カテゴリー「13◆南アフリカ(ヨハネスブルク・ケープタウン)」の記事

2010/03/29

3月8日 ヨハネス→香港

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ←一寸の虫がホテルにいたら結構びびる(誤)。

※もうそろそろネタ枯れです※


朝飯ビュッフェを食った後、空港へ向かう。ホテルの送迎ミニバスの中から撮ったヨハネスの列車。


12:35発の飛行機でヨハネスから香港に飛ぶ。香港到着は朝7:00。飛行時間は12時間弱。時差の関係とはいえ、こういうフライトがいちばん時差ボケになる。

ヨハネスの空港を出国すると、ずらりと免税店が並んでいる。一時帰国するんだからお土産でも買おうかなと、いろんな店を見て回る。空港価格なので値段はけっこう高いが、それなりに完成度の高い土産物が多数並んでいる。ヨハネスは街中をぶらついて何か土産を買う、という街じゃないから、空港の土産物屋が充実しているのかな。葉巻しか買わなかったけど。


香港行きの飛行機はビジネスクラス。キャセイのビジネスクラスは、シートが斜めになっている。


フライト中に恐怖を感じ、酒で気分を紛らわす。


何で恐怖を感じたかというと、前日ネットでエールフランス墜落事故(2009年6月)を皮切りに、墜落事故のwikipediaを山ほど読んだから。バカな私。

だからどうしたって話なんですけどね。

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3月7日 4回目のヨハネス(内容薄し)

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朝7:00、なにやら音楽が鳴っている。私がケープタウンで泊まった宿キャット&ムースは遮音性がとても悪く、道路を歩いている人たちの会話がけっこうダイレクトに聞こえる。だから朝から聞こえてくる音楽も、どこかの店がラジオでも流しているのかと思った。

違った。いかにもバックパッカーな日本人が、宿の中庭でジンバブエの民族楽器ムビラを練習していただけだった。うるせえなあと思ったけど、私は他人に文句言えるほど品行方正な客じゃないので黙っていた。
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写真だけ見ると、白人客が詰め寄っているように見える。実際この白人は、迷惑そうな顔でずっとムビラ弾きの日本人を眺めていて、怒った顔で近寄って行ったので、おっ文句でも言いに行くのかな?と思ったんだけど、「その楽器はなんて言うの?」と質問をしていた。なんだい、文句言うんじゃないのかよ。

人のことはとやかく言えないけど、安宿ってのは変な客が多い。


8:00過ぎ、タクシーで空港へ向かう。来るとき乗った送迎ミニバスが160ランド、対してタクシーは180ランド。なんだよ、タクシーたいして高くないじゃん。来るとき90分も待ってミニバス乗ったのは何だったんだ。


で、空港へ向かう途中、ケープタウンのハイウェイ沿いには原発がある。
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こんな街中に原発があって良いのかなあ。というようなことタクシーの運ちゃんに聞いたら、これはガス発電所なのだそうだ。原発みたいな形をしとるのね。


12:00頃には、この旅4回目のヨハネス空港(O.R.TAMBO空港という)に到着。もしかしたらまた来ることがあるかも知れないなあと思い、空港内を探索。まあ普通に大きい空港だった。


この日の宿は、またもAirport Grand Hotel。昼間っからバーでビール飲みながら読書。バーでは黒人歯科医師と白人の若いカップルが、「オバマは期待を裏切った」というテーマで侃々諤々の議論をしていた。延々2時間くらい。ジェット機のうるささに負けないくらいの大声で。黒人と白人は顔見知りなのかと思ったら、たまたまバーで会っただけの客同士だと、バーテンの中国人女性(若くてかわいい)に教えてもらった。見知らぬ客同士が政治論議をするんですね。

ホテルのレストランで晩飯ビュッフェを食っていると、黒人ウェイターが「中国語で小生意気な女のことをなんと言うんだ?」と聞かれ、「わしぁ日本人だから中国語は知らん、けどその答えなら、小妹=シャオジェで良いんじゃない、でも何で」「バーテンの娘がアフリカーンス(南アフリカ語)で俺のことバカにしやがるからさ」

平和なホテルだ。


まあだからどうした、って話なんですけどね。

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2010/03/28

3月6日 ケープタウン発 ワインランド巡り

にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ←天網恢々安宿は音が漏れ漏れ(誤)

