カテゴリー「05◆ペルー(クスコ・マチュピチュ・リマ)」の記事

2010/01/13

12月22日 リマ散策2

10:00、今日もチェックアウトせずに延泊するよ、だけど明日はチェックアウトするからね、と浅尾美和似の娘に言うと、またも満面の笑み。笑顔は良い。

ガラパゴスキャッシュ確保のためATMに向かう。
お、ここ(SCOTIA BANK)では300ドルおろせた。
こっち(INTER BANK)は200ドル。
ここ(HSBC)は140ドル。
あっち(VIA BPC)で200ドル、
あそこ(GLOBAL NET)で200ドル。
おお、今1000ドル以上のキャッシュを持っているぞ。
しかも全部20ドル札だから、財布が分厚い。襲われたらひとたまりもない。

1000ドルのキャッシュを持ったまま、昨日のシティツアーで外から眺めただけのワカ・プクヤーナ遺跡に行く。歩いて15分くらい。遺跡を外からぐるりと一周。

動画は、住宅街にある遺跡の景観

一周して遺跡の入り口を見つける。さあ、遺跡見学! と思っていたのに、今日は休館日。あちゃー。


行きとは違う道でホテルへ戻ると、お土産ストリート発見。Dos de Mayoという通りに土産物屋が多くありました。

大きな地図で見る

ちなみに私はナスカのTシャツを25ソル=800円くらい買いました。結構お気に入り。

この通りには大型電気屋さんがあり、HIRAOKAと出ている。日系人か日本人のチェーンなんだろうな。
11_denkiyahiraoka


南米ではどの都市に行っても、街中でアイスを売る人がいた。たいてい、発泡スチロールでできた入れ物に氷とアイスをぶち込み、肩からぶら下げながら売っている。どこでも20円から50円くらいで、溶けてはいないけど堅くもない、食べやすい堅さになっている。ところがリマではLamborginiという専用の台車や自転車でアイスを売っている。値段も30円から150円くらいまで種類がたくさん。フルーツバーは堅いくらいにかちかち。
12_ranborugini


世界一周旅行夫婦の旦那アキさんからメールをもらって、旧市街の中華街にある肉まんが旨いとのこと。昼飯はそこにしようと旧市街へ向かう。面倒なので15ソル=500円弱払ってタクシー。タクシー運転手は黒人で、凄まじくぼろっちい車だった。運ちゃんは、渋滞が激しくて進めないから中華街には行けないという。だったら近くで降ろしてくれと伝え、実際近くに降ろしてもらったが、ここがどこだかわからない。中華街とその周辺は、地元住民が利用する大きな商店街で、クリスマスが近づいているため買い物客でごった返していた。

やっと中華街を見つけ、まんじゅうを食う。アキさんお奨めの店とは違うような気がするが、旨い。3時間くらい中華街をうろうろして、時折つまみ食い。何食っても安くて旨いなあ。


再びタクシーに乗りミラ・フローレス地区へ。前夜に引き続きスシ・トーキョーで晩飯。今日はカレーかカツ丼!と思っていたのに、入り口に「活ウニあります」なんて日本語で書かれていたので、思わずウニ食っちゃった(バフンウニでした)。20:00前で客がほとんどいなかったからか、板長の小川さんという方が話し相手になってくれる。電器屋やっているHRAOKAさんはペルーで一番成功した日本人でしょうね、お客さん(私のこと)は南米2ヶ月近くいて一回も下痢してないんだったら適正ありますよ、ペルーに移住したらどうですか、なんてことを言われて、なんか気分良くなって、お任せで10貫くらいスシ握って下さい、と日本の寿司屋でもやらない頼み方をしてしまう。メロ、ヒラメ、マグロ、サーモン、鰹、ホタテ、カブリーヤを各2貫ずつ、そして最後に日本じゃ食べられない牛肉巻き。お会計。US$45、わお。

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12月21日 リマ散策1

※写真の配置を換えてみました。読みづらいかもしれません。


前夜メールチェックすると、JapanToursから返事。paypalで送金できない原因は当社ではわかりません。とりあえずガラパゴスの座席はキープしています。キャッシュで払って頂いても結構です……しょうがない。キャッシュで払おう。キャッシュ確保するため、銀行をかけずり回って、200ドルずつ何回もお金をおろそう。それしかないな。


7:30起床で朝飯ビュッフェ。メロンがとても甘くて旨い。

リマ3泊4日は、ガラパゴス(やたら歩くとの噂)に向けて体調を整えることと、滞っているブログのアップをしたかったので、大きな観光はしないことにした。

10:00、チェッククアウトせずに延泊するよ、と浅尾美和に似ているフロントの娘に言うと、またも満面の笑み。笑顔は凶器だ。(この娘は昨日の夕方にはいなくなっていたので、朝から昼過ぎまでの勤務なのだろう)

ガラパゴスキャッシュ確保のためお金をおろす。やっぱり一回におろせる金額は200ドルが上限。ああ、何回もおろすとなると手数料が高くなるなあ。

ミラ・フローレス地区のオシャレなショッピングスポット、ラルコ・マルに向かう。ホテルから歩いて20分くらい。月曜日の朝っぱらだというのに、それなりに人がいる。このラルコ・マルという場所は、日本のショッピングモールと同じような感じ。オシャレなブティック、オシャレな雑貨屋、オシャレなレストランが多数出店している複合施設。この場所だけ見ると、ペルーとはとても思えない。ここでも200ドルおろす。

