日高義樹「米中石油戦争がはじまった」感想。
世界情勢。2006年08月22日読了。

日高義樹 /PHP研究所 2006/02出版 254p 20cm ISBN:4569648061 ¥1,365(税込)
スーダンの石油利権を獲得するため、多数の中国人がスーダン入りしているというドキュメンタリー番組を見た。
ニュースでは、ベネズエラと中国が手を結んだといっていた。
そんなとき、この本を本屋で見つけた。
中国のなりふり構わない石油確保政策は、アメリカへ経済戦争の宣戦布告をしているのと同じだという作者の主旨に基づき、その結果、米中関係そして世界はどのように代わっていくのかをシミュレーションした本である。
事実関係と説明はしっかりしているし、なかなか説得力のあるシミュレーションである。これを読む限りでは中国恐るるに足らず、となるのだが、中国が今ほんとうになりふり構わない状態なのか、飛び抜けて頭のいい中国人がほくそ笑みながら米国をやっつけてしまおうと企んでいるのか、5年後くらい先になったら判るのだろうか。
この手の本にありがちな、繰り返しの記述が多いのはやや気になったが、まあ、おおむね許せる。
ナイロビの空港でオーバーブッキングで10時間以上待たされているときに読み始め、帰国してから読了。
6点/10点満点
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