映画「ブラックホーク・ダウン」感想。
2006年02月05日観る。

allcinema ONLINEでの「ブラックホーク・ダウン」はこちら。
リドリー・スコット監督作品
氏族(日本風にいうなら豪族)の対立が激しさを増し無政府無秩序に陥ったソマリア。そしてそれに干渉したアメリカ(正確には国連軍)。アイディード将軍が支配する地域で、アイディード派の幹部を逮捕するための作戦を展開したアメリカ軍。30分で終わる予定の作戦が、ソマリア民兵の徹底抗戦を受け、防戦一方のまま泥沼の十数時間を迎えることになった。。。
アフリカ好きで紛争好きな私だが、この映画のことは2005年中頃まで知らなかった。「ホテルルワンダ」は知っていたのにねえ。配給会社の宣伝がへたくそなのかな。
この映画、戦闘シーンを徹底的にリアルに撮った作品だけど、映画としてみるとつまらない。主役がはっきりしないのだ。原作のノンフィクションノベルを最大限活かしたせいか、アメリカ軍兵士全員にスポットをあててしまい、こいつは誰だっけ?としょっちゅう考えながら観なければいけない。更にいえば、アメリカ軍の視点で描かれているため、アメリカ軍兵士がソマリア民兵を殺しまくるシーンがさも正当な戦いであるように描かれているが、そうはいっても、どうにもこうにもお前らソマリア人を殺しすぎ、としか思えない(アメリカ軍兵士は十数人の死者に対して、ソマリア民兵は1,000人以上死んだとか)。ソマリア民兵がアメリカ軍を敵対視し泥沼化した理由。それはアメリカ軍が阿呆な攻撃を仕掛けたから(映画では出てこなくて特典のドキュメンタリーで判る)。何だかこの映画を観ているとアメリカ人は基本的にバカなんだろうな、と思えてくる。
んでまあ私はコレクターズボックスを買ったわけだが、特典ディスク2にある「ドキュメンタリー・モガディシオの攻防」が一番面白かったのだ。このドキュメンタリーを見るだけでも買った価値があった。
5点/10点満点
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