カテゴリー「12◆モロッコ(マラケシュ)」の記事

2010/02/24

2月13日 マラケシュからマドリッドに戻る

マラケシュを去る日になってしまった。

House13で飼っている犬、スビコさん(屋上が住処で下階に来ない)と遊ぶ。このお犬様はちょとお馬鹿ちゃんで、顔を合わせるたびに甘噛みしてくる。
1_inu


マラケシュは昨夜からずっと雨が続いている。9:00に飯を食うも、まだ雨。旅先での雨って本当に嫌だなあ。11:00頃まで、ホテルスタッフの方々や、他の旅人とお喋りして過ごす。この4日間、日がなお喋りばかりしていた。マラケシュにはお喋りしに来たのかも知れない。

フナ広場から空港へ向かうバスに乗るため、house13からフナ広場までの道を歩く。それを動画で撮る(4分だだ撮り)


モロッコ出国手続きが完了した後のマラケシュの空港で、昼飯を食う。写真のような単なるチキンサンドとビールで、9.3ユーロ=1100円くらい? むちゃくちゃ値段が高い。ぼり過ぎである。
2_sandwitch


免税店でマルボロライトを10個買う。26ユーロ。スペインで買うより安いかな、という値段。見たことのない変形パッケージ。
3_marlboro


14:20-16:00(現地時間17:00)飛行機がマドリッドに到着。気温15~25度のマラケシュから、気温5度前後のマドリッド。寒い。

地下鉄で、アルボル・デル・ハポン(日本人宿)に向かうも、通勤時間に当たるため混んでいる。関東の混雑とは比べものにならない程度の混み方だが。ウサギの着ぐるみを着た女の子もいる。何かイベントがあるのかな?

宿に到着した後、25歳のN田君と20歳のN村君を紹介され、3人でバルに行き晩飯。私の希望でカルボナスという店に行き、フラメンコ深夜の部を見る。先日見たカサ・パタスという店とは構成がまったく異なり、最初っからメインダンサー3人がステージに上がっている。この店の構成はそれはそれで良かったのだが、フラッシュを用いた写真撮影がOKで、団体観光客がばっしゃばしゃフラッシュ焚きまくり&私たちの隣に座っていたおばちゃんがへたくそな手拍子足拍子を行い、プロの華麗なリズムがめちゃくちゃに。興を削がれる。こういう客は注意して欲しいよ、さすがに。



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2010/02/20

2月12日 ぼけーっとマラケシュ4日目

マラケシュ最終宿泊日。今更ながら、宿のスタッフにマラケシュ3時間ガイド(300DH)をお願いする。

まずは、なめし革職人地区。臭い。凄まじく臭い。牛の糞のにおいを凝縮したような臭さだ。
7_namesigawa

なめし革職人地区のガイドは50DH要求してきたが、14DHしか持ってないと言うと、まあそれで良いと。言い値通りに50DH払う人もけっこういるみたい。


スークを歩きまわっていると、スタッフも知らなかった写真展が行われていた。植民地時代からのマラケシュ&モロッコ写真展で、主催者は英語も喋れるフランス人。
8_shasinten

本当はこの写真展の入場料40DHだったけど、入るときにお金取らない方が悪いんだよー、と金払わずに出る。


スークを歩きまわるけど、金曜日(イスラムの休息日)なので、多くの店が閉まっている。
9_yasumi


開いている店の軒先に猫がいる。
10_neko


カフェに入り一休み。その後もスークを歩きまわり、潰れそうな映画館を救おう「SAVE THE MOVIE」の会場を見たり、ユダヤ人地区に行ったり。3時間歩きまわり疲れました。


で、宿のスタッフに教えてもららった、チキンが安くてそれなりにおいしい地元飯屋で、チキングリル。
11_chiken


宿に戻る途中、水たまりを踏んでしまって、どぶの臭いが靴中にしみこむ。これはたまらんと靴を洗う。靴を洗ってしまったからしばらく外出できない。この日もきていたバイク商の青年とお喋り3時間again。

3年の世界一周の青年と晩飯。
13_ebi


フナ広場を見下ろせるカフェで。
14_yoru

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マラケシュ最後の夜が終わってしまった。早いなあ。めちゃくちゃ早いなあ。


