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2006/06/28

海堂尊「チーム・バチスタの栄光」感想。
医学ミステリ。2006年06月27日読了。

チーム・バチスタの栄光<br />
海堂尊 /宝島社 2006/02出版 375p 20cm ISBN:4796650792 ¥1,680(税込)

粗筋(紀伊国屋より):東城大学医学部付属病院は、米国の心臓専門病院から心臓移植の権威、桐生恭一を臓器制御外科助教授として招聘した。彼が構築した外科チームは、心臓移植の代替手術であるバチスタ手術の専門の、通称“チーム・バチスタ”として、成功率100%を誇り、その勇名を轟かせている。ところが、3例立て続けに術中死が発生。原因不明の術中死と、メディアの注目を集める手術が重なる事態に危機感を抱いた病院長・高階は、神経内科教室の万年講師で、不定愁訴外来責任者・田口公平に内部調査を依頼しようと動いていた。壊滅寸前の大学病院の現状。医療現場の危機的状況。そしてチーム・バチスタ・メンバーの相克と因縁。医療過誤か、殺人か。遺体は何を語るのか…。栄光のチーム・バチスタの裏側に隠されたもう一つの顔とは。第4回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。



宝島の本だからあまり期待していなかった。しかもバチスタがテーマで大学病院の権力争いがあるだなんて、漫画「医龍」のパクリだと思っていた。そんなこともあり、買ったは良いけど3カ月あまり積ん読で、下手したら永久積ん読になるところだったのだが、、、

本ブログでいつもランキング上位にいるuririnさんのブログ「ほんだらけ」で、結構良かったと書かれていたので、読む気になったのである。ちなみにuririnさんと私は読書の傾向が似ているようで、「ほんだらけ」に載っている感想は参考になる。uririnさんが私の感想を参考にしているかは判らないのだが。


それで本書の感想。

至極簡単に言うと、予想以上に面白かった。

本書はミステリの体裁をとっているが、ミステリとして読むには結末までがあっさりとしていて物足りない。しかし、この本の面白さは多彩な登場人物に寄るところが大きく、別にミステリじゃなくても良かったのかもしれない。本書がデビュー作である作者が今後も作家を続けるとしたら、本格ミステリに進むのではなく、赤川次郎のようなタイプの作家になるような気がする。


6点/10点満点


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コメント

天野様、こんばんわ(^^)
TB失敗したと思ったら、二回もやってしまいました。
お手数をおかけしますが、一つ削除してください~。申し訳ないです。
天野さんの「東京タワー」の感想見て、私も読む気になりました。もうすぐ読了しますので、またTBさせていただきますね。では、では。

投稿: uririn | 2006/06/28 23:19

どもども。TBの件了解しましたです。
「東京タワー」は以前部下の女性に貸したところ、それほどのモノではなかったといっておりました。息子から見たオカンと、娘から見たオカンは、たぶん違う見え方をするのでしょう。

投稿: 天野才蔵 | 2006/06/29 13:58

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チーム・バチスタの栄光 海堂 尊 2006年 宝島社 ★★★★★ 命を守ろうとする心、悪を見逃さない眼。それは、現場の医師一人一人が、心の中に持つべきものです。か細い糸を張り巡らせて大切な命を守る。それこそが唯一の正解なのでしょう。 東城大学医学部付属病院の学内の出世争いから、早々に離脱した大学病院の勤務医、万年講師の田口。 病気は完治したものの、痛みや不安を訴える患者達が送られる「不定愁訴外来」、通称「愚痴外来」の担当医として、穏やかな日々を送っていた田口は、月曜日の朝イチに病院長の... [続きを読む]

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