写真はラルコ・マル
1_larcomar


日系の旅行会社、グランツール・ペルーに寄り、午後のシティツアーに申し込む。US$28もかかる。他の南米諸都市のシティツアーと比べると倍くらいする。結構高い。

ホテルの近くのレストランで飯。昨日食った店の隣の店。ペルーに来たからにはマリスコス・セビッチェ。23ソル=約700円で、前菜+メインの食いきれないほど量の多い料理が来る。


上の写真は、何の魚かわからないけど大量の刺身に唐辛子ソースがかかったセビッチェ。これが前菜。下の写真は海鮮チャーハン。こっちがメイン。どっちも量が多すぎる。
2_mariskos

3_chahan


14:30、いったんホテルに戻る。ベッドメイクがされていない。文句を言うべきか悩むも、言わずにシティツアーへ行く。

ミラ・フローレスの住宅街にある遺跡ワカ・プクヤーナを外から眺める。40分くらいかけて旧市街へ。サン・マルティン広場で15分フリータイム。続いてアルマス広場でも15分フリータイム。そしてサン・フランシスコ教会に行き内部の見学。地下のカタコンベに行き、整然と並んだしゃれこうべ(髑髏)を見る。この教会だけで60分以上見学。ちなみに教会内は撮影禁止。その後歩いてデサンパラドス駅前に行き、サン・クリストバルの丘を遠巻きに眺める。以上。

えっ?これだけ?

再びバスに乗り、ホテルまで送り届けてくれる。ホテルへの送迎がある分、値段が高いのかなあ。それにしても内容の薄いツアーだった。


サン・マルティン広場で15分フリータイム。

アルマス広場でもフリータイム。

ホテルには戻らずそのまま晩飯。ホテルから歩いて3分のところにあるスシ・トーキョーで天丼。28ソル=800円くらいなので安くないけど、ナス!とアスパラ!の天ぷらがのっていた。南米で初ナス。旨っ。
4_tendon


で、晩飯食ってホテルに戻るとベッドメイクがされていない。さすがに文句を言う。

一時帰国に伴い、ANAマイルで17000マイル+他社便手配手数料6250円かけてゲットしたスカンジナビア航空のノルウェー国内線オスロ→トロムソをキャンセル。キャンセル料3000マイル。booking.comで手配したトロムソのホテルもキャンセル。スペインの歩き方を持ってきていないので、まったく情報を持っていないマドリッドのホテル探し。スペイン高いなあ。

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2010/01/12

12月20日 リマへ行く

APU'S DREAMホテルに再泊。グアヤキルにあるJapanToursに問い合わせていたガラパゴス旅行、行けるめどがついた。翌7:00、朝飯。ボリビア人親子マリア&マックスも一緒。この親子とは3泊4日ずっと同じような行動をしていたなあ。朝飯の際にメアド交換。

8:30にリマ空港着。LANペルーでクスコからリマに行くのだが、LAN系列らしくなく、まったく並ぶことなくフライトチェックインが完了してしまった。LAN系列なのに並ばない。驚きだ。

12:00リマ着。空港のインフォメーションで、サン・ミゲル地区の42ドルの宿を予約。ヒマそうにしていたインフォメーションだったので、かなり丁寧かつ親切かつ熱心に宿探ししてくれた。

で、空港の到着ロビーに出る、地球の歩き方によると、わらわら客引きが寄ってくると書かれていたので、寄ってきたら「宿は決まってるぜ」と言おうと思っていたのに、一人も寄ってこない。本当に一人も寄ってこない。儂ゃそんなに貧乏くさいか? 地球の歩き方は2007年頃の情報がメインなので、2009年末の今は状況が変わっているのかもしらん。でもなあ。一人くらい客引き寄ってきてくれよ。寂しいし、かえって不安になるじゃん。

しょうがないからタクシー乗り場に行く。乗り場ではIDカードをぶら下げたちゃんとしてそうなおっちゃんが案内係。英語喋る。
私「サン・ミゲル地区のこのホテルまで行ってくれ」
案内係「駄目だ。そこは駄目だ。お前は中国人じゃないな、日本人だよな。サン・ミゲル地区は駄目だ」
私「へ?」
案内係「危ないと行っているのだ。ガイドブックを見てみろ」
私「(確かにあんまり治安が良い地区じゃないみたいだが)そういっても予約したし、安いし」
案内係「日本人はミラ・フローレス地区だ。予約した? 金は払っていないんだろう?」
私「そりゃインフォメーションで予約しただけだから金は払っていないけど」
案内係「それなら何の問題もない。君はミラ・フローレス地区に泊まるべきだ。ホテルへはドライバーが案内する。心配しないで乗れ」
私「そう言われても」
案内係「大丈夫だ。40ドルくらいのホテルが希望なんだな。わかった。それではこれにサインを」
私「(面倒になったのでサインして)本当にインフォメーション無視して良いんだな」
案内係「構わん。金を払っていないんだったら君は損しない」

