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2005/12/17

佐藤賢一「カポネ」感想。
冒険小説(とりあえず)。2005年12月16日読了。

カポネ
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佐藤賢一・さとうけんいち・かぽね
角川書店 2005/11出版 545p 20cm ISBN:4048736582 ¥1,995(税込)

佐藤賢一という作家の癖のある文体も、慣れてしまえば心地よい。ましてや佐藤賢一お得意のスカッとした悪党が主人公である。心地よくないわけがない。アル・カポネという稀代の悪党を主役に据え、この作品も、心地よく展開していく。おお。

しかし、第一部と第二部でがらりと様相が変わる。

そこには何らかの意図があるのかもしれないが、しかし、第二部はそれほど面白くない。
なんとなれば、第二部に登場する人物に魅力がないのである。歴史的事実を背景に小説を書いている以上、魅力がないのは作者のせいではないのかもしれない。ならば。それをして作者の力量を示して欲しかった。しかし、エピローグで、再び心地よさにつつまれる。然るに、それが作者の力量なのかと思わずにいられまい。

それと、この本の欠点。装丁が悪い。読みづらいのである。本文ページより少しだけ大きい表紙がソフトカバーで、持ちにくいのだ。さらに、のり付けがよろしくなく、読んでいる最中にべりべりと音を立ててのりが剥がれていくのである。また、帯の文句「悪漢小説の金字塔」って、そりゃ違うだろ。悪漢小説はないだろう。そんな安っぽい感じで表現するのはどうかと思うぞ。

7点/10点満点

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