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2010/02/19

2月11日 まったりマラケシュ3日目

眠い。昨日のスキーで思っていた以上に体力使ったのかも。
山脈超えてサハラ砂漠(少なくともワルザザート)に行くつもりだったけど、スキー場でアトラス山脈をこの目で見たら、無理に体力使って行かなくてもいいかな、なんて気分になっちゃった。

マラケシュの日本人経営宿HOUSE13は、居心地が良い。良すぎて眠い。
1_house13

11:00、ぷらぷら歩く。旧市街メディナにある宿から、マラケシュ、ジャマ・エル・フナ広場の象徴、クトゥビアを眺める。
2_kutobia


歩いて新市街に向かう。
3_sinsigai


スーパーマルシェを探しまわっていたら、宿を出てから2時間近く経っていた。意外と遠い新市街。ようやく見つけたスーパーで、乾電池とビール(15DH)と安ウィスキー(30DH)を購入。タクシー(8DH)でフナ広場まで行きフレッシュジュース(3DH)を飲む。
4_juice


昼飯用に地元民向けのお店でケフタ(10DH)を買い、歩いて宿に戻る。ビール飲みつつ絵はがきを書き、郵便局に切手(1枚16DH)を買いに行く。また宿に戻る。宿では、マラケシュでバイク商を営んでいる日本人青年が遊びに来ていて、話が弾み彼と3時間くらい喋っていた。


晩飯を食いにフナ広場へ行く。スープとイカの唐揚げ。(ぼられて60DH)
5_soup

6_ika

味は……日本の安居酒屋レベル、かなあ。


宿に戻って、3年がかりで世界一周する方、新婚だけどモロッコ一人旅にきた女性と12時過ぎまでお喋り。ああ、今日は何もしてないなあ。ま、いいか。


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2010/02/18

2月10日 モロッコでスキーをする・後編

結局3本滑って疲れて終了。山頂から見えるアトラス山脈が誠に美しい。
P2102067

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で、2時間30分くらい経過、スキー終了。初心者向けの山頂から降りるため、下りのリフトに乗る。


麓に着いたら、ガイドと料金で揉める。リフト代100DHとは別にガイド料を350DH寄越せ、何でそんなに高いんじゃ、2時間っつったのにお前ら2時間以上いたやんけ、高すぎるからせめて200DHにせんかい、やだね350DHは譲らねえ……。

結果、レンタルスキー+ガイドで300DHで決着。タクシー代が250DH、リフト100DH、合計650DH=8000円弱(注:一人あたりの金額です)。すごくぼられたけど、アトラス山脈の絶景を見られたから、まあいいや。世界一周している男なのに、あんまり役に立たなくてごめんね、アヤコさん。


アヤコさんと牛のタジンを食す。
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帰路、峡谷に雲が。美しい。
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17:30頃、宿に戻り、私は酒を求めフナ広場へ。またもやホテルタジでビールを飲む。飲んでいると日本語で喋りかけられた。タジにブースを構えている旅行会社のオーナーと言っていた。けっこう日本語が上手かったので、日本人相手に相当商売しているんだろうな。


フナ広場で飯。魚の唐揚げ。旨かった。30DH。
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宿に戻る途中の道(スーク)は、中途半端に広いため、2頭立ての馬車も走るし、車も通る。
写真は2頭立ての馬車。良い感じで光が流れた。
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スキーも楽しんだ。アトラス山脈の絶景を見られた。本日は最高の一日となった。


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2月10日 モロッコ(一応アフリカ大陸)でスキーをする!・前編

前夜、ビールを飲んで宿に戻り、飲み足りねえなあと思いつつHOUSE13に置いてあるビールを買いロビーで寛(くつろ)いでいたら、ソフトムスリムのガイドさん(あえて名を伏す)が「現地の酒だ。果実の蒸留酒だ。飲むか?」と嬉しいお誘い。もちろん飲みますともさ。

で、酒を飲みながら世間話をしていたら、宿のスタッフから「明日ってなんか予定あります?」「何もないですよ」「アヤコさんという方が、明日スキーに行きたいけど、一人でタクシーチャーターすると高いからシェアできませんか、って」「いいっすよ」