サインさせられた紙をよく見ると、「私は自分の意志でこの地区に行くことを希望しました」みたいなことが書かれている紙に、行き先「ミラ・フローレス」と手書きで書かれている。なんだかやられた感がある。これなら空港内で客引きにあった方がマシなんだけどなあ。


で、タクシーの運転手につれて行かれたのはミラ・フローレス地区で自称5ツ星のホテルMIRAMAR。ホテルフロントのお姉ちゃんは浅尾美和に似た美人。その美人フロントにタクシーの運ちゃんが「彼は50ドル以下でホテルを探している。頼む。安くしてくれ」というようなことをスペイン語で言っている。けど、「うちは5ツ星なので50ドルは無理。60ドルならOKよ」と言う。ええーっ。値段あがるのー。だからサン・ミゲル地区の42ドルのホテルで良かったのに。

まあいいや。というか面倒。とりあえず1泊するよ。60ドルで。

というと浅尾美和似のお姉ちゃんが満面の笑み。笑顔って凶器だね。

写真はMIRAMARホテルの外観。
_4_miramar

その後、ホテルの近くの適当な店で昼飯食いホテルに戻る。昼飯旨い。
写真は、昼飯のスープ(いつものことだがめちゃウマ)
昼飯のメインはまたもチキン
昼飯のデザート。このコースで19ソル=600円くらい。
_1_sopup

_2_chiken

_3_aice

15:00-19:00昼寝。疲れているんだなあ。
そしてネットでガラパゴス旅行の送金を試みるも、PAYPAL送金ができない。金額はガラパゴス諸島4泊5日クルーズ1300ドル、グアヤキル→ガラパゴス往復飛行機360ドル、グアヤキルホテル2泊130ドル。合計1790ドル。

送金できなきゃガラパゴス行けないじゃん。キャッシュは全然足りないし、国際キャッシュカードでキャッシュおろすにしたって、南米はどこ行ったって一回の引き出し限度額が200ドルくらいじゃん。10回もおろすの?うわ、面倒。


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12月19日午後 クスコに戻る。

マチュピチュから町中へ戻る直前、ガイドを捕まえ「ねえ、俺、帰りの列車のチケットもらってないんだけど」と言うと、「ああ、それなら○×△というレストランで受け取るんだ、自分で受け取りに行ってくれ」だって。

ホテルに戻り、預けたリュックを引き取る(※雨が降っていたので、一眼デジカメとリュックはホテルに預けて、濡れても良い格好でマチュピチュに行っていた)。そして○×△レストランを探す。どこにあるのかわからなくて、20分くらい町中をうろうろ。ようやく見つけたレストランは、昼飯時で忙しそう。レストランで10分待たされ、ようやく列車のチケットゲット。やっぱりバックパッカー席。まだ12:40くらいなのに、列車の発車時刻は17:00過ぎ。ううむ、待ち時間が長すぎる。

適当な店でビュッフェの昼飯。10ドル。マチュピチュでこの値段ならリーズナブルな方じゃないかな。結構食ったし、いつものようにスープはめちゃウマだったし。

飯のあと、マチュピチュ駅に行き、17:00発のバックパッカー席を、15:30頃のビスタドームにアップグレード。追加で40ドルくらいかかったが、まったく問題なく席が取れた。この時点でマチュピチュの旅行会社ヨランダに電話し、「自腹でアップグレードしてクスコまでビスタドームで帰るから、オリャンタイタンボへの迎えの車は要らない、金返せとは言わないから安心しな」と伝える。

時間が余ったので、町中散策。ここまで南米4カ国まわって(ペルーで5カ国目)、絵はがきと実用Tシャツ以外、何一つ土産物を買っていない私が、珍しくネックレスを買ってしまった。


マチュピチュ駅の線路沿いに店がたくさんあります。

90分くらい歩き町中散策も飽きたので、マチュピチュ駅に行く。行くと、マチュピチュの遺跡の中で出会った女の子二人組と再会。彼女たちは、オリャンタイタンボに行くそうだ。良い旅を。


マチュピチュ駅の改札を抜け、列車を待っています。

アップグレードして乗ったビスタドームでは、エンパナダス(小さなミートパイのようなもの)2個と、ジュースとコーヒーが出た。ボックス席で私は進行方向向き窓側。隣の席はブラジル人の父親、向かいの席はブラジル人小学生くらいの息子(離れた席にブラジル人母親)。斜め向かいの席は英語とスペイン語を喋れるドイツ人父親(離れた席にドイツ人母親と大学生くらいの息子二人)。

ビスタドームの車内。


快適な車内。これなら3時間の列車の旅も楽ちんだ。1時間くらい走った何もないところで、突然列車が止まる。スイッチバックか、対向列車の通過待ち合わせかな?と思っていたら、30分経っても走り出す気配がない。ブラジル人と「どうなってるんですかね」なんて話をしていたら、ドイツ人が「どうやら少し前の線路で地元住民が交通事故を起こし、線路上に車があるらしい。4人怪我をしたとか、1人死んだとか情報は不確からしい」とのこと。

ああ。

とりあえず便所に行くか。

と便所に行くと、地球の歩き方を持って立っている日本人がいた。
私「あれ、それ持ってるってことは日本人ですよね。気づかなかった」と自己紹介。
藤原さん「いやあ、どうなっちゃったんでしょうね。アナウンスがないから、わかんないですね」
私「ドイツ人によると、事故みたいですよ」

