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2005/12/29

張平「十面埋伏・上」感想。
暗黒刑事小説(?)。2005年12月28日読了。

十面埋伏・上
張平・ぢゃんぴん(じゃんぴん) ・荒岡啓子訳
新風舎 2005/11出版 392p 20cm ISBN:4797483059 ¥1,890(税込)

珍しく粗筋を書く:中国・古城刑務所。刑務所捜査官・羅維民(ルオウェイミン)は、休暇を取っている同僚・趙中和(ヂャオヂョンフー)の代わりに、死刑執行猶予で収監されている凶悪な犯罪者・王国炎(ワングゥオイェン)を取り調べる。王は刑務所内で、騒ぐ、暴れる、酒を飲む、とやりたい放題の囚人だった。取り調べで王は、自分が起訴された事件ではない、未解決事件の真相を次々と話し出す。王が喋っていることは真実だ、と直感した羅は直属の上司に報告するが、でたらめと一蹴される。上司を飛び越し幹部へ直訴するが、そこでも一蹴される。羅は直感を信じ、自力での捜査を開始するが...

中国のベストセラー作家、張平(ぢゃんぴん)の長編小説。本作はダークな感じが馳星周に似ている。だが馳星周は悪人を主人公とするのに対し、本作は正義感ある人々が主人公である。人々と書いたように、上巻では明確な主人公はいない。主人公群というべきか。登場人物の多さと、中国の複雑な役所や階級の構造などに戸惑う部分もあるが、100ページくらい読み進めたあたりで作品の方向性が見え、ぐいぐいと引き込まれる。

下巻や如何に。

7点/10点満点

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2005/12/23

逢坂剛「暗い国境線」感想。
イベリアシリーズ4。2005年12月22日読了。

暗い国境線
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逢坂剛・おうさかごう・くらいこっきょうせん
講談社 2005/12出版 619p 20cm ISBN:4062131781 ¥2,310(税込)

ヴァジニア・クレイトンシリーズ第四弾。いや、北都昭平シリーズ第四弾か。

地味な作戦を、618ページにまで話をふくらませることができるのだから、相変わらず逢坂剛のストーリーテリング能力は極めて高い。しかも今回はいつもに増して、ヴァジニアと北都の恋愛感情が表に出ていて、単なるスパイ小説を超えた。見習え、真保裕一。

気に入らないのは、ナオミをなぜ殴らないかってこと。ぶち切れても良いでしょうよ、いくら何でも。でもそうしないところが、逢坂剛のスタイルなのか。あそこで殴ったら船戸与一か馳星周になっちまうもんな。
今回のラストは1943年7月。終戦まで2年を残しているから、このシリーズあと2~3作は書けそうだ。逢坂西部劇は辟易しているが、このシリーズは期待を持って読み続けたい。ここまで4作期待を裏切っていないので、読む方としても楽しみ。作者渾身のライフワーク、本腰を入れているのだから手は抜くまい。と勝手に思うことにする。

しかしこの本も帯が悪い。愛と諜報の壮大なドラマ、ってどこの陳腐な編集がつけたフレーズだ? そんな内容じゃないだろう。もうちょっとマシな帯を考えろよ。(そういや最近「怒濤の1500枚」などのボリュームを強調した煽りの帯が減ったな)


この本の金銭的価値:最近の小説、この厚さだと2,310円が相場か。高いな。1,890円。
8点/10点満点

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赤瀬川原平「新解さんの謎」感想。
エッセイ。1996年頃読了。

新解さんの謎
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赤瀬川原平
文藝春秋 1996/07出版 261p 19cm ISBN:4163517901 ¥1,631(税込)

タモリがメインパーソナリティとなっているテレビ番組「ジャポニカ・ロゴス」(フジテレビ系列)というのがある。
その中のネタで、新明解国語辞典が面白い、というコーナーがある。その元ネタとなっている本だ。
新明解国語辞典が面白い本であるというこを見出し、世に出した本。当時のお笑い好きの間では相当な評判になった。評判になったのは一過性なのかと思っていたが、この本が出版された9年後の今、テレビでは正しい日本語がブームとなっている。世の中わからないものだ。

この本、笑うこと請け合い。

7点/10点満点

※2005年12月23日記す。

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2005/12/19

平田伊都子・川名生十「カダフィ正伝」感想。
ドキュメンタリー。1990年頃読了。

カダフィ正伝
平田伊都子著・川名生十写真
集英社 1990/11出版 323p 20cmX14cm ISBN:4087801373 ¥1,835(税込)

アメリカから目の敵にされているリビアのカダフィ大佐の半生を追ったドキュメンタリー。
私がこのテの本を好んで読むようになるきっかけとなった本である。
カダフィが著した有名な革命書「緑の書」は2005年12月現在、入手可能である(緑の書では実際の読みに近いカッザーフィ名義)

