北方謙三「楊令伝(十三) 青冥の章」感想。
水滸伝の続編。2012年11 月28日読了。
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楊令伝って、やたらと読点(「、」のこと)が多いなあ。
北方謙三って、こういう作家だったっけ?
本書174ページ
××戦が終わって、もう七年が経つのだ、と宣賛は思った。
えっ!第九巻から七年も経過したの?!
いつの間に?!
本書277ページ
楊令軍、遊撃隊、韓伯竜軍の騎馬隊、一万余騎。歩兵、二万四千。
それで、十二万の××軍を壊滅させていた。
えっ!そんな大戦の帰趨をたった二行で?!
たった二行で?!
それでいいのか?!
遂に4点/10点満点
◆◆以下、ネタバレ含む、自分メモ用のあらすじ(紀伊國屋bookWebからの引用+α)◆◆
楊令率いる梁山泊は北京大名府を占領し、自由市場を開く。
だが、同志の中からは、天下を取るべきだという声も上がり始めていた。
金国の傀儡国家・斉は、扈成が宰相となり、都を開封府へと移して勢力を拡げる。
北京大名府を離れた張俊は、扈成と結んで斉軍に加わった。
一方、金国は、中原の岳飛を討つべく、蕭珪材軍を出動させた。
蕭珪材は護国の剣を佩き、戦場へと向かう。
楊令伝、相克の第十三巻。
群雄割拠の中原。梁山泊には不協和音が──。
梁山泊は交易によって富を蓄えていくが、内部からは不満の声も上がり始めていた。一方、斉は張俊と手を結び、急激に力をつける。梁山泊軍と張家軍、そして岳飛と蕭珪材が激突する。
数日前に読み終えた本なのに、話の中身を覚えていない。くらい中身がない。
ラストで李英が斉に嵌められ間違って金国兵士を打ち倒してしまって梁山泊を離脱する。
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