という経緯で藤原さんと出会った。藤原さんは10日間でリマ、クスコ、マチュピチュ、プーノ、リマの強行スケジュールで旅行をしている20代の会社員。
藤原さん「困ったなあ、私は日本で全部スケジュール組んで来たんですけど、ポロイに迎えの車が来るんですよ、でもこの列車が何時間止まっているかわからないから、迎えの車が帰っちゃったらどうしよう」
私「じゃあ私の携帯使って連絡すれば。オリャンタイタンボ駅の近くになったら、たぶん携帯通じるよ」

結局、列車は2時間弱停車した後、ようやく発車。

私と藤原さんは離れた座席だったが、周りの客お願いして隣同士になれるようにしてもらう。しばらく日本語で会話をしていたが、隣に座っていたドイツ人カップル(最初にいたドイツ人とはまったく別)とも会話が弾み、私が「1月にドイツに行くぜー」「どこ行くんだ」「ベルリンとハンブルクとケルンに一泊ずつの予定」「それは駄目だ。無駄だ。ハンブルクもケルンもつまらないぞ。ベルリンに3泊だ。これが絶対のお奨めだ」なんてことを言う。ケルンはともかく、ハンブルクもつまんない街なの?

で、しばらくしたらビスタドームの車内アテンダントによる民族舞踊ショーや、アルパカウールのファッションショーが始まり、車内は大盛り上がり。バックパッカー席とは違った楽しみがあった。でもデジカメのバッテリーが亡くなって、写真はほとんど無し。

私がビスタドームにアップグレードした際、駅員に「クスコまで行きたい」と伝え、実際切符もクスコ行きとなっていたのだけど、列車はポロイ止まりということがファッションショーの後にわかる。そりゃ困った。すると藤原さんが、「私の送迎車がポロイに来ているはずなので、それに同乗します?たぶん大丈夫ですよ、チャーターで私一人しか客がいないはずだから」

まじっすか、うれしいっす。

その後、藤原さんの送迎車に同乗してクスコ市内へ行き、二人で日本食レストランに行くことになる。

が。日本食金太郎は店が見あたらない。あるべき場所には違う店が。次の店、日本食眉山へ。行ったら本日休店。ああ。じゃあもう日本食じゃなくてもいいやと、日本人がオーナーの店プカラへ行く。二人ともスパゲッティ食って満足。

結構喋っていたら、突然「またお会いしましたね」と日本語で話しかけてくるカップルが。このカップルは、ボリビア・ラパスの一番ホテルで会った新婚夫婦(すみません、名前を忘れてしまいました)。日程的にクスコで会うかも知れませんね、と言って一番ホテルで別れたのだが、「うっわ、本当に会うとは思いませんでしたよ」。藤原さんも「へえ、本当に出会うもんなんですね」

なんていうことがあって、私的にはかなり思い出深い地となったマチュピチュクスコ旅行でした。


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12月19日 雨のマチュピチュ (追記あり)

酔っぱらって22:00に眠りについた。4階建てのホテルの4階が私の部屋(※スーツケースはクスコのホテルに預けてきたので、階段の上り下りはどうってことない)

ド深夜の3:30頃、雨音がうるさくて目が覚めた。トタン屋根に雨が当たっているような騒音。天候を確認するため、この時間に外に出る。ロビーには誰も(フロントも)いない。

雨がかなり激しく降っている。土砂降りに近い。これ、ワイナピチュに登るどころか、マチュピチュ観光すら危ういぞ。

目がさえてきてしまったので、部屋に戻って、ド深夜にもかかわらずシャワー。ちゃんとお湯が出ました。

4:30、雨やまず。ワイナピチュは登山道がありそれほど難しくない山という話だが、年に1~3回奥多摩で登山する私は、雨の山が大嫌い(実際危険だし)。雨の状況を考え、ワイナピチュを諦めることにした。せっかくここまで来てかなり楽しみにしていたワイナピチュを諦めるのは残念だが、天気には勝てません。

6:00朝飯。6:40ホテルをチェックアウトしてバス停に向かい、6:45頃のバスに乗り、7:15にマチュピチュ入り口に到着。ガイドとの待ち合わせは7:50なので、待っている間、入り口付近を見る。入り口横にマチュピチュ・サンクチュアリ・ロッジというUS$600以上する高いホテルがあるが、少なくとも外観は値段に見合っていない。立地条件の良さだけで値段が付けられたような感じ。まあでもここに泊まると、ワイナピチュの整理券が容易に入手できるのだろうな。

8:00-11:30、マチュピチュ見学。雨は8:00頃から小降りになり、8:30頃にはやんだ。けど、雲が厚く、どんよりした空模様は変わらず。私は英語解説を希望する30人くらいのグループにはいる。入り口→見張り小屋→石切場→主神殿→聖なる岩(ここで9:30くらい)→石臼→16の水くみ場→勝手に戻れ、という王道ルート。見張り小屋のあたりで、日本人の女の子二人組(名前は聞かなかった)と会う。二人で世界一周しているんだとか。他にもスペイン語ガイドのグループに赤ちゃん連れの日本人夫婦(スペイン語喋れますから、と言っていた)もいたし、何人か日本人一人旅、日本人団体観光客を見かけた。15人くらい日本人を見たんじゃないかな。さすが世界的な観光地。※追記※列車内で隣に座っていた投資好きなブラジル人彼氏&彼女とも会い、「やっぱり会ったな~、またどこかで会うかもしれないな!bye!」という感じで挨拶された。※追記終わり※