本書は、1969年のリビア無血革命のリアルなドキュメントから始まり、カダフィの幼少時代、革命にとりつかれ始めた高校時代、英国留学時代、そしてアメリカに戦いを挑むようになった現在、それらを時折カダフィ本人へのインタビューを織り交ぜながら構成されている。圧巻である。
本書に出てくるカダフィは、その生き様に理念が溢れている。行動力もある。指導力もある。エネルギッシュな人物像は、とても世界中にケンカを売っている男には思えない。現実の存在としてのカダフィがそういう人物であるのか、それともアラブ寄りの作者平田が作った人物像なのか、どちらかは判らない。
カダフィはリビアの利益のため、アフリカの紛争貧国に数々の武器供与を行っていると聞く。カダフィにとっての正義とは自国民を守ることであり、自国民以外とくに先進諸国民は取るに足らない存在なのだろうか。本書の出版から幾年月が流れている。私は、今のカダフィを知りたい。この本の続編を期待したい。

この本は私の(世の中に対する)考え方を変えた。
人生の中で最も影響を受けた本を挙げるとするならば、この本だ。

この本の金銭的価値:私の中では∞円。
10点/10点満点

※2005年12月19日記し、2006年02月17日改訂。

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2005/12/17

三村雄太「平凡な大学生のボクがネット株で3億円稼いだ秘術教えます!」怒評。
2005年12月17日怒了。

平凡な大学生のボクがネット株で3億円稼いだ秘術教えます!三村式株投資
三村雄太
扶桑社 2005/08出版 207p 19cm ISBN:4594050115 ¥1,365(税込)


珍しく本を借りて読んだ。株を始めたいという部下が、「この本すげえっすよ、ホントに株って儲かるんすね、俺も株やるっす、この本どう思います」と聞いてきたから読んでみた。

まともに読む気にならないほど、呆れた買い煽り本である。

この著者は、30万円の元手(種銭)で株を始め、3億まで増やしたらしい。つまり千倍だ。

ということは、だ。

著者三村雄太のいう三村式株投資が理論として成り立っているなら、三村雄太は数年後には少なくとも3000億円を株で稼ぎ、更に数年後には数十兆円稼いでいることになる。

なにが三村式株投資だ。この話が事実だとして、それは単なるラッキー事例であって投資理論でも何でもない。ま、元々デイトレードは株式投資ではなく単なるギャンブルだから、三村式ギャンブルの本ということか。
しかしこんな本を出版する扶桑社も扶桑社だ。呆れた。

この本の金銭的価値:0円(読むだけ時間の無駄)
0点/10点満点

※051219改訂。タイトルが見苦しいと知人に指摘されたので内容ともども修正。

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佐藤賢一「カポネ」感想。
冒険小説(とりあえず)。2005年12月16日読了。

カポネ
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佐藤賢一・さとうけんいち・かぽね
角川書店 2005/11出版 545p 20cm ISBN:4048736582 ¥1,995(税込)

佐藤賢一という作家の癖のある文体も、慣れてしまえば心地よい。ましてや佐藤賢一お得意のスカッとした悪党が主人公である。心地よくないわけがない。アル・カポネという稀代の悪党を主役に据え、この作品も、心地よく展開していく。おお。

しかし、第一部と第二部でがらりと様相が変わる。

そこには何らかの意図があるのかもしれないが、しかし、第二部はそれほど面白くない。
なんとなれば、第二部に登場する人物に魅力がないのである。歴史的事実を背景に小説を書いている以上、魅力がないのは作者のせいではないのかもしれない。ならば。それをして作者の力量を示して欲しかった。しかし、エピローグで、再び心地よさにつつまれる。然るに、それが作者の力量なのかと思わずにいられまい。

それと、この本の欠点。装丁が悪い。読みづらいのである。本文ページより少しだけ大きい表紙がソフトカバーで、持ちにくいのだ。さらに、のり付けがよろしくなく、読んでいる最中にべりべりと音を立ててのりが剥がれていくのである。また、帯の文句「悪漢小説の金字塔」って、そりゃ違うだろ。悪漢小説はないだろう。そんな安っぽい感じで表現するのはどうかと思うぞ。

7点/10点満点

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2005/12/16

綿貫陽「基礎からよくわかる英文法」中間感想。
語学の本。2005年12月15日勉強中。

基礎からよくわかる英文法(改訂新版)
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綿貫陽
旺文社 2002/10出版 383p 21cm ISBN:4010361204 ¥1,470(税込)

40間近になってから始めた英会話。補助教材として、今までいくつか英文法の解説書を買ったが、それらの中でもっとも良い本。解説文の判りやすさ、徐々にレベルアップしていく構成の良さ、最初から最後まで変わらない解説スタイル。
英語のように、日々の勉強が日一日とスキルアップにつながる教科では、日々同じリズムで勉強に取り組める本はとてもありがたい。

