逢坂剛「嫁盗み 重蔵始末4・長崎編」感想。
時代小説。2006年06月21日読了。

逢坂剛 /講談社 2006/03出版 279p 20cm ISBN:4062133385 ¥1,890(税込)
粗筋(紀伊国屋より):間宮林蔵、最上徳内と並び称される蝦夷地探検家、近藤重蔵。八歳で四書五経を諳んじ、十七歳で私塾「白山義学」を開いた俊才は、人並みはずれた精力家、酒豪であり、傍若無人の奇傑であった。江戸で火盗改に出た若き日の重蔵が、縦横無尽に事件の解決に当たる。
長崎奉行手附出役に任ぜられた重蔵は抜け荷と切支丹の取り締まりに雄飛する。そこに忍び寄る薩摩の影。
近藤重蔵シリーズ第四作。なのだが、私は第1作(「重蔵始末」)しか読んでいないかも。タイトルを調べたが、2作目(「じぶくり伝兵衛」)、3作目(「猿曳遁兵衛」)を読んだ記憶がない。ということはやっぱり読んでいないのかも。まあどうでもいいや。
1700年代の長崎を舞台にした小説というのは結構発表されていて、比較的最近読んだものでは、飯島和一の黄金旅風がある。
本書は、3月末に購入したのだが、同時期に購入した「オペレーション・ローズダスト上下」や、「栄光なき凱旋 上下」などの大作を読むのに時間がかかったため、3ヶ月近くの積ん読の後、ようやく読んだのである。
連作短編というべき本書、それぞれの悪くはない話なのだが、構成がなんか中途半端だし、今ひとつ重蔵が魅力に欠ける。逢坂剛の新作だ、というりゆうで買ってしまったのだが、この程度の本に1890円も出す必要なかったな、文庫で十分だったな、と思ってしまう。
要はイマイチなのである。
4点/10点満点(話は良いが本の値段が高すぎる)
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