ちなみに私のグループはガイドが下手くそで、主要なポイントに立ち止まっては5分くらいずっと独演会状態で解説。周りの景色を見ながらの解説じゃなく、ただ単に「俺の話を聞け」という感じの解説なので、面白くない。

儂ゃマチュピチュの景色を楽しみたいから遠路はるばる来たのであって、ガイドの話を聞きたいわけではないのだ。ガイドの話は景色の添え物程度でじゅうぶんだろう。話が長いガイドは駄目駄目だっちゅうねん。

でも白人の多くは、そんなガイドにチップを渡していました。私は一円も渡しません。駄目なガイドに金渡したら成長しないだろうに。白人は甘いなあ。


山の中に作られているだけあって、マチュピチュも他のインカ遺跡と同じく急坂が多く、歩くのが疲れるし滑るし大変。こんあな山の中によくもまあこれだけすごい町を作ったものだと驚いたが。

金と時間をかけて来たマチュピチュだけど、ピサックとかオリャンタイタンボを見た後だと、遺跡のすごさに対する感動が薄れる。他のインカ遺跡を一切見ずにマチュピチュに来るべきだった。

ということで、ワイナピチュに登らなかったので、半日4時間弱でマチュピチュ観光終了。

入場ゲートを出て、コーヒーを飲みながら(値段が高かった)、適当にバス待ち。12:00頃のバスに乗ったら、頭の弱そうな日本人の女の子4人組が乗り込んできて、「坂ばっかでちょー疲れた」「足いたーい」「あたしが来たのに何で雨ふってんだよ」「なんかさあ、思ったよりたいしたことなくね」

気持ちはよくわかります。

写真は、
入場ゲートの目の前にあるマチュピチュ・サンクチュアリ・ロッジ。
ゴミ袋みたいなポンチョ(120円くらい)で雨対策をする私。
遺跡の入り口から観光客渋滞。朝8:00頃なんですけどねえ。みんな早起きですねえ(他人のことはとやかく言えない)。
定番スポットでマチュピチュ全景を撮りました。
主神殿のそばある、三つの窓の神殿。
市街地への入り口付近の急坂。この程度の坂は普通。
ガイド終了後、遺跡内で物を食い出す白人ども。禁止されとるはずなのだが、ガイドも一切注意しない。
入場ゲートのそばに日本語で…。(ハイラムビンガムロードを歩いて行く入り口付近にある)

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12月18日の補足

動画追加。

オリャンタイタンボ駅前ストリート。と、ボリビア人のマリアの後ろ姿。


乗車のために並ぶ。顔が写っている東洋人がチャンギ君。


マチュピチュ駅からホテルまで歩く。

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2010/01/10

12月18日 マチュピチュ到着、打ち合わせ

マチュピチュ駅に到着すると、ホテルのスタッフが迎えに来ていた。ホテルは、Royal Inti Innというところ。21:00頃にチェックイン。隣接するレストランでトラウトサーモンのフライを食いビール1リットル瓶を飲みつつ、21:30頃に明日のガイドがやってきて、ワイナピチュに登りたいという私の希望を叶えるためのアドバイス。

君は4:50に起きて、5:00にはバス停に並べ。(マチュピチュに行くにはバスに乗る)
そして5:30のバスに乗れ。
そうすると、6:00にはマチュピチュのゲートに着く。
そこでワイナピチュ登山(一日400人限定)の入場整理券を受け取れ。
そうすれば、2番手グループには入れる。
2番手グループは、10:00頃に登山開始だ。
なに?1番手グループに入ってワイナピチュで朝焼けをみたいだと!?
それは無理だ。
1番手グループになるには、始発バスに乗る必要がある。
始発バスは、4:00頃に並んでも乗れる保証はないぞ。
どうするかは君次第だ。
それでは、明日、マチュピチュで会おう。
集合は7:50に入場ゲート前だ。

と言って去っていった。私は、マックス&マリアのボリビア人親子と一緒の時にオリャンタイタンボの町で1本、オリャンタイタンボ駅で1本、マチュピチュ行き列車内で1本、そしてマチュピチュのホテルでまた1本とビールを飲み、普段はこのくらいの量じゃ酔わないんだけど、この日は気分が悪くなってしまった。

しかも。オリャンタイタンボから降り始めた雨は強くなる一方。いくら私でも、雨の中を登山したくない。明日ワイナピチュに登るべきか悩みながら、酔ってしまってシャワーも浴びずに寝る。


写真はホテル隣接のレストランで食ったトラウトサーモンのフライ。こんなので1000円くらいする。(ピンぼけで済みません)


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12月18日 聖なる谷巡り、そしてマチュピチュに向かう (追記あり)