キャット&ムースの飼い猫、キャット(名前は特にないという話)
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朝9:00、とってもお喋りで小柄な南アフリカ白人ジェームス君が迎えに来て、ワインランド巡り一日飲みまくりツアーの開始。前日宿で出会ったヒトシ君も同じツアーに参加。日本人が一緒だと暇つぶしの会話ができるからラッキー。

※南アフリカはブドウの産地で、美味しいワインを作るワイナリーがケープタウン周辺にいっぱいあり、私が参加したツアーは4軒のワイナリーを巡りテイスティングしまくるというもの。キャット&ムースで手配して、560ランド=7000円弱。

ツアーメンバーは、昨日も一緒だったルフトハンザの夫婦と、オランダから来た若い看護婦3人組(但し全員私より遙かに背が高い)。


ジェームスの運転する車は、ステレンボッシュの方向に走る。車内はジェームスの好みのロックがガンガンかかり、音楽の好みが近いのかオランダ人看護師が「Good choice!」などと申しておる。


1時間くらい走って最初のワイナリーに到着! でも……ワイナリーの名前なんて覚えてない……
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テイスティングの様子。
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まずはウェルカムシャンパンを飲み、そのあとジェームスが持ってくるワインを次々にテイスティングする。一回テイスティングしたら、水でグラスをゆすいで次のワインのテイスティング。これを延々繰り返していくわけです。一軒目のワイナリーで赤ワイン3杯白ワイン3杯。一回あたりに注がれる量はたいしたことないけど、6杯飲むとけっこう効いてくる。この段階ですでにボトル半分くらい飲んでいるんじゃなかろか。


続いて2軒目。たぶんTOKARAというワイナリーに行く。
2軒目でも5~6杯飲む。もうワイン一瓶開けてるくらい飲んでるぞ。
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そして昼飯。飯代はツアー代金に含まれ、けっこうボリュームのあるチキンバーガー。午前中から飲んで酔いが回ってきたからしっかり食う。ちなみに4種類のランチから好きなメニューを選べ、ヒトシ君はビーフバーガー、オランダ娘はベジタブルパスタを頼んでいた。
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7人しか参加者がいないので、昼飯の時に自己紹介。ルフトハンザ夫婦は休暇で南アフリカ2週間、使う飛行機はもちろんルフトハンザの社員割引。うらやましい。オランダ看護師娘3人組は、看護士修業の一環でザンビアやボツワナに派遣された後、今ナミビアで、今度アンゴラに行くそうだ。オランダの看護師ってすげえな。3人娘のウチのひとりは、ボツワナ人の彼氏がいるとか言ってたし。

3軒目……は写真が残っていない(なんでだ?)けど、チーズも作っているワイナリーFAIRVIEWというところ。チーズがけっこう美味しく、ワインがすすむ。やっぱりここでも6杯くらい飲む。うお、きついぞ。お土産でタバスコチーズを買ってみる。


これで終わりかなあと思っていたら、「最後にもう一軒行くよー」とジェームス。マヂか。全員かなりふらつき初めているぞ。


4軒目、オープンテラスのレストラン兼ホテル兼ワイナリー。
写真に写っているのはジェームスとオランダ娘。
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オープンテラスのレストランは、凶悪なくらい日射しが強く、痛いレベル。ケープタウンを甘く見ていた。そういや前日、ケープポイントの灯台でひぃひぃふぅふぅ言っていたら、ルフトハンザ夫婦が「使うかい?」と日焼け止めを貸してくれたのだった。今日はワインランド巡りだから屋内で飲むんだろ、日射しとは無縁だろと思っていたんだなあ。

それはそれとして4軒目だ。さすがに4杯飲んだところでギブアップ。もう駄目。ゲロりそうなくらい飲んだ。一杯一杯はテイスティング程度の量でも、20杯以上飲めばワイン2瓶くらいの量になる。うげえ。他のメンツも飲み過ぎたみたいで、最後のワインはテイスティングせずに持って帰ることにした。


16:30、ワインランド巡り終了、ジェームスの運転する車で17:30過ぎにホテルに戻る。(ちなみにジェームスは少し飲んだ程度)


で、あれだけワインを飲んだけど、やっぱビールがなくちゃとスーパーマーケットのSPARに行くも、お酒コーナーが閉まっている。土曜日だから閉まるのが平日より早いんだとさ。