この本の金銭的価値:1,470円は安い。
勉強中につき暫定8点/10点満点

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2005/12/14

グインサーガ・イタリア語版 を見つけた

ここ

イタリア語はひとかけらも出来ないので買い方は判らない。

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2005/12/13

ご参考リンク(と言うかアフィリエイト)
グインサーガ・英語版・ドイツ語版

The Guin Saga : The Leopard Mask
「グインサーガ・アメリカ版 第1巻」はこちら

The Guin Saga : Book Two : Warrior in the Wilderness
「グインサーガ・アメリカ版 第2巻」はこちら

The Guin Saga : Book Two : The Battle of Nospherus
「グインサーガ・アメリカ版 第3巻」はこちら

Im Auge des Leoparden
「グインサーガ・ドイツ語版 第1巻」は、たぶんこちら

Die Guin Saga 2 : In den Fängen des Kriegers
「グインサーガ・ドイツ語版 第2巻」は、たぶんこちら

アフィリエイトですので、このリンクを辿ってご購入いただけると幸いです。

※英語版は実物を持っており、リンク先の写真と実物と一致するので間違いないと思いますが、ドイツ語版はまだ買ってないので、たぶん、です。なお、英語版第4巻と第5巻は、今年の秋頃発売される予定でしたが、発売未定になってしまいました。

※イタリア語版の入手経路は今のところ判りません。

※12月16日情報更新。ドイツ語版第2巻はまだ刊行されていないとのこと。

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栗本薫「グインサーガ105 風の騎士」感想。
ファンタジー。2005年12月13日読了。

風の騎士 グイン・サーガ105
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栗本薫
早川書房 2005/12出版 314p 16cm ISBN:4150308268 ¥567(税込)


栗本隊長、小生二人ともすぐに正体が判りましたであります。
小生の記憶力も捨てたもんじゃないと自画自賛であります。
それはそれとして謹んでお願いがあるであります。
これ以上話をふくらませないで結末に向かって欲しいであります。
それはそれとして小生ハタノビルの4FのNで働いていましたであります。
ハタノビルはとても懐かしいであります。

7点/10点満点

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2005/12/12

こんな雑誌もある「隔月刊アフリカ」

隔月刊アフリカ


このテの話に興味がある方でも、よっぽどの物好きでなければ買わないだろう雑誌。
正確には雑誌ではなく、機関誌らしいが。とても堅い内容です。

●隔月刊誌「アフリカ」
●版元:社団法人 アフリカ協会
●定価¥735/年間購読¥5,000(送料と会費が加算されるので高くなる)
●モノクロ約40ページ

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こんな雑誌がある「世界の動き」

月刊誌・世界の動き
このテの話に興味がある方は、それほど高い雑誌でもないので定期購読してみたらいかがでしょうか。ページ数の割りに読みが応えあり、意外と面白い雑誌です。

●月刊誌「世界の動き」
●版元:財団法人 世界の動き社 (編集協力 外務省)
●定価¥235/年間購読¥3,500(送料が加算されるので高くなる)
●4色カラー20ページ
●主な内容
・世界情勢
・世界の国の紹介
・(世界の動きに関する)キーワード紹介
・GlobalEYES(人物クローズアップ)
・世界の街角から

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2005/12/08

金庸について誤解なきよう

私は金庸の大ファンである。
「射雕英雄伝」「侠客行」「碧血剣」「書剣恩仇録」「神雕剣侠」「秘曲笑傲江湖」「天龍八部」が読了済み。
「倚天屠龍記」は既に入手済みで、これから時間を見つけて読む。

「天龍八部」は私が読んだ金庸作品の中で、一番ダメダメな作品なのである。

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2005/12/07

関野吉晴「グレートジャーニー 地球を這う2」感想。
紀行文。2005年12月07日読了。

グレートジャーニー地球を這う 2(ユーラシア~アフリカ篇)
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関野吉晴・せきのよしはる・ぐれーとじゃーにーちきゅうをはう2
筑摩書房 2005/11出版 206p 18cm ISBN:4480062661 ¥998(税込)


このグレートジャーニーというシリーズ、本もDVDも種類が沢山あってどれを最初に読むべきなのかよくわからん。昨日今日と、写真がふんだんに使われているちくま新書を読んだが、内容的には中途半端。中途半端であるのに魅力的な内容となっている。DVDを見た方が良いのかな。

この本の金銭的価値:998円。
5点/10点満点

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2005/12/06

関野吉晴「グレートジャーニー地球を這う1」感想。
紀行文。2005年12月06日読了。

グレートジャーニー 地球を這う 1 (南米~アラスカ篇)
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関野吉晴・せきのよしはる・ぐれーとじゃーにーちきゅうをはう1
筑摩書房 2003/03出版 188p 18cm ISBN:4480059903 ¥998(税込)


