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2006/01/30

ページエラーが発生してました

当ブログでページエラーが発生し、まともに表示されない状態となっていましたが、Google AdSenceの広告の使い方の間違いだったみたいで、AdSenceを取ったら直りました。一日約10人のご来訪者の皆様にはご迷惑をおかけしてしまいました。申し訳ございません。

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クリス・ヘッジス「本当の戦争」感想。
ドキュメンタリー。2006年01月30日読了。

本当の戦争
クリス・ヘッジズ/伏見威蕃
集英社 2004/06出版 221p 20cm ISBN:4087734102 ¥1,890(税込)

戦争および米国軍をテーマにした雑学本。
・米軍では休暇は何日もらえますか。
・地雷を踏んだらどうなりますか。
・化学兵器はどれほど有効なのですか。
・戦死したらどこに埋葬されるのでしょうか。
等々、マニアックな雑学が437個。
雑学の題材は可もなく不可もなく、しかし本として面白いかというとさほど面白いわけでもなく、興味が湧くかというと米軍の話だからまあそこそこそれなりの興味があるかなあという程度で、まあ何だろう、日本じゃたぶん売れないよな。

本書の金銭的価値:1,890円は明らかに高い。
2点/10点満点

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2006/01/25

国末憲人「自爆テロリストの正体」感想。
ドキュメンタリー。2006年01月25日読了。

自爆テロリストの正体
国末憲人
新潮社 2005/12出版 207p 18cm ISBN:4106101459 ¥714(税込)

もったいない本である。

本書で取り上げられている数人の(アルカイダ系の)自爆テロリストは、生粋のイスラム原理主義者ではなく、それどころか熱心なイスラム教徒ですらないという。貧困層でもなく、どちらかといえば裕福な層だという。それがなぜイスラム原理主義にはまり、自爆テロを行うにまで至るのか。現地取材、関係者へのインタビュー、海外書籍の引用などを用い、自説の結論にまで持って行く。

実に興味深いネタであり、さていかなるものかと読んだのだが...

構成がダメダメである。章立てにあまり意味を見いだせない。人物に焦点を当てたり、出来事に焦点を当てたり、バラバラである。ひどいときは、一行ごとに視点が変わってしまい、いま何について説明をしたいのか訳がわからなくなるときがあるのだ。それなりに丹念に取材をしていることと、それほど難しくない自説の結論なので、支離滅裂とまでは行かないが、何だかすごく散漫な印象。

この筆者は構成力が足りない。実に惜しい。

そうそう、読んでいて思ったのだが、自爆テロリストを語るのにパレスチナを抜きにしちゃいかんでしょうよ。

3点/10点満点

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2006/01/23

スラヴォミール・ラウイッツ「脱出記」感想。
ドキュメンタリー。2006年01月20日読了。

脱出記
スラヴォミール・ラウイッツ/海津正彦訳
ソニー・マガジンズ 2005/09出版 383p 20cm ISBN:4789726304 ¥2,310(税込)

「本の雑誌」の2005年ベスト本になっていたから買った本。

ポーランド人ラウイッツ(作者)が、第二次世界大戦中にソビエトに捕まってしまい、列車と徒歩でモスクワからシベリアまで連行され、拘留先のシベリアから脱走し、1年以上毎日約30キロ歩き通して、モンゴル、ゴビ砂漠、チベットを経て、5,000キロ先の最終目的地インドまで逃げ切ったノンフィクション。逮捕され尋問されるときの苦痛、無理矢理連行される地獄、脱走した後の数々の困難を、実体験した者にしか判らない言葉で綴る。

脱出行に出てくる数々の困難は、ひとつのエピソードでハリウッド映画が一本撮れてしまうほどの内容である。例えば、
・収容所からの脱走時期は冬のシベリア。脱走であるから満足な装備ではない。
・水見食糧も持たずゴビ砂漠縦断に突入し、12日間、水も食糧も無しで毎日歩き続けた。
・チベットからインドへの山越えも満足な装備も食糧もないまま突入。

