大林公子「アフリカの小さな国・コートジヴォワールで暮らした12ヶ月」感想。
エッセイ。2005年06月24日読了。
集英社 2002/03出版 219p 18cm ISBN:4087201325 ¥735(税込)
アフリカの政治経済を研究する旦那を持つ女性が、コートジボワールで暮らした12ヶ月間の出来事を、日記を元に書き起こしたエッセイ。ちなみにこの著者はこの本一冊しか出版していない。
主婦としてアフリカで暮らした著者は、主婦の視点でアフリカを書いている。それだけでちょっと新鮮に読めた。内容もアフリカらしいエピソードがたくさん出てきて、アフリカ好きにはたまらない。
本書の後記で、著者の娘がコートジボワールに住んでいると書かれているが、今のコートジボワールは外務省から退避勧告が出ているような状況である。人ごとながら心配だ。
6点/10点満点
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