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2006/07/03

高野秀行「アジア新聞屋台村」感想。
青春小説。2006年06月30日読了。

アジア新聞屋台村
高野秀行 /集英社 2006/06出版 248p 20cm ISBN:4087748146 ¥1,680(税込)

辺境ライター高野秀行、初めての小説。帯に、
宮部みゆき「高野さんに小説も書きなさいよ、書きなさいよと勧めた甲斐がありました!」
北上次郎「いやはや、面白い。読後ほんわかとしたものに包まれるのが心地よい」
とある。何とも豪華な推薦人だ。


本書は、子犬のようにキュートな台湾人女性が運営する、在日アジア各国人向け新聞発行を行う「エイジアン」という会社が舞台で、主人公は高野秀行という日本人ライター。そう、作者本人が主人公なのである。物語と言うほどの物語はなく、主人公高野が体験したこと、感じたこと、思うことを自伝風に綴っている。

読み始めたときは、いつもの高野オモシロ記かと思ってしまったが、あくまで本書は小説らしい。こういう小説もありかと割り切れば面白く読めるのだが、なんだこれ小説じゃないじゃん、という疑念雑念が入り込んでしまうと素直に楽しめない。

かくいう私は素直に楽しめなかった。ちょっと残念。

5点/10点満点

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