高木徹「戦争広告代理店」感想。
ドキュメンタリー。2005年08月30日読了。

高木徹・たかぎとおる
講談社 2005/06出版 405p 15cm ISBN:4062750961 ¥650(税込)
ユーゴ紛争が起きていた時の報道では、
ボスニア・ヘルツェゴビナは被害者だった。
ユーゴスラビア(後の新ユーゴ、現セルビア・モンテネグロ)は加害者だった。
しかしそれは、アメリカの広告代理店が仕掛けたイメージ戦略に、世界中のマスコミが乗っかってしまった、言い方を変えれば騙されてしまったために出来上がった、現実とは異なるイメージだった。
丁寧な取材をベースに、客観的事実と主観的推論を上手く織り交ぜ、読者に一つの結論を提示する。これはまさしく第一級のドキュメンタリーであり、後生まで語り継がれなければならない。そう思わせるほど完成度の高いドキュメンタリーである。
この手のジャンルに興味がある人は、
とにかく今すぐ買って読め(借りるな)
この本の金銭的価値:1,890円以上(単行本当時の価格)。
10点/10点満点
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