映画「博士の異常な愛情」感想。
風刺映画。2度見た。

allcinema ONLINEでの「博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか」はこちら。
粗筋(紀伊国屋より):時は冷戦の真っ只中。アメリカの戦略空軍基地司令官リッパー将軍が突然、ソ連への水爆攻撃を命令する。ところがソ連が保有している核の自爆装置は、水爆攻撃を受けると10ヶ月以内に全世界を破滅させてしまうと判明。両国首脳陣は最悪の事態を回避すべく必死の努力を続けるが、水爆はついに投下されてしまう・・・。
私は、この映画がキューブリックの最高傑作ではないかと思っている。
スタンリー・キューブリック。クーブリックの方がが正確な発音に近いという人もいるけど、私は慣れ親しんだキューブリックという響きが好きだ。そのキューブリック、名前の知名度の割りに、作品数は少ない。わずか12本しか監督していないのだ。まだ全部見てないけど、私は、この映画がキューブリックの最高傑作ではないかと思っている。
で、この映画をBerlitzの教師でカナダ人の映画好き推定年齢30歳のJasonに「知ってるかい?」と聞くと「僕が一番好きな映画監督はキューブリック。キューブリック作品は全て見た」というので、「へえ、そうなんだ。どれが好き?」と聞くと、「どれもこれもみんな全部好き。でも強いて挙げるなら、んー、シャイニングかな」、なるほど。で、私「シャイニングはなんと言っても廊下のシーンが良いよね。ステディカムを効果的に使って、20年以上前の映画とは思えない、印象的なシーンを作り上げたよねー」とJasonを試すかのように特撮テクニックのことをあえて言ったら、「そうそうそうそう、カメラがグッドなのよー。他も全部含めて、とにかく素晴らしい」、なるほど。
矛先を変えようと思い「シャイニングって言えば、スティーヴン・キングの小説が原作だけど、キング原作の映画ってB級作品が多くてやんなっちゃうんだよね」と言った。Jason「キング原作の映画って何があるのかな」と聞くから、私「クジョーだろ、ペットセメタリーだろ、ファイアスターター(邦題:炎の少女チャーリー)だろ、クリスティーン。な、クソ映画多いだろ。あ、でもなあ、キャリー、デッドゾーン、グリーンマイル、ダークマン、ドリームキャッチャー、ショーシャンクの空に、ミザリー、スタンドバイミーなどはわりと良い映画だったから、クソ映画ばかりというわけでもないか」と言ったら、Jason「まあ結局映画と小説は別物だよ」と言いました。その通り。
(ちなみに「B級映画」を直訳で「B Class Movie」と言ったけど通じなくて、そういう映画はおおむね「Trash Movie」と言うんだよ、と教えられた。なるほどね)
9点/10点満点
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