まあなんだ、これは映像で見るべき物であって、本でという形で読んで楽しむ物じゃないんだろうな。

この本の金銭的価値:998円。
5点/10点満点

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大沢在昌「亡命者 ザ・ジョーカー」感想。
冒険小説。2005年12月05日読了。

亡命者 ザ・ジョーカー
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大沢在昌・ぼうめいしゃざじょーかー
講談社 2005/10出版 317p 20cm ISBN:4062131587 ¥1,785(税込)


ジョーカーシリーズ最新作。肩の凝らない短編集。
肩が凝らない代わりに、はらはらどきどきもしません。

この本の金銭的価値:まあいいや。
4点/10点満点

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2005/12/05

映画「ホテル・ルワンダ」に期待している。
2005年12月05日。

「ホテル・ルワンダ」の劇場が判った。
公式ホームーページにはシアターN渋谷にて新春第2弾ロードショー、と書いてある。単館上映か。まあ日本人に受ける映画じゃないからしょうがないんだろうけど、それにしても渋谷か。心底嫌いな街だ。行きたくないなあ。新宿だったら行くんだけどなあ。

allcinema ONLINEでの「ホテル・ルワンダ」はこちら。

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「世界地図 JTB2006年度版」感想。
世界情勢。2005年12月04日拾読。

世界地図百科 現在・過去・未来がみえる 2006年版(JTB world atlas mook)
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岩見隆夫・いわみたかお・せかいちずひゃっかげんざいかこみらいがみえる
JTBパブリッシング 2005/12出版 238p 30cm ISBN:4533061400 ¥1,680(税込)


このテの本を毎年買っている。好きだから。さて今年は何を買おうかな、と本屋で眺めていたところ、今まで見たことのないJTBパブリッシングの物を見つけた。本書である。

良くできている。思うに、この本の編集者の中にこのテの本が好き(仕事として熱心にやっているだけじゃなく、本当に好き、という意味)な人物がいるのだろう。他社の同様の出版物を研究していると思う。痒いところに手が届くようなデータが載っている。まあまあ良い買い物だったと思う。
EX1) 教育 日本の識字率は99%未満だったんだ...
EX2) 映画 日本の映画製作本数って世界3位なんだ...(でも駄作多い)
EX3) ノーベル賞 韓国のノーベル賞受賞者は過去1名だけ

この本の金銭的価値:この手の本全般的にいえるが1,260円くらいにしてくれ。高いよ。
6点/10点満点

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2005/12/04

映画「ペリカン文書」感想。
2005年12月04日観る。


ペリカン文書

allcinema ONLINEでの「ペリカン文書」はこちら。

ダービー・ショウ(ジュリア・ロバーツ)が都合良く助かるシーンが多いな。
ダービーがなぜデンゼル・ワシントン(役名忘れた)に助けを求めたのか、その経緯がいまいちピンと来ない。
まあでも140分を飽きずに見ることができたのだから、それなりに良い出来の映画だったんだろう。

6点/10点満点



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2005/12/03

勝見明「セブンーイレブンの「16歳からの経営学」感想。
経営学入門書。2005年12月02日読了。

セブンーイレブンの「16歳からの経営学」鈴木敏文が教える「ほんとう」の仕事
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勝見明/鈴木敏文・せぶんいれぶんのじゅうろくさいからのけいえいがく
宝島社 2005/11出版 269p 19cm ISBN:4796649557 ¥1,260(税込)


セブンイレブンの経営を通して、16歳にも判る経営学入門書をつくろうというコンセプトで書かれた本だが、内容はセブンイレブン礼賛に終始しており、中盤以降は飽きてきた。
文章をなぞっただけの意味のない図が多く、あわてて執筆したのかすべてが中途半端だなあ、という印象を受ける。私が大人だからかも知れないが。

と書きつつ、セブンイレブンの各種事例はそれなりに参考になるので、仕事のできない部下に読ませると役に立つかも知れないと思う。仕事のできない部下にこの本の内容を消化できる脳みそがあるのなら、だが。

この本の金銭的価値:800円くらいなら16歳でも買うんじゃないの。
5点/10点満点

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2005/12/02

松本仁一「アフリカを食べる」感想。
エッセイ。2005年12月01日読了。

アフリカを食べる
朝日新聞社 1998/08出版 245p 16cm ISBN:4022612371 ¥567(税込)


アフリカの情景が目に浮かぶ。この人の本を読むとアフリカに行きたくなってしょうがない。良い文章書くなあ。
しかし、イモムシをわざわざ買って食うとうは酔狂な。私には真似できん。

この本の金銭的価値:567円以上。
8点/10点満点

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