で、この日チェックインしたジョウ君(28歳世界一周中)とヒトシ君の3人で「港」という寿司屋に行き、刺身と寿司とビール。うーん旨い。ケープタウンの寿司屋はレベルが高い(値段は並にぎりで1000円弱)。堪能。

さ、もうすぐ一時帰国だ。寝よう。

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2010/03/26

3月5日 ケープ半島一周ツアー 後編

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この日も一眼レフカメラを持って行ったのだけど、ナミブ砂漠に行ってからオートフォーカスの調子がおかしくなってきて、大半がピンぼけになってしまった。ケープ半島で百枚以上撮ったけど、かなりの写真を捨てる(デリートする)ことにした。ピンぼけ写真を保存していてもしょうがないし。一眼レフを持ち歩くためにスーツケースで旅をしていたんだけど、そろそろレンズをオーバーホールに出さないと駄目なんだろうなあ。


Buzbusのケープ半島一周一日ツアーは、マウンテンバイクに乗ったあとケープ半島のどこか(ケープポイントに近かった)の公営ロッジで昼飯。少し晴れてきた。

ロッジにはこういう形の木がある。
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昼飯は……ハムチーズサンド。パンと具が別々に並べてあり、自分で好きな具をはさんで食え、と。ひとり参加は私だけだったので、ひとり孤独に昼飯を食う。旨くない昼飯をひとりで食うと本当に旨くない。まあ慣れたけど。

1時間弱のランチ休憩を終え、一行は喜望峰へ。
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動画。「ケープポイントに着きましたー」と言っているけど、動画に写っている場所は喜望峰。


※ちなみに喜望峰とケープポイントは別の場所で、ケープ半島の先っちょは二つに分かれており、東がケープポイントで灯台があり、西が喜望峰で浜辺となっている。ホテルに戻って調べるまで知らなかった。

喜望峰(Cape of Good Hope)から車でちょこっと移動して、ケープポイントへ(看板の後ろにいる男性は同じBuzbusの客で、ルフトハンザ航空につとめているドイツ人)。
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そして、ケープ半島観光のハイライト、ケープポイント灯台(ルックアウトポイント)まで階段を登る。
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この階段を上る頃になると、日射しがきついくらいに晴れてきた。あちぃあちぃ。ひぃひぃふぅふぅ言いながら階段を上ること30分、ついに灯台に到着。
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ケープポイントはいい眺めだったけど、灯台に上る階段の途中に何カ所かある袋小路になったビューポイントに、若い黒人売春婦とキスしまくっている白人の爺ぃが3人いて(別々のビューポイント)、子供も大勢やってくるような観光地で真っ昼間っから何しとんじゃお前らは、この色ボケクソ白爺ぃ、と憤りを感じた。時と場所を選ばない色ボケクソ白爺ぃはよほど珍しい存在なのか、スウェーデン人グループとオーストラリア人グループがこいつらの写真をバシャバシャ撮っていた。あとで物笑いのネタにするのだろうな。


15:30でケープ半島観光終了、2時間弱かけてケープタウン市内に戻り、客を順次ホテルまで送り届けてくれる。私の泊まっている宿キャット&ムースに戻り、ヒトシ青年(35)と出会う。一緒に「MAMA AFRICA」という店で晩飯を食い、ヒマだヒマだと言いつつ寝る。

昨日から蚊に食われまくり。

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2010/03/25

3月5日 ケープ半島一周ツアー 前編

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ケープ半島一周一日ツアーは、前日、キャット&ムース(ケープタウンの宿ね)のフロントで申し込んだ。495ランド=6000円くらい。

8:00に迎えの車(Buzbusというメジャーな会社だった)が来て、いろんな宿を回って客をピックアップ。客は全部で12人ほど。前日の晴天からは信じがたいくらいの曇天。
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9:30、ハウトベイという湾に着き、別途料金60ランド払ってアザラシが群がる島、ダイカー島に行く。(ちなみにこの船には日本人と中国人の団体客が大勢乗っていた)

大きな地図で見る

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曇っているからイマイチ。


続いてボルダース公園に行き、ケープペンギンを見る。
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このペンギン、イマイチかわいくない。


