映画「北北西に進路を取れ」感想。
ヒッチコックサスペンス映画。3回ほど見た。

allcinema ONLINEでの「北北西に進路を取れ」はこちら。
粗筋(紀伊国屋より):広告代理店を経営するロジャー・ソーンヒルは、いきなりニューヨークのホテルから、二人の男に連れ出される。ある人物と勘違いされ、いわれのない仕事への協力を強いられる。それを断ったとたん、事故に見せかけ殺されそうになる。逃げるロジャー。しかし行く先先で新たな事件に巻き込まれていく。果たして、彼が間違われた男の正体とは…。そしてこの事件の真相とは…。恋とスリルに満ちたサスペンスが展開するアルフレッド・ヒッチコック監督の傑作。
十数本見たヒッチコック映画の中で、「見知らぬ乗客」と並んでもっとも好きな作品。
allcinemaONLINEも私とほぼ同様の点数付けだったので、やっぱりヒッチコックの代表作は「鳥」や「サイコ」よりもこっち(「北北西に進路を取れ」「見知らぬ乗客」)だよなあ、と思うのであった。
で、この映画をBerlitzの教師でカナダ人の映画好き推定年齢30歳のJasonに「ヒッチコック映画は見たことあるかい?」と聞くと「サイコだけね」いうので、「じゃ、これ。ヒッチコック最高傑作のひとつ。見れ」と強制的にDVDを貸した。後日JasonがDVDを返してくれた時に、「つまんなかった。イマイチ」と言うから、「えっ?! そう?! なんで?!」と聞いた。するとJason、「シナリオは良い方だと思うけど、古い作品だからアクションは中途半端だし、演出にスリルをあまり感じないし、どれもこれも中途半端で、見ている途中であくびが出たよ」と言うではないか。「そうかあ、それは申し訳なかった。今度はもっと面白いの貸すよ」と言い、いつものように偉そうなことは言わなかった。
後日、改めて見た。Jasonの言うことも判った。今の映画に見慣れていると、確かにこの映画のアクションシーンは、ぬるい。アクションに対する役者の芝居の仕方が、昔と今では全然違う。演出にキレがない、と言うのも判る。高校生の頃、ヒッチコック映画をレンタルしては見て、テレビでヒッチコック特集があると欠かさず見て、ああ、ヒッチコックって良い映画撮るなあ、と思っていたのだが、そして、昔の映画でも良いものは良い、と言い続けていた私だが、この映画に関しては、今見ると古くさく感じてしまう。それはそれで仕方のないことなのかも知れない。悲しいけどそう思う。
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