泊まったホテル、APU'S DREAMは、蛇口をひねって20秒でお湯が出るホテルだった。お湯が出るスピードが今までで最高に早い。

8:00、ヨランダが来て列車のチケットとかバウチャーをもらう。列車はバックパッカーだ。やられた感がある。ビスタドームと思い込んでいただけに、バックパッカー席なのはがっかりだ。250ドルだから列車のグレード下げられたんだなあ。

8:30、迎えが来たので、まずは聖なる谷ツアーに出発。前日のシティツアーでも一緒になったボリビア人親子も一緒の車に乗る。ちなみにガイドはふてぶてしい。

聖なる谷ツアー参加者が全員揃ってバスが出発したのは9:30。

10:30、まずは土産物屋。ガイドに言わせると、ペルーの聖なる谷にある小さな村落の訪問、だそうだ。

11:00-12:30、ピサック遺跡に登る。遺跡もすごいけど上りがきつくてへとへと。

14:00、ウルバンバ到着、ビュッフェ昼食。30人くらいツアーに参加していたけど、一人参加が私一人で、他は全部何らかのグループ。こういう場合、一人で飯を食うのは寂しい、というか辛い。さっさと飯を食って(あまりの早飯にガイドが驚いていた)、ウルバンバの町中を30分だけ散策。

15:00-16:30、オリャンタイタンボ遺跡に登る。ピサックより急坂だけど、ピサックより距離がないので少し楽。

ここで私はツアーを離れ、オリャンタイタンボ駅からマチュピチュ行きの列車に乗る。列車の時刻は19:00頃なので、暇つぶしのためにビールでも飲もうかとアイスを食いながら店を探す。どうでもいいけど、南米の人たちは本当にアイスが大好き。どんな場所に行っても、アイス食いながら歩いている人の多いこと。

で、ビールを飲める店が見つかったと思ったら、そこにはすでにビールを飲んでいるボリビア人親子が。
私「OH HELLO!!」
ボリビア人親子「OH! SIT HERE」
みたいなことを言ったので、隣の席に座って一緒にビールを飲む。話を聞くと、この親子も私と一緒の列車でマチュピチュに行くのだとか。偶然ってあるんだねえ、とか言いながらこの親子と一緒に90分くらい飲んで、それからオリャンタイタンボの駅に行き、乗車待ちの列に並んだ。※追記※待っている間、いつものようにデジカメのビデオモードで自分撮りをしていたら、日本語の喋れる韓国人チャンギ君が話しかけてきた。「日本の方ですよね」「そういうあなたは韓国の方ですか?」「何で韓国ってわかったんですか?」「やっぱりイントネーションが韓国っぽいから」「完璧なつもりだったんだけどなあ」「日本語はどのくらい勉強したの?」「半年くらい。日本に留学していました」「へえ、半年でそれだけ喋れるのはすごいよ」。なんてことを喋って、そしてマチュピチュ行きの列車に乗り込んだ。ちなみにチャンギ君とは席が離れていた。※追記終わり※

列車は指定席で、ボックス席。隣のボックス席に座っていたイタリア人3人組に写真を撮ってもらう。マチュピチュ行きの列車に乗る客の8割以上は観光客だから、みな写真を撮ること撮られること撮ってあげることに抵抗がない。隣の席にはかなり美人のブラジル人女性(英語喋る)。この娘とも、「私は世界一周旅行中だよーん」から会話が弾んだ。隣のボックス席にこの娘の彼氏が座っており、最初はこの娘と会話が弾んでいるから焼き餅焼いたのか「私はこの娘と婚約中なんだが」なんてことを話していたんだけど、そのうちなぜか株の話になり、

ブラジル人彼氏「私は株式投資をしていて、主戦場はニューヨークなんだ、君は投資しているのか」
私「おう、そうなんかい、俺も株やっているよ、俺は日本、中国、タイ、ロシアに直接投資、インド、ブラジル、ポーランド、南アフリカ、メキシコその他投資信託を通して20カ国以上に投資しているよ」
ブラジル人彼氏は目をきららーんとと輝かせ「君が注目する株式投資先はどこだい」
私「彼氏よ、ブラジルで世界第3位か4位の超優良航空機メーカーがあるのを知っているか、小型ジェット機のシェアは世界1位だぞ」
ブラジル人彼氏「知らない。そんなすごい会社がブラジルにあるのか?」
私「あるよ、会社名は忘れちゃったけど、私が持っているブラジル投資信託(ちなみに英語でMUTUAL FUNDと言う)に組み込まれている。知っているか、ブラジルを投資先にした投資信託は、リーマンショックでもっとも下落率が低かったんだぞ、ニューヨークを主戦場にしていないで、ブラジルに投資しろ。勝てるぞ」
ブラジル人彼氏「マジか! そうなのか! 本当か!?」
私「本当だって」

という話をしていたら、列車はマチュピチュ駅に着きました。暗くて景色が見えなかったし、他の客は結構寝ていたから、暇つぶしにはちょうど良かったんだけどね。列車を降りる際ブラジル人彼氏は「それじゃあマチュピチュで会おう!」と言って別れました。