続いて、ケープ半島のどこかの山の上(場所を聞き取れなかった)に行き、マウンテンバイクで6km走ることに。ガイドに聞いたら、マウンテンバイクで山岳道路を走るのはBuzbusの名物なのだそうだ。ちなみにこのとき霧雨。ちょっと寒さを感じるくらい。


走っている途中で、猿と併走。こんな普通な感じで野生動物が出てくるんだ。あたくしはケープ半島を侮っていましたよ。


つづく。

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2010/03/24

3月4日 ケープタウン着(文字多し)

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朝の飛行機でヨハネスからケープタウンに移動。ヨハネスと違ってケープタウンは暑い。11:00頃なのに30度くらいある。

前日、Homelandという会社に空港からのピックアップをメールで頼んでおいたけど、空港にそれらしき出迎えがいない。3週間くらい前からドコモの携帯が壊れてしまったので、公衆電話からHomelandに電話をすると、「予約のメールは受け取っていないわ。でも今から車を出すから、15分くらい待っていて。国内線と国際線のどっち?」「国内線」

しばらく待っても迎えが来ない。タクシーの案内係が「どした? 送迎が来ないんだろ、タクシーで行くか?」と聞いてくる。「そうなんだけどさ、頼んじゃったから待ってるよ」「そうか、タクシー使いたくなったらいつでも来なよ、ウェルカムだぜ」

15分=Fifteen Minutesと、50分=Fifty Minutesを聞き間違えたのかと思い12:00頃まで待つが、やっぱり来ない。どうしたもんかなあ。と思いつつもまた電話すると「あなたどこにいるの? 迎えに行ったじゃない。服装教えて、もう一回迎えに行かせるから」とキレやがった。迎えに着た? そんな奴見なかったけどなあ。

さらに30分待ってようやくHomelandのユニフォームを着たドライバーがやってきた。あたくしは1時間半も空港で待っておりましたが、あんたのようなユニフォームを着た奴は一切見ておりません。てゆーかお前、国際線のターミナルで待ってただろ。


13:30頃、本日の宿キャット&ムースに到着。空港に着いてから2時間半も経っているよ。

が、ここでも予約のメールを受け取っていないと言われる。てゆーか、ドミでもシングルでもどこでも空いているからウェルカムって返事寄越しとるのに何を言っておる。

まあ部屋は空いているのでチェックインできましたが。


ヨハネス戻りの飛行機日程を変更したかったので、ブリティッシュエアウェイズの事務所を探しにケープタウンの街中へ出る。きつい日射しの中、1時間以上歩きまわって得た情報は「ブリティッシュエアウェイズの事務所は空港にある」だった。この後ネットと電話で確認したところ、私の持っているチケットは日程が変更できないものだと言われた。そんなはず無いんだけどなあ。

夜、同じ宿に泊まっている日本人から自炊飯に誘われたのでごちそうになる。ついでに飲み過ぎる。すみません、飲み過ぎました。スワコップムントからずっと飲み過ぎです。


写真はキャット&ムース(宿)の飼い犬、ムース。
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2010/03/23

3月3日 ヨハネスのホテルでうだうだ(動画のみ)

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朝飯ビュッフェを食ったあと、ホテルにブースを構える旅行会社に「今日の午後ソウェトツアー(ヨハネスブルクの黒人スラム街を見に行くツアー)に行きたいんだけど」と聞くと、「うーん、今日の今日は無理ね。今晩のソウェトナイト(その黒人地区に泊まるツアー)なら可能性あるけど」と言われたが、今晩もAirport Grand Hotelに予約済みだからソウェトナイトの参加は無理。

で、やることないのでホテル近くのショッピングモールに行った。動画はショッピングモールの中。撮影していたら警備員に怒られた。(実につまらない動画なので見なくても構いません)


ショッピングモールに行った目的は、旅行会社に行ってレソト行きの航空券&ホテル予約をしたかったから。

レソトは、ボリビアのウユニで会ったヒトシ君が「レソトの星空は世界一の美しさです」と絶賛していたので、かなり行きたい場所。ケニアにも行ったというヒトシ君は「ケニアよりレソトの星空が上」と言いきっていた。

でも、ここまでの旅で得た情報では、レソトは南アフリカのブルームフォンテーン(またはプレトリア)からミニバスを使って行くのが一般的らしいし、元々が観光地じゃない国なのでホテルの数も少ないとか、日程詰め詰めの私のような旅行者向きの国ではないことがわかっただけ。