実体験に裏打ちされたこういう本を読んじゃうと、想像力で創作された冒険小説が悲しいかな安っぽく思えてしまうのだな。

9点/10点満点

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2006/01/15

2006年01月15日。デジタル一眼レフを衝動買い

衝動買いしてしまったのだ。一眼レフのデジカメを。

ボディは
・CANON EOS Kiss Digital N 820万画素

レンズは、
・TAMRON A-14 18-200mm F3.5-6.3 レンズ径62mm
但し、デジカメでは焦点距離5割り増しらしく、実質は28-300mmレンズに相当。

・1GBのCFカードも買う。

撮影旅行の経験から、持ち歩くレンズは少ない方がベターと感じ、この日店頭で見たTAMRONレンズの実質28-300mmに、思わず、思わず衝動買い。
とにかくレンズの性能に惚れた。

ボディはEOS 20Dが欲しかったが、持った感じが重かったし、値段も倍近かったのでヤメ。

帰宅して、内蔵のしょぼいフラッシュを使って連写実験をしてみた。最大サイズでの連写。400枚くらい連写したけど、電池は全然問題なし。まだまだ撮れそう。

うん、なかなか良いんじゃないかな、このカメラ。欠点は使ってみなくちゃ判らないな。

さあ、次はいつ撮影旅行に出ようかな。わくわく。

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2006/01/13

響堂新「白魔の湖」感想。
SF小説。2006年01月12日読了。

白魔の湖
響堂新・きょうどうしん・はくまのうみ
角川春樹事務所 2005/10出版 313p 20cm ISBN:4758410569 ¥1,995(税込)

うっひゃっ、映画のパクりだよ。
「人喰いアメーバの恐怖」×「遊星からの物体X」×「エイリアン2」】÷5。
÷3じゃなくて÷5なのは、出来が悪いから。

・ホラーとして読むとちっとも怖くない
・SFとして読むとネタが古すぎ
・パニックノベルとして読むとヒーローもヒロインもはっきりせず中途半端
・冒険小説ではない

突っ込みどころも満載。一例。

主人公らしき人物は24歳で南極大陸周回路冒険隊隊長。隊は全部で5人。経費は全部で1億円。自己資金、カンパ、寄付金で半分集め、残り半分の5千万は借金だそうだ。

24歳の冒険小僧に5千万も貸す奴なんていねえよ。

響堂新という作家は、医学部卒→研究者→検疫官、という経歴だから、まあエリートさんなのかな。お前、車と住宅ローン以外で借金したことねえだろ。親族からの借金は借金とちゃうで。

本書の帯。「文芸評論家細谷正充氏激賞!」
細谷正充は三流評論家に決定!

3点/10点満点

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2006/01/10

鹿砦社代表・松岡利康 未だ拘留中

パチスロメーカーのアルゼに敢然と喧嘩を売っていた鹿砦社(ろくさいしゃ)の社長・松岡利康が名誉毀損で逮捕された。2005年7月12日に起こったこの事件は、松岡のアルゼ告発本を全部読んできた私に強い衝撃を与えた。アルゼの社長は警察庁出身の元参議院議員である。

昨日、パチンコ「30兆円の闇」という本を読んだせいか、この事件がどうなっているのか調べてみたら、何と、松岡は未だ拘留中であるという。保釈申請が認められないらしいが、これは異常だ。逮捕だけでも十分異常なのに、半年も拘留とは常軌を逸している。

しかし、なぜ大手マスコミはこの事件に触れないのだろうか。この事件の決着次第では、マスコミは大打撃を受けるというのに。(松岡は無罪になるまで争うだろうから、相当時間がかかると思うが)


鹿砦社代表・松岡利康のアルゼ告発本(既刊4冊)

アルゼ王国地獄への道 アルゼ王国の闇4
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鹿砦社 2005/03出版 254p 20cm ISBN:4846305937 ¥1,470(税込)
※アルゼの子会社セタの幹部が、パチンコの貸し玉機にだけ使える貨幣もどきを用いて、ライバル会社を蹴落とす、と言うような内容が中心。だが4冊目ともなると、さすがにキレがなくなってきている。