※ちなみに、ブラジルの優良航空機メーカーは、エンブラエルと言います。


写真は、
聖なる谷ツアーで休憩した高台。写真じゃわかりづらいけど、素晴らしい景色。
ピサックの危険な通路。もし落ちたら500m下の谷底。
ピサックに登り、遺跡を見下ろす。
ウルバンバの町中を流れる川。
オリャンタイタンボを登る前に下から撮る。
オリャンタイタンボで見かけたヒーリングに熱中するバカ白人。
オリャンタイタンボでのバカな私。
一緒にマチュピチュ行き野列車を待っていたボリビア人親子マックス&マリア
バックパッカー席に座る私。隣が美人ブラジル人女性。

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12月17日 クスコ シティツアー

前振り。ラパスにいるとき、クスコにある西河トラベルに「マチュピチュ行きたいんですけど」と相談していた。が、「手配は2週間前まででないと確約できないので、時間がないからちょっと無理ですね」と丁寧にお断りの返事を頂いた。ちなみに西河トラベルはクスコからリマに移転していた。

最高に景色の良い飛行機を降り、クスコに着いた。ゆっくりと飛行機を降りたら、クスコのイミグレに長い行列が。入国するまで40分かかってしまった。出入国両方で予想外の行列。でもまだ朝10:00なんだよな。

空港のロビーに出ると、ずらっと10軒以上のホテルブースがある。さすが観光地。でも入国に時間がかかったせいか、人がいるブースは2~3軒。そのうちの一カ所のお姉ちゃんが、「ホテル紹介しますよ、マチュピチュ旅行もアテンドできますよ~」と呼び込んでいるので、話を聞く。
私「一泊50ドル以下で宿探しているんだけど」
ホテル紹介のお姉ちゃん「それなら2つオプションがあるわ。一つはアルマス広場のすぐそばにあるホテル。ここは60ドル。もう一つは3ブロック離れた場所にあるホテル。こっちは40ドル。ちょっと離れているけど、40ドルのホテルは設備も良いし、食事もおいしいから絶対お奨めよ」
私「うーん、広場に近い方が良いなあ。離れると危ないんじゃないかなあ」
ホテル紹介のお姉ちゃん「観光ポリスが大勢いるから、少し離れていても今のクスコは安全よ」
私「そうなの? じゃあ40ドルのホテルに案内して」

というような経緯で、クスケーニャ・ビール工場のすぐそばにある、APU'S(Inka's) DREAMという40ドルの宿に泊まる。結構広い室内、シャワートイレ、オイルヒーター付き。なかなか良い感じ。

その後ホテルのロビーで、ホテル紹介のお姉ちゃんのお友達という旅行会社のヨランダがやってきて、マチュピチュのセールスを始める。この時点では、クスコにある日本人経営の旅行会社(ミッキーツールかグランツール)に相談しようと思っていたのだが、ヨランダがあまりにも熱心かつ旅行社のツボをくすぐるようなことを言うのだ。
ヨランダ「日帰りでマチュピチュに行く場合の料金は255ドル。この中には、クスコ-マチュピチュ間列車のビスタドーム往復(これだけで140ドル)、マチュピチュ入場料(おおよそ40ドル)、マチュピチュ駅からマチュピチュまでのばす往復(14ドル)、マチュピチュ内のガイド料金、クスコのホテル往復送迎、全部込みよ」
私「そりゃなかなかすごいな。計算するとあんたのもうけは50ドルあるかないかだね」
ヨランダ「そうよ。私は儲けることより、世界中の観光客にクスコとマチュピチュの素晴らしさを知って欲しいの」
私「(嘘くせえと思いつつ)そうなんだ。でもさあ、私はワイナピチュに登りたいから、マチュピチュで一泊したいんだけど」
ヨランダ「それなら、インカの聖なる谷を見学して、夕方オリャンタイタンボから列車に乗ってマチュピチュで一泊、翌日朝からマチュピチュに行けばワイナピチュにも登れるわよ」
私「それいくら?」
ヨランダ「250ドル。宿は40ドルくらいの宿で、入場料とかの条件はさっきと同じ」
私「じゃあ、そっちにする。飯はどこまで含まれるの?」
ヨランダ「聖なる谷ツアーに昼食が付いているわ。夕食は無し。マチュピチュのホテルで朝食も食べられる。昼食は無しよ」
私「わかった。OK。それで行く」
ヨランダ「ついでに今日クスコのシティツアーに行かない?14:00出発でホテルまで送迎あり。追加15ドルでOKよ」
私「行く」

ということで、11:00にはマチュピチュ行きが決定してしまった。欧米人のバカンスシーズンにはいりかけたこの時期、マチュピチュに行くまでの列車のチケットがかなり取りづらいとの噂を聞いていて、それで事前に西河トラベルに問い合わせたりもしたんだけど、結果的にまったくのノープランでクスコに来て、いとも簡単にマチュピチュに行けることになってしまった。


それはそれとして、クスコからリマに飛ぶ飛行機のチケットを確保しなければならない。昼飯も食わなきゃならないから、早速クスコの町中を散策する。まずは両替しなきゃ。アルマス広場周辺に出なきゃ。と思って歩き始めたら、まったくの逆方向に行ってしまい、人気の少ない通りに出てしまった。こりゃいかん、来た道をそっくり引き返し、改めてアルマス広場を目指す。迷いつつたどり着いたアルマス広場周辺は、なんだかペルーというイメージとはかけ離れている。そもそも南米という感じがしない。垢抜けた観光地。オシャレな欧米人が好みそうなレストラン、カフェ、お土産屋。公園の飾りもしゃれている。もっと南米くさい街かと思っていたら、全く違った。ヨランダが言っていた通り(かつ地球の歩き方に書いてあった通り)観光ポリスが町中至る所にいる。これならアルマス広場周辺を歩いていて、強盗とかの被害に遭う可能性はかなり低い。