で、ショッピングモールに入っている旅行会社に行ってみた。運良く、バックパッカー向けにユースホステルの紹介などもやっている安い旅行会社があったので入ってみる。
「レソトに行きたいんですけど、ツアーとかあります?」
「レソト? レソト? ああ、レッスォトね。うーん、……ダーバンからレッスォト通ってブルームフォンテーン、ポートエリザベス、ジョージ、ステレンボッシュ、最後にケープタウンに行く17泊のツアーしかないわね」
「そんなのしかないの?」
「そうねえ、南アフリカ人にとってレッスォトは観光で行くような場所じゃないから、ツアーはほとんど無いわね」
「じゃあ、航空券とホテルは取れる?」
「航空券は取れるけど、ホテルは扱っていないわ」

うーん、駄目か。


で、この日は昼間っからホテルのバーでビール飲みながら読書。このホテルは空港から車で10分という立地にあり、空港への行き来には超便利、なのだが昼間はジェット機がばんばんホテルの真上を通過するので、うるさい。最も多いときは1時間に15本くらい上空を飛んでいた。




世界一周を初めて2週間も経っていない頃、ブラジル・マナウスで目の異常が発症した。右目だけ目やにがやたら出て、涙がやたらと出る。この症状はアルゼンチンのウシュアイアで治ったのだけど、2月にスペイン・マドリッドで再発した。目やにはともかく、涙が出るのには困った。気温5度以下の冬のマドリッドでは、涙が止まらないと目と目の周囲が凍るように冷たくなる。暖かい南部アフリカに来たら少しはマシになるかと思っていたら、涙が乾くときに体温が奪われ、結局目と目の周囲が冷たいことにかわりがない。1ヶ月だましだまし旅を続けていたけど、治りそうな気配がない。本来の予定では3月18日までヨハネスに滞在し、その間にレソトかスワジランドに行こうと思っていたけど、ちょっと無理な気がしてきた。ので、この日の夜、スカイプでJALに電話を入れ、3月18日の香港行きを9日に変更し、貯まったマイレージで3月10日の香港-成田を取ってしまった。南米一周に続き、二度目の途中帰国。

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3月2日 ヴィクトリアフォールズの町散策&みたびヨハネスへ

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午前中はヒマなので、ヴィクトリアフォールズの町で土産物を物色しにいく。

町に出ると、すぐさまヒマそうな若者が数人寄ってきて(毎度のことである)、完成度の低い木彫りの動物を買え買えうるさい。完成度が高い土産なら見る気にもなるけど、どう見たって素人がテキトウに作った安物だから見る気にもならん。こんな安物を売りつけに来る、その感覚が頭悪りぃんだよな。ジンバブエまで来る観光客ってのはそれなりに海外旅行経験があって(初めての海外旅行がジンバブエって欧米人でも少ないだろ)、土産物を見る目が肥えとるんだから、最終的に30ドルくらいで売りたいような完成度の高い物を持ってこいってんだ。

で、地球の歩き方にも掲載されているクラフトマーケットという土産物屋街に行くと、こちらは多少完成度の高い物が置いてあったけど、数十店舗(ほぼ露店)がどこもかしこも同じような代物ばかり置いてあるので、見ていて飽きる。

最終的にマグネット2個を値切って5ドルで買った(5ドルでもじゅうぶん高いが)。

そのまま町を散策。今度はTシャツを買う。メインストリート沿いにTシャツを置いている店を何軒も覗いてようやく買ったのだが、メインストリートで絵を売っている土産物屋の前を通るたび、店先でヒマそうにお喋りしているその店のお姉ちゃん3人が、「さっきから何回も私たちの店の前を通っているけど、なんでウチを素通りするの~」「あなた日本人?」「日本に帰るの? 私も一緒に連れてって~」って感じで声をかけてくる。明るい姉ちゃんたちで、無理に土産物を売ろうとはしない。良い意味で旅行者慣れしているんだな。


列車を改造したレストランを見つけた。が、出入りしているのが現地の人たちばかりで、観光客向けなのか現地住民向けなのかよくわからんレストランだった。
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タバコがきれたので、どこに売っているか聞くと「そこのセブンイレブンで売ってるよ」とのこと。
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ヴィクトリアフォールズでは3日間ダンヒルを吸っていた。ホテルでマルボロを売っていないからダンヒルを吸っていたんだけど、ホテル価格は4ドル。それがセブンイレブン価格は2.5ドル。そんなにぼられていたんだ。


