高野秀行「怪獣記」感想。
怪獣探索ドキュメント。2007年07月24日読了。

高野秀行 /講談社 2007/07出版 281p 19cm ISBN:9784062140775 ¥1,575(税込)
何気なく本屋に行ったら、「怪獣記」なる珍妙なタイトルの本が、結構目立つ位置に平積みされていた。まるで高野秀行の本のタイトルみたいだなあ、と思って手に取ったら本当に高野秀行の本だった。
1年暗い前までは、高野秀行の本が本屋に置いてあること自体少なかったのに、今じゃ目立つ位置に平積みですか。そういや「ワセダ三畳青春記」はあちこちの本屋(の文庫コーナー)で平積みされているよなあ。今の出版界では売れている方に入るんだろうなあ。
さて本書は「未知の生物=UMA」が大好きな高野秀行が、トルコのワン湖(琵琶湖より大きい)に住むジャナワールというUMAを探しに行く話。誰にも知られていないUMAを探す殊が大好きな高野秀行。はじめは既に知られているUMAであるジャナワール探しに乗り気じゃなかったけど、トルコの大学教授が書いた真面目なジャナワール研究書を見つけてから俄然やる気になり、こうなったらトルコにひとっ飛びだ!
森清氏の撮った写真が多数掲載されているが、本文とはあまり関連性が無さそうに見え、なんだか写真がミスマッチだよなあ、と思いつつも読了。巻末を観たら写真の説明が全部載っていて、うおっ、本文とこういうつながりがあったのか! ちょっと驚いた。
高野好きにはたまらない本です。
7点/10点満点
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