アルゼ王国の崩壊 アルゼ王国の闇3
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鹿砦社 2004/03出版 219p 20cm ISBN:4846305511 ¥1,470(税込)
※アルゼと松竹が訴訟沙汰になっていた、という暴露話が中心。

アルゼ王国はスキャンダルの総合商社 続・アルゼ王国の闇
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鹿砦社 2003/09出版 222p 20cm ISBN:4846305236 ¥1,470(税込) 入手不可
※この本は、アルゼから出版差し止めの申し出が受理されたため、通常では入手不可である。が、発売当日に取り次ぎに相当卸したみたいで、amazonのユーズドとかで楽々入手可能。
※アルゼの元取締役ホステス及川麻子の傍若無人ぶりなどが載っていた、と記憶。

アルゼ王国の闇 巨大アミューズメント業界の裏側
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鹿砦社 2003/04出版 183p 20cm ISBN:4846304981 ¥1,470(税込)
※アルゼがゲームメーカーSNKを事実上乗っ取った後、SNKをぶっ潰した顛末が書かれている。アルゼの脇の甘さに大笑い。

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渡辺仁「起業バカ2」感想。
ビジネス書。2006年01月09日読了。

起業バカ2
渡辺仁
光文社 2005/11出版 215p 19cm ISBN:4334933696 ¥1,000(税込)

とにかく読みづらくってしょうがない光文社ペーパーバックシリーズ。中途半端に文章英単語混じりにするってのは、奇をてらっているだけで信念ある編集とは思えない。でも立ち読みしたらなかなか興味引く内容があったので買ってしまった。こういう本を買ってしまうこと自体情けない。

本書は起業の失敗談を集めたものであるが、成功談より参考になる点が多い。一つ前に読んだ折口雅博の本もそうだったが、面白いサクセスストーリーには、必ずためになる失敗談がくっついている。世の中、成功から学ぶことより失敗から学ぶことの方が多いのだな。

しかし、一日に3冊も本読むと疲れる。

5点/10点満点

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2006/01/09

折口雅博「プロ経営者の条件」感想。
ビジネス書。2006年01月09日読了。

プロ経営者の条件
折口雅博
徳間書店 2005/07出版 221p 20cm ISBN:4198620369 ¥1,470(税込)

ネットでは悪評ばかり聞こえてくる折口雅博の、自伝的要素を含んだ経営哲学指南書。当初は買う気なかったが、立ち読みしたら予想外に面白そうだったので買ってみた。

コムスンの宣伝と思える内容が多いが、それはさておいて、折口の経営論はその趣旨が終始一貫しており、共感もできる。ビジネスの本質を見抜く「センターピン理論」は十分参考になった。また、やや意外と思ったが、株式の過半数をオーナーが握ることは良くないと断言している点も、しっかりした理由があり納得できた。

ちょっと鼻につく部分もあるが、なかなか参考になるビジネス書であった。

でも、ヤフーに載ってるグッドウィルの会社情報には、【特色】軽作業請負・派遣と介護が2本柱。積極経営。折口雅博会長のワンマン色。04年持ち株会社化、とある。ヤフーと仲悪いのかね。

7点/10点満点

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溝口敦「パチンコ30兆円の闇」感想。
ドキュメンタリー。2006年01月09日読了。

パチンコ「30兆円の闇」もうこれで騙されない
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溝口敦
小学館 2005/10出版 253p 19cm ISBN:4093797234 ¥1,470(税込)

なかなか丁寧な取材をベースにしているようで、だらだら続く鹿砦社のアルゼ告発本シリーズより数段マシ。警察が腐敗の温床である、という主張を真っ正面から展開した内容はなかなか見事。

6点/10点満点

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大竹愼一「日経平均4000円時代が来る」感想。
ビジネス書。2006年01月06日読了。

日経平均4000円時代が来る
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大竹慎一
フォレスト出版 2005/05出版 246p 20cm ISBN:4894511940 ¥1,680(税込)

