河野啓「デス・ゾーン 栗城史多のエベレスト劇場」感想。2023年2月21日読了
栗城史多のエベレストチャレンジ(何回も挑んだ)と、エベレスト登山中に死んでしまったことを知っている人が読んだら、面白いノンフィクションだと思う。
*以下アマゾンより引用
第18回開高健ノンフィクション賞受賞作
「夢の共有」を掲げて華々しく活動し、毀誉褒貶のなかで滑落死した登山家。
メディアを巻き込んで繰り広げられた彼の「劇場」の真実はどこにあったのか。
両手の指9本を失いながらも〝七大陸最高峰単独無酸素〟登頂を目指した登山家・栗城史多氏。エベレスト登頂をインターネットで生中継することを掲げ注目を集めたが、8度目の挑戦となった2018年5月21日、滑落死。35歳だった。彼はなぜエベレストに挑み続けたのか? そして、彼は何者だったのか? かつて栗城氏を番組に描いた著者が、綿密な取材で謎多き人気クライマーの真実にせまる。
*引用終わり
イッテQのイモトアヤコが栗城にとどめを刺した的なことが書かれているが、実際そうなんだろうな。
8点/10点満点
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