泉流星「僕の妻はエイリアン」感想。
エッセイ風ノンフィクション。2008年08月14日読了。
泉流星 /新潮社 2008/07出版 300p 15cm ISBN:9784101350516 \459(税込)
◆ふつうの人とは違う行動をする妻。実は自閉症の一種であるアスペルガー症候群だったというのはあとでわかったこと。病気だということがわかるまでは、夫から見て妻の行動はとても変。そんな変な行動を、ユーモラスなエッセイ風にまとめたノンフィクション。
◆子供の頃に自閉症と診断されずに大人になってしまった場合、こういう変な人に見えるのだ、という実例(実体験)を詳細に記しているので、ジャンルとしてはノンフィクションなのだろう。けど、エッセイ風に書かれているので、同じようなことが何度も書かれた、ちょっとくどいエッセイに思えてしまう。
◆でも後書き読んだら、くどさの理由がわかってすっきりしたのですが、ちょっと惜しいような気がしてならない。
6点/10点満点
amazonはこちらブログランキングに参加しております。
バナーをちょこっと押していただけると恐悦至極なり。
| 固定リンク | 0
「◇ノンフィクション」カテゴリの記事
- 河野啓「デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場」感想。2023年2月21日読了(2023.03.26)
- 野地秩嘉(のじつねよし)「ビートルズを呼んだ男」感想。人物伝。2022年6月19日読了。(2023.01.20)
- 大西康之「ロケット・ササキ」感想。伝記。2019年05月07日読了。8点/10点満点(2020.01.04)
- トム・クラインズ/熊谷玲美訳「太陽を創った少年」感想。
人物伝。2018年06月23日読了。(2018.09.23) - ジーン・マリー・ラスカス/田口俊樹訳「コンカッション」感想。
ノンフィクション。2017年08月07日読了。(2017.09.17)
コメント