昼前に空港へ。私が乗る13:50離陸予定の飛行機は、15:00頃になっても空港に来ない。私はたまたま同じ飛行機に乗る日本人商社マン夫婦とお喋りしていたので退屈ではなかったけど、何のアナウンスもないので困った。機内食で昼飯を済ませようと思っていた大勢の客(出国手続き済み)が騒ぎ出し、ブリティッシュエアウェイズは慌ててオムレツを挟んだだけの味気ないサンドイッチを無償提供(ヴィクトリアフォールズ空港はレストランがない)。

ちなみに、ボーディングパスは手書き(!)。手書きの航空チケットは見たことがあるけど、手書きのボーディングパスは初めて見た。
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15:30頃、「16:15頃に飛行機が到着します」とこっそり張り紙が貼りだされ、飛行機遅延で無駄に仕事をさせられる羽目になった空港職員のやる気の無さがうかがい知れる。


18:00過ぎにヨハネス着、19:00頃にホテル着。またAirportGrandHotel。予定通りに飛行機が飛んでいてくれたら、昼間にホテルに着き、ホテルにブースを構えている旅行会社にソウェトツアーを申し込むつもりだったのに、到着が夜になったから旅行会社の人帰っちゃったよ。あーあ、明日のヨハネスヒマだ。


で、ホテルでスーツケースを整理していたら、昼間に2個買ったはずのマグネットが1個しか梱包されていない。ううーむ、してやられた。というか、土産物屋として、それはやっちゃ駄目だろ。

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2010/03/16

2月26日 貸しマンション2日目

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私のつたない英語力で聞いた限りでは、貸しマンション「Westpoint Executive Suites」は、宿泊者人数が増えても一人あたり100ランド追加すれば、定員まで何人泊まってもいいとのこと。4人で泊まれば1100ランド=13,000円くらいなので、豪華な割に安く感じるかも。(もしかしたら追加料金なしで泊まれるかも知れない)

で、この貸しマンションに一人で泊まっての二日目。5Fの97号室に平日専用の朝飯レストランがあり、朝飯は食うことができた。50ランド=600円で、まあまあ旨いブリティッシュブッフェ(何がブリティッシュなのかはわからなかったけど)。

続いてレセプションに行き、指紋採取。人差し指と中指の指紋を3回ずつ採取。PCで「ぴぴっ」と取り込むので、あっという間。これでようやく外出できるようになったわけだ。

で、昼飯と晩飯と翌日の朝飯(翌日は土曜なので朝飯レストランがやっていない)を仕入れるため、歩いて10分くらいのショッピングモールに行く。


ここが貸しマンション「Westpoint Executive Suites」の場所

大きな地図で見る


こっちがショッピングモール「Benmore Gardens」

大きな地図で見る

※GoogleMapで一度に2カ所ピンを埋め込む方法がわかりません……


貸しマンションを出発。非常に中途半端な動画です。びびってポケットにカメラを入れて撮影したのですが、有り体に言えば撮影に失敗しました。で、失敗した部分はカットしました。


だって。

11:00頃にショッピングモールに行ったんだけど、まず歩いている人の絶対数が少なすぎ。歩いているのは怪しい黒人ばかり。しかも。歩き始めて2分で、いきなり口から泡吹いている汚い服装の黒人(絶対ジャンキー)とすれ違うし、後ろから足音も立てずに私を追い抜いていく黒人もいるし(気配すら気づかなかった)、おっかねえよ。


で、ショッピングモールで仕入れたもの。
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食料品の相場情報(ちなみにPick'N Pay)
ビール350ml×6缶=40ランド
マルボロ1コ=25.8ランド
ヨーグルト1コ=4ランド
チキンバーガービッグサイズ=22ランド
ポテトチップミニサイズ=3.45ランド
ジャンボマフィン1個=8ランド
クリスピーチョコレート=6.5ランド
ファンタオレンジ=8ランド

コンビニ袋=0.3ランド=4円くらい=こういうところはヨーロッパを真似なくても良いのに。


昼前に貸しマンションに戻り、以降は外出せず引きこもってブログ書きに専念。


教訓:口から泡吹いている黒人はマヂで恐い!