適当な店で飯を食う。スープと、チキンのマッシュルームソース。またチキンだなあと思いつつも、スープが旨い。南米のスープは本当に旨い。

ホテルに戻りシティツアーに参加。

サント・ドミンゴ教会の見学。このとき「わかんなかったら通訳しますよ」と日本語で話しかけてきた人がいる。ちょっと驚いた。

カテドラルの見学、だったが寒くなってきた(半袖着ていた)のでホテルに着替えに戻りカテドラルはパス。待ち合わせ場所で待っていると、同じツアーのメンバーで腹が減ってカテドラル見学をパスしたニューヨーカーカップルがいたので、いつものように「私は世界一周旅行中だよーん」と話しかけると、「そりゃすげえな」と会話が弾み、「私たちもそのうち日本に行きたいけど、日本は物価がニューヨークより高いって聞くから」「いやそりゃあ間違っているよ、今の日本はそこそこ安いよ、特に食事代は贅沢しなけりゃ700円で腹一杯食べられる店がいっぱいあるよ、日本で高いのは交通費かな」なんて会話をしているうちに、カテドラル見学を終えたツアー一行が待ち合わせ場所に来る。

3つめ。郊外に出てサクサイワマン遺跡。すげえ。すげえ。これがインカの遺跡か。すげえ。で、ここで日本語で喋りかけてきた方に「Where did you learned Japanese?」と聞くと、「I learned Vancouver, つーか、お父さんが日本人なんすよ」。その彼はオウミさんという若者で、父親日本人、母親フランス系カナダ人、故にカナダ、フランス、日本の3重国籍を持ち、3カ国語+スペイン語を喋る強者だった。しかもペルーの前にコロンビア旅行をしてきたという。強者だ。

4つめ。タンボ・マチャイ。聖なる泉。

5つめ。ケンコーとプカ・プカラ。もうすごすぎ。

シティツアーを終え、バスはクスコ市内まで向かう。この時点で18:00過ぎ。晩飯食うためアルマス広場前で降ろしてもらったのは18:40くらい。オウミ君と別れの挨拶をして、日系の旅行会社が移転しまくりなので適当な旅行会社でクスコ→リマのチケットをゲット。140ドルもした。そして晩飯。牛肉の料理。またも適当な店で食うが、すごく旨い。けど1500円以上する。


動画は、クスコのアルマス広場から、カテドラル周辺を撮影。

写真は、
サントドミンゴ教会の上から見るクスコのまち。
サクサイワマンとオウミ君とガイド
サクサイワマン遺跡を上り上から眺める
ケンコーの遺跡にいる土産物売りのインディヘナ

動画は、アルマス広場から3ブロック離れたホテルへ行く私。道が狭い。

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2010/01/09

12月17日 ラパス→クスコ 飛行機から見える風景

クスコへ飛ぶ日。8:25出発なので6:00頃にホテルを出ようと5:00起床。早朝フライトの私に会わせて南雲さんが朝飯(オムサンド)を作ってくれる。空港到着が早すぎた(6:00に着いた)のでチェックインをさっさと済まる。AeroSurと言う航空会社の飛行機。LAN航空と違ってチェックイン開始時間が早い。出国チェックが厳しいと噂のラパス空港だが、まだ国際線が飛んでいないのか、出国待ち(イミグレ)に誰も並んでいない。お土産買おっかなーと空港内を眺めたりタバコを吸って時間つぶし。これがまずかった。

7:00頃、外でタバコを吸っていたら何となくアナウンスが聞こえたので空港内に戻ると、イミグレ前に100人近い列が。

え゛っ

慌てて並んだけど後の祭り。結局イミグレ通過するのに1時間以上かかり、8:05、出発20分前にようやく出発ゲートの前(と言ってもイミグレの目と鼻の先)に到着。マジでかなり焦った。

というわけでこの旅17回目のフライト。8:25-9:00(時差があるので1時間30分)。予定より30分遅れでクスコに到着。

この飛行機の窓から見える景色は、今まで39便の国際線に乗ってきてもっとも美しかった

離陸して程なく、眼下にチチカカ湖が見える。チチカカ湖を通過するのに10分くらいかかったであろうか。チチカカ湖の大きさを実感した。その後しばらく経つと、アンデス山脈の中腹にあるクスコへ降り立つため、アンデスの山々をかすめるように飛行機は飛ぶ。ときどき山よりも低く飛んでいるんじゃないかと錯覚を起こすくらい、山の近くを飛ぶ。山間にはペルーの小さな村々が見える。どうしてこんなところに住んでいるんだろう、と思えるような周囲に何もないところにも村がある。飛行機の窓からこんなにはっきりと村々が見えるのは、なんか感動的だった。飛行機の窓が汚かったのが残念だけど。

写真は、
飛行機から見えるチチカカ湖
チチカカ湖2

動画は、クスコ着陸6分くらい前から延々とだだ撮りしたもの。

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