デリー短信
香港で地球の歩き方インドを読む。シゲタトラベルという会社が1500円で空港送迎してくれるのだそうだ。申し込んだらOK。
そのシゲタトラベルのオーナーが経営している「Cottage Yes Please」という宿に泊まる。ダブルルーム900ルピー(1800円)で、クーラーじゃなくちゃんとしたエアコン付き、バストイレあり。
夜9時頃街中に出る。宿はパハールガンジというデリーの安宿街にあり、食い物屋や商店や屋台やいろんなのが営業中。ただし、パハールガンジは臭い。生ゴミと小便と香辛料の臭いが混じり合って充満中。機内食食いすぎた(香港バンコク間で1回、バンコクデリー間でまた1回食った)からデリー初日は晩飯要らん。
小一時間の散策を終えホテルに戻ると、宿の従業員が「何か用事はありますか? ミネラルウォーター、コーラ、ビール……」と御用聞き。もちろんビールでございます。1本100ルピー。相場っちゃ相場だろうし、高いっちゃ高いだろうし、な値段。
エアコン付きで快適な夜が明け朝、洗濯の御用聞きが部屋をノックする。「旦那、何でも洗いますぜ」。そうか、香港は意外と洗濯できなかったんだ、Tシャツとか合計9点よろしく頼むぜ。「夜9時頃にお持ちしまっせ、料金は140ルピーです、ビール派90ルピーでお受けしますぜ、旦那」
朝9時に、というかまだ涼しい朝のウチにデリー散策しようと思い、コンノートプレイスに行く。デリーは街中至る所が工事中だらけでどこが歩くべき場所かわからん。
コンノートプレイスでは、リクシャに1000ルピー払って釣りがないと言われ言い合いになっている外国人発見、そのまま見ていると、「なあ1000ルピーを細かな札にできるか?」と外国人が聞いてきた。私は「ねえよ」と答えると、「そうだよな、普通そうだよな」という返事、そしてそのまま自称イタリア人の彼と延々くっちゃべる。私も特にやることないから構わなかったんだけど。
で、この自称イタリア人と飯を食いに行こうという話になって、一緒に行ったら自称イタリア人が住んでいるアパートに連れて行かれ、茶を何杯もごちそうになり、召使いが作るカレーもごちそうになり、どう考えても怪しい奴だよなあ、けっこう良い奴っぽかったけど、「You are my friend」と言われたので、ああこいつは間違いなく駄目外人なんだと思うに至り、逃げ出す。
ああ、面倒。
で、シゲタトラベルで約6万円払って、デリー→バラナシのエアコン付き2等列車、バラナシ→ダージリンの手前までのエアコン付き2等列車、ダージリン2泊3日の送迎付き観光ミニトレインもあるよ、ダージリン手前のバグドグラ空港からデリー空港までの片道空路着き、を申し込む。
日本で20万円と言われたツアーとそれほど遜色ない内容。
宿のそばで晩飯を食う。マトンとゆで卵のカレー。
くそみそに旨い。タマネギを丁寧に炒めているので、辛さが薄い。辛いんだけど辛くない。
旨いやんけ!
俺、ぜったい太る。
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