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2月25日 ヨハネス再び。えっ、何この宿……(動画のみ。写真無し)

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この日ウィントフックからヨハネスブルクに飛行機で移動し、ヨハネスに2泊しなきゃならない。事前に取ったアフリカビジットパスという飛行機周遊券があるのだが、日程変更に融通が利かなくて、日程短縮できないのだ。

なので、数日前からヨハネスの宿を探していたのだが、ナミビアで日本人宿(とかユースホステル)に泊まらなかったため、情報が何もない。こういうとき、南米なら空港のインフォメーションで適当なホテルを紹介してもらって、ほいほい泊まっていたんだけど、ヨハネスは……そんな感じじゃないんだよなあ。

というわけでbooking.comで4ツ星の宿として紹介されていた、Westpoint Executive Suitesを2日前に予約した。ヨハネスの中でも一番安全な地区と言われているサントン地区(のちょっと外れ)にある。1泊800ランド=9600円。多少高いが、びびりで一人旅の私にとって安全は貴重なのだ。

で、booking.comで予約をしたら速攻で宿のスタッフからメールが来て(ホテルサイトで10回以上宿を予約しているけど、宿のスタッフから返事が来たのは初めてだ)、
「送迎はやってないから、そこんとこよろしく~」と軽いノリ。
「んー、じゃあどうすりゃいいの?」と返事を打つと、
「代わりに送迎タクシー予約してあげるわね」
「おお、それはそれは。よろしくお願いしま~す」

このとき、地球の歩き方に「空港からサントン地区までのタクシー代は250ランド=3000円くらい」と書かれていたので、そのくらいの金額なのだろうと思っていたが。

「送迎だから通常のタクシーより高いわよ、ドライバーに400ランド払ってね、よ、ろ、し、く」との返事。


800ランドのホテルに泊まる意味ないやんけ!


「Westpoint Executive Suites」に到着したのは16:00過ぎ。着くとそこは宿には見えない。普通のマンション。送迎タクシーは厳重セキュリティのゲートをくぐり抜け、レセプションルームがある棟に向かう。入り口にはスーツを着たガードマンが二人いる。ガードマンの指示に従い2階のレセプションルームに行くと、身長155cmくらいのスレンダーで可愛らしい女性(どう見ても25歳以下)が、
「ようこそ、じゃあ部屋に案内するわね」
「よろしく」
「ダブルベッドルーム2つ、バスルームも2つ、キッチンに食卓、CATVが100チャンネル以上も見られるTVルームもあるわ。すごいでしょ。ここはホテルじゃないから、キッチンは自由に使っていいわよ」
「ホテルじゃないの……」
「すぐそこ、窓から見えるあそこにショッピングモールがあるわよ」
「歩けるの?」
「うーん、日が暮れると危険なので歩かない方が良いわ」
「今は?」
「もう危険な時間帯になりつつあるわね」
「えっ……」
「自炊が面倒だったら、ミスターデリバリーに電話すると何でもケータリングしてくれるわ」
「電話って英語だよね……」
「そのほか、わからないことは利用マニュアルに書いてあるから読んでね」
「(マニュアルが20ページ以上ある……)」
「セキュリティゲートをくぐるのに指紋センサーを使っているので、明日指紋採らせてね」
「えっ、じゃあ今日はどこにも行けないの……」
「ミスターデリバリーで頼めばOKよ、あそこの店員はうちのセキュリティスタッフと顔見知りだから」
「電話……」
「じゃあ、私たちレセプションスタッフはもう帰るから、何かあったら緊急電話に連絡してね」
「えっ、帰るの……」
「ええ、夜遅くなりたくないから」


と言うわけで泊まった宿=実は単なる貸しマンションの動画。

これが外観。

これが室内。

ちなみに。

ミスターデリバリーに電話するも、この日の朝から日本から持って行ったドコモの携帯が壊れてしまって繋がらず。ネット経由で注文できるとミスターデリバリーのチラシに書いてあったけど、ネットに接続できるようになるまで1時間以上かかり(すっげえ複雑な手順が必要だった)、いざネットが繋がったらミスターデリバリーをネット経由で利用するためには南アフリカ国民IDが必要みたいでユーザー登録できず。結果。

晩飯抜き

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