エリック・シュローサー「ファストフードが世界を食いつくす」感想。
ドキュメンタリー。2005年04月27日読了。

エリック・シュローサー著・楡井浩一訳
草思社 2001/08出版 381p 19cm ISBN:479421071X ¥1,680(税込)
戦慄のドキュメンタリー。
マクドナルド(やその他ファストフードチェーン)と食肉加工業者と香料メーカーの恐るべき話。読めば読むほどゲップが出てくる。マクドナルドが安全な食品とは思っていないから、マクドナルドの悪巧みはそう驚かなかったが、第7章、第8章、第9章で語られる食肉加工業界のひどさは、うえっぷ。
この本を読んだ後、本書に出てくるタイソンフーズの見学に行った日本の食肉加工業者のホームページを見た。曰く「最先端を行くアメリカの肉牛解体行程は、早さ、技術、安全性など目を瞠るものがある」らしい。なるほどね。日本の食肉加工業界は、本書に出てくるアメリカの業界以下なのかい。それも驚き。
このテの本は、一方(この本の場合マクドナルドとか)を悪と決めつけて書かれている事が多いから、この本のことだけを全面的に鵜呑みにするわけにはいかないが、それを割り引いても良くできている本だ。
この本の金銭的価値:1,680円以上。
9点/10点満点
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