という経緯で、2月10日はモロッコでスキーをすることになった。


朝飯はベルベルオムレツ。むちゃくちゃ旨かった。
17_belbelomuretu

10:00、40万キロ以上走っているオンボロベンツのタクシーが迎えに来て、オカエムデン(Oukaimeden:ウカイムデンと言うのかも)(標高3200mくらい)というスキー場までレッツゴー。
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12:30頃、オカエムデン(Oukaimeden:ウカイムデンと言うのかも)に到着。スキー場の付近は、近隣のホテル管理組合のような方々が道路封鎖(セキュリティゲート)しており、入場に15DH必要。レンタルスキーを借りなきゃならないけど、これが100DH=1200円くらい。ガイドが執拗に「私たちと一緒じゃなきゃ入れないぞ」というようなことを言っている。更にロバに乗れとか馬に乗れとか(リフトまで歩かずに済むぞって)。

フランス語を喋れるアヤコさんが話をしていたのだが、スキー場周辺のガイドたちはベルベル語とアラビア語と片言のフランス語が混ざっているので、よく理解できないと言っていた。まあトータル250DHで連れて行ってくれるらしい。

タクシーで5分もかからずリフトに到着。リフト代が100DH。これってさっきの250DHに込みなのかなあ。とアヤコさんとひそひそ話。リフト前にある看板には、最大斜度42度と出ている。
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そんなの無理だよ。滑れるわけがない。スキーするのは20年ぶりなんだぞ。
で、リフトで上昇中。
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リフトに20分乗り到着したのが、山頂のなだらかな初心者向けスキー場
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無様なわたくし。



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2010/02/17

2月9日 モロッコ・マラケシュに入りました!

飛行機は12:20発だけど、一応国際線なので2時間前到着するために、9:00に宿を出る。マドリッドの朝は寒いよ。

ロイヤルモロッコ航空のチケットなんだけど、コードシェアで運行はイベリア航空。チェックインカウンターの段取りが若干悪いものの(とはいえ南米LANアルゼンチンに比べると100倍マシ)、それほど待たずにチェックイン。預け荷物無しですか? うん、リュックだけ。身軽な旅って素敵だ。

機内で大声ではしゃいでいる陽気なスペイン人だらけの飛行機は、機内食(飲み物も)が有料だった。
13_kinaishoku


14:20(現地時間13:20)、モロッコのマラケシュに到着。
14_marrakech


入国はスムーズに完了。13:50、空港から前日見つけた日本人宿HOUSE13に電話をしてみる。
「アロゥ」「(優しそうな女性の声で)はい、もしもし」「(いきなり日本語だ)あ、ええと、じゅうさんハウスさんですか」「じゅうさん……ああそうです」「ええと、突然ですみません、今マラケシュ空港にいるんですが、ドミトリーでも構わないんですが、今日、宿に空きありますか」「大丈夫ですよ、どうやって街中まで来ます?」「バスで」「じゃあ、空港の端っこに19番のバスがありますから、それに乗ってきて下さい。バスは30分に一本で、15分でジャマ・エル・フナ広場に着きますよ」「わかりました、ありがとうございます」「でも、うちの宿の場所わからないですよね、うちは場所が難しいから」「webサイトで当たりはつけているんですが」「うーん、予約してくれた方にはメールで地図を送っているんですけど。うーん、バスが着いたら電話ください」「わかりました」

で、バスがフナ広場に到着。

「もしもし、先ほどお電話した者です」「あ、オバタです。着きました?」「はい」「じゃあ、あやちゃんって言ううちのスタッフが今その辺をうろうろしているんで、迎えに行かせますね。郵便局の前で待っていて下さい」

なんと言うことだ、さっき電話したばかりなのに送迎付きになったぞ(徒歩だけど)、素晴らしい。

宿は案内がなければとうていたどり着けないような場所にある。あやちゃんが来てくれて良かった。

その後、マラケシュと言えばここジャマ・エル・フナ広場にて飯。チキンクスクスを食う。
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その後、スークをうろつき回る。2時間散歩したあと道に迷い、2時間迷いっぱなし。恐るべし、マラケシュ。
動画は夜(といっても8時くらい)のマラケシュ。

この後ホテルタジに行って、25DH=約300円で250mlのビールを飲む。足りないから3本も飲む。モロッコのビール代は高いなあ。


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