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2005/03/02

大沢在昌「ニッポン泥棒」感想。
冒険小説。2005年03月02日読了。

ニッポン泥棒
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大沢在昌
文藝春秋 2005/01出版 561p 20cm ISBN:4163236309 ¥2,000(税込)

お、久しぶりに上手くハマった大沢作品だ。
ネタそのもの、特にラストの展開は若干の無理を感じる。が、年寄りになりかけた主人公尾津の存在が、この作品の無理を帳消しにしている。今までの大沢作品の中でも、尾津というキャラクターは最もハードボイルドが似合う人物じゃないかと思う。
ここにきて大沢在昌は、作家として更に進化したように思う。

本書の金銭的価値:ハードカバー2,000円時代に突入したのですか。はぁぁーっ。
7点/10点満点

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