2012年から2015年に「日経平均4000円」となって日本の不況は大底を打つ、という作者の主張を書いた本。

だが、全く説得力がない。

この一冊の中で著者の主張に矛盾があったり、アホかお前、というバカ理論を堂々と主張していたり、まあ突っ込みどころ満載だが、こんな下らない本の感想に時間をかけるのはやめる。

ああ、無駄な時間を過ごしてしまった。

0点/10点満点

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2006/01/07

牛若丸の本「MUTTONISMO」紹介
装丁がスバラシイ本

MUTTONISMO
武藤政彦
牛若丸 1997/08出版 59p 21cm ISBN:4795276927 ¥2,100(税込)

牛若丸出版の本を紹介する。

この本は1997年に出版された本だが、2006年に突入した今でも、私が出会った本の中で最も装丁がスバラシイ本である。

箱つきである。箱には文字が印刷されており、エンボス加工されている。(版ズレ起こしているけど)
中の本は濃い緑の表紙。タイトルと著者名は印刷ではなく、エンボスのみで表現されている。
表紙をめくると、折り返し部分ののり付けがとても丁寧。
中に使われている紙は、少なくとも異なる紙質3種類、色違いを勘定に入れると6種類の紙を用いているのではないか。うーん、スバラシイ、スバラシイ、スバラシイ。

しかし装幀の良さを文字で伝えるのは、彫刻の良さを文字で伝えるのと同じこと。装幀の良い本は、実物を見て、手にとって、ページをめくって初めて判るのではないか。言葉で語るしか能のない自分がもどかしい。

牛若丸、とは出版社であり、松田行正さんという装幀家の方が主催されているMATZDA OFFICEのことである(らしい)。

その昔、美術好きの人たちの間で評判だった光琳社出版(潰れた)も、装幀の良い本をいっぱい出していたが、潰れちゃ駄目だろ。

10点/10点満点(装丁が満点)

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2006/01/06

「PAPER IN DESIGN」紹介。
紙を紹介する本

PAPER IN DESIGN
ピエ・ブックス 2002/05出版 184p 31cm ISBN:4894441969 ¥16,800(税込)

紙をデザインにどう活かすか、を実例紹介するとともに、実際に紙のサンプルをつけちゃった本。

紙のサンプルは109種類もついており、サンプルと実例を比べながら見ると、デザインの参考になる。とても参考になる。

しかーし、16,800円は高すぎる。会社経費でなく個人の金でこんな本を買う私も私だが、いくら何でも。

で、結局この本を買ってしばらくした後、竹尾(という紙の問屋さん)のミニサンプル集を買ってしまった。こっちは43冊で約4,500の紙サンプルがついていて10,500円。値頃感は十分満腹だが、あまりにもプロ向けすぎて、使い道の判らん紙がようさん入っていて、見ているだけで楽しかったり悩んだり。会社に出入りしている封筒印刷の営業担当に、竹尾の紙扱えるかー、と聞いたら竹尾を知らんとぬかしよった。プロの印刷屋でもそんなもんなのかね。

4点/10点満点(いくら何でも高すぎ)


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宣伝会議編「紙とコスト」紹介。
装丁がスバラシイ本

紙とコスト
宣伝会議 2003/10出版 141p 26cm ISBN:4883350932 ¥2,520(税込)

とにかく装丁がスバラシイのです。

シンプルかつ大胆かつ洗練された表紙と帯。
装丁デザインの一つの頂点ではないかと思う。(奥付によると装幀:木下勝弘氏とある)

内容もそれなりに充実しており、奥付には本書に使用されている紙の種類が全て掲載されている。買ってから2年以上経っていると思うのだが、未だ紙は日焼けせず、美本状態のまま。

本好き、装丁好き、紙好きな人たちが、寄って集って採算度外視で作った本、そんな印象を受けます。値段に見合った価値ある本です。

8点/10点満点


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「任意の点P」紹介。
レンズ付き3Dイラストブック。

任意の点P
慶応義塾大学/中村至男
美術出版社 2003/04出版 1冊(ペ 20cm ISBN:456850256X ¥2,625(税込)

