもらった。従って3:30に起きてチェックアウトし、4:00前に空港に着いた。
早速TAM航空でチェックイン。すると、
「あんたの乗るはずだったフライトはキャンセルになった」
「代わりの飛行機がすぐに出るから乗れ」
「代わりの飛行機はベレンを経由し、フォルタレーザで乗り換えてサンパウロに着く。到着は16:00だ」
それじゃあLAN航空に間に合わないではないか!
「じゃあゴル航空が15:00に到着する便があるので、それにするか?」
当たり前だ。
「あ、昨日からシステムが切り替わったので、いまここでゴル航空を予約できない」
「代わりの方法はない。TAMの振り替え便に乗れ」
近日中にシステムが切り替わる話はATSTURの島さんに聞いていたので、嘘とは思わなかったけど、ああ。
結果
5:00-7:10 マナウス→ベレン
7:40-10:20 ベレン→フォルタレーザ乗り換え (時差あるので乗っていたのは2時間弱)
11:20-16:20 フォルタレーザ→サンパウロ (時差あるので乗っていたのは3時間)
ようやく外に出てタバコを吸う
20:20-22:20 サンパウロ→ブエノスアイレス
ブエノスアイレスに到着したのはいいが、予定と違って夜で真っ暗。予定ではまだ日が出ている夕方に到着するはずだったのに。
スーツケースを受け取り、入国審査を終えると、すでに23:00をまわっている。早速ツーリストインフォメーションに行きホテルを紹介してもらおうとするが、
係「どこに泊まりたいの?」
私「街中」
係「ホテルの数が多すぎて紹介できない」
私「じゃあ空港のそば」
係「それじゃあこの3件を紹介する」
私「予約はしてくれないの?」
係「しない」
私「どうすればいいの?」
係「自分で電話しなさい」
ということはまず換金しなくちゃ。ATMを探す。見つかる。お金をおろす。500ペソ(12,000円くらい)
次。電話を探す。見つかる。コインがない。クレジットカード電話を探す。見つかる。かけ方がスペイン語のみ。わからない。ツーリストインフォメーションに戻る。
私「電話のかけ方を教えて下さい」
係「電話会社がやっているブースでかけなさい」(そういうのが近くにあった)
電話をかける。3軒のうち1軒は満室、1軒は英語が通じず、1軒は電話が通じず。
ここまでで空港で1時間以上費やしている。もうどうしよう、タクシーにホテルまで案内してもらおうかな。と言う私の心を見透かしたように、タクシー案内人が寄ってくる。ええい、こいつに頼んじゃえ。すると、警備員みたいなのが寄ってきて、「怪しい奴には注意」と書かれたカードをくれる。こいつは怪しい奴なのどうなの?と警備員に聞くも警備員は一切喋らず。
で、疲れ切って面倒になった私は、寄ってきたタクシーに任せた。
空港の外に出ると、ドライバーが別にいて、寄ってきた奴が助手席に座り、街中まで行くことに。
私「いやあTAM航空のおかげで疲れた」
寄ってきた奴「そうか、それは大変だったな、で、宿の予算は?」
私「50US$位の宿がいいな」
寄ってきた奴「そうか任せろ」
で、宿の前についてお金払う段になって料金98ペソと言うから100ペソ出したら、
ドライバー「おい、10ペソだぞ」
私「えっ?間違えた?じゃあこれ」とまた100ペソ。
ドライバー「おい、10ペソだぞ」
あ、、、、
なんて古典的な手口に引っかかってしまったんだろう。
疲れ切っていたから、かけらも疑わなかったよ。
ドライバー&寄ってきた奴「おらおら、10ペソだっていっているじゃねえか、さっさと払わんかい」
この時点で0:50頃
わかったよ、もういいよ、俺が甘かったよ、お前らが空港警備員の言う要注意人物だったんだな、そんな奴らを堂々とのさばらせるなよ空港管理が甘いよ、わかったよ、払うよ、それで解放してくれ、俺は眠い。
で、562ホテルというわりとよさげなホテルに当たって砕けろ。だって予約していませんから。
フロント「(何でこんな時間に飛び込み客が来るんだ?という表情で)一泊120ドルならシングル空いてるよ」
高すぎる。けどチェックインしましたともさ。
後はこのホテルがタクシーとグルじゃないことを祈る。
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11月15日、アマゾンエコパークから戻った後、セントポールというホテルに泊まる。地球の歩き方では100US$くらいと書かれていたけど、エコパークを頼んだ旅行会社ATSTUR(日本人の島さんが経営)を経由すると、70US$で泊まれた。1泊あたり50$以下を目指しているので、予算より値段が高いんだけど、まあいいか。
セントポールはネットが快適に繋がったので、日中は市内を探索し、夜はブログを書く。そんな3日間。
マナウスの市場はまだ改築工事が終わっていなくて、隣で営業中。ピラルク(だったかな)という巨大な魚の干物などが置いてあるが、市場としては小さく活気があまり感じられない。
セントポールホテルから20分程度歩くとマリーナがあり、ここから毎日二河川合流点までの船が出ているとのこと。この船に乗れば50レアル(5,000円強)程度で行けたらしく、わざわざエコパークから乗る必要はなかったなあ、と。(エコパークは二河川合流点から遠い場所にある)
歩き回っていて疲れたので適当なレストランや露店で飯を食う。というのを何回かやったが、サンドイッチの食材にドライフルーツを使っていることがままあり、なんだこれ、と戸惑うこと多数。マンゴーのドライフルーツは奇っ怪な味でした。
マナウスは33度くらいで湿度が80%。高温多湿で真夏の東京のように汗が出る。うろつきまわってへとへとになった頃、偶然入ったビールを出す店で、オベルト(Robert)という日本語も喋れる変なおっさんに出会ってしまった。オベルトは母語ポルトガル語の他に、スペイン語、日本語、ドイツ語、ヘブライ語ができるとのこと。私が知っているドイツ語で喋りかけたら、私よりうまいドイツ語が返ってきたので、実際喋れるんでしょう。
久しぶりに日本語で会話ができると思い、変なおっさん(ちなみに本業は外国人相手の釣りガイドと言っていた)とは思ったけど、ジュースをおごってしばらく喋っていた。すると、
「ブラジル人の女、美人が多いでしょ、日本人女大好きでしょ、どう?」
「いや、興味ない」
「そう、それなら観光案内するよ」
あちこち連れ回されてしまった。
最後に行き着いた先が、娼婦の溜まり場となっている飲み屋。まだ昼の3時なのに、白人男と混血女が抱き合ってますがな。
で、(日本語で話しかけてきた現地人を信用するとこうなるのね、ああ、私が甘かったよ)「オベルト、俺疲れてるからもうホテルに帰るよ、ありがとう」と20レアルを渡してオベルトから逃れたのでした。
でもベトナムの怪しい奴よりまともなのかも知れない>オベルト。
写真は、
マナウスの市場(閉鎖中)。
ドライマンゴーが入ったサンドイッチ(3レアル=150円くらい)。
娼婦いっぱいの店でにやけるオベルト。
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