宮本輝「ひとたびはポプラに臥す6(最終巻)」感想。
紀行文。2005年06月20日読了。
ひとたびはポプラに臥す6
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宮本輝・みやもとてる・ひとたびはぽぷらにふす
講談社 2002/04出版 252p 15cm ISBN:4062732661 ¥660(税込)
フンザからイスラマバードまで
宮本輝ってわがままなおっさんだなあ、と思いながら6冊読んだが、読み終わってみればシルクロードに行きたくなった。まずい飯、うまい飯、険しい道、埃だらけの街、広大な砂漠、ひたすら暑い大地、そんな中で暮らす人々、そんな情景が目に浮かぶ。それだけ宮本輝が物書きとして優れているんだろう。
同行した宮本輝の息子、新聞社のカメラマン、中国人ガイドなどの人物描写に、宮本輝がどれほどの脚色を入れているのか判らない。読んでいる最中、多少鼻についたステレオタイプな人物の書かれ方も、読み終わってみると、ああなるほどと思ってしまう。
しかし、1995年5月25日から7月1日までの約40日間の旅を6冊の本にするというのは、商売優先な事で。字は大きいし行間広いし、3冊か4冊にできるでしょ。
この本の金銭的価値:6冊で2,640円(660円×4冊)。
6点/10点満点
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