本にはこんな活用方法があったのね、と唸ってしまう装丁の本。

本書の表紙に、かなりしっかりしたプラスチックレンズが2枚埋め込まれており、その2枚のレンズを通して本書のイラストを見ると、あら不思議、イラストが全て3D映像になってしまうのです。

3D化されたイラストの驚きは、ステレオグラムとか、目が良くなる3Dイラストとかと大差はないのだけど、目を凝らさなくても3Dに見えちゃう(しかも焦点距離が正確だから、誰でも簡単に)のは画期的アイデア。

そのうち気が向いたときに本書の 読み方を写真に撮ります。

8点/10点満点

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渡辺良重・内田也哉子「BROOCH・ブローチ」紹介。
絵本。

BROACH
渡辺良重・絵/内田也哉子・文
リトル・モア 2004/12出版 1冊(ペ 20cmX27cm ISBN:489815140X ¥1,800(税込)

装丁がステキな本を紹介。

本書は絵本だが、本文ページに使われている紙が、辞書に使っているような薄い紙で、常に次のページの絵が透けて見えるのです。今まで見たことがあるようでなかった斬新な装丁の本。ステキです。

手に取る機会があれば、ぜひ一度見てほしい。

7点/10点満点

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張平「十面埋伏・下」感想。
暗黒刑事小説(?)。2006年01月05日読了。

十面埋伏・下
張平・ぢゃんぴん(じゃんぴん)・荒岡啓子訳
新風舎 2005/11出版 394p 20cm ISBN:4797483067 ¥1,890(税込)

正月を挟むんじゃなかった。

実質的に下巻は3日で読み終えた。上巻の途中からぐいぐいと引き込まれるストーリーは、下巻になっても勢いが衰えることはなく、最後まで続いた。正月を挟まず上下間を一気に読んでいたなら、もっと面白く感じたかもしれない。ちょっと惜しいことをした。

本書の内容は、突き詰めてしまえば至極簡単な話だ。
正義の志を持った主人公群が、凶悪犯と、癒着する大勢の役人で構成される黒社会の連中を、とことんまで追い込む、それだけの話だ。
それだけの話だが、丁寧に作り込まれたストーリー展開、上下関係やメンツに縛られながら行動する登場人物、貧富の差を象徴とした現代中国の暗部、などのディテールが、黒社会に引きずり込まれる役人どもの腐敗ぶりに説得力を持たせ、黒社会の結束力の強さに説得力を持たせ、黒社会の連中が主人公群を邪魔する方法に説得力を持たせ、邪魔をする腐敗した役人に太刀打ちできない主人公群のいらだちに説得力を持たせている。
そしてストーリーが面白い。

相当に暗い小説で、日本人作家でいうと(特に悪人の描き方が)船戸与一に似ていると思う。訳者の文体のせいか。

最後に、この本の素晴らしいところを一点。
中国人の人名はただでさえ覚えにくいのに、この小説はやたらと登場人物が多い。この本では、見開きページごとに登場人物の名前にルビがうってある。これは読者に対する素晴らしい配慮だと思う。

9点/10点満点

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2006/01/01

2005年の読書総括。107冊。最多記録更新。

読書数は冊数です。「上・下」に分かれている本は読書数2冊とカウントしています。

英語や漢字検定などのお勉強本、PC関連書籍、クイズ本などは、それなりにちゃんと中身を読みますが、この手の本は読むことが主眼ではないので、読書数にカウントしていません。

また、最新の世相を反映した世界地図帳、世の中のいろんな業界ランキングが書かれている業界地図、写真集・画集などは、読むというより眺めることがが主体となり、読書とはちょっと異なると思っているので、こちらもカウントしていません。

2005年は、過去13年間で1番多く本を読んだ年となりました。

仕事が暇だったんです、はい。


天野才蔵 2005年の読書総括
 ジャンル国内海外合計数
小説SF・ファンタジー・ホラー11011
小説冒険・ミステリ11314
小説歴史・時代・武侠909
小説純文学・青春404
 小説小計35338
その他ノンフィクション・ルポ9211
その他いわゆる新書202
その他紀行文・旅関連・エッセイ41041
その他ビジネス・株・雑学他14115
 その他小計66369
 総合計1016107


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