天童荒太「永遠の仔・下」感想。
サスペンス。1999年04月04日読了。
永遠の仔・下
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天童荒太・てんどうあらた。えいえんのこ
幻冬舎 1999/03出版 493p 20cm ISBN:4877282866 ¥1,995(税込)
「家族狩り」から待たされること約3年。遂に上梓された新作は、ミステリ/サスペンス小説の形態を取った純文学とは言えまいか。本作も強いメッセージ性を感じる。
「家族狩り」で集まってしまった期待を裏切らず、良質な作品を提供したことは賞賛に値する。本作もある程度の成功は間違いのないところであり、そしてある程度売れるようになれば、ミステリという売れ筋ジャンルで小説を書く必要が無くなると思う。天童荒太は、(最近では浅田次郎のように)徐々に純文学へ傾倒していくのではないだろうか。まあ純文学に行ったからどうということはないのだが。
9点/10点満点
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