大沢在昌「狼花 新宿鮫9」感想。
冒険小説。2006年09月29日読了。

大沢在昌 /光文社 2006/09出版 557p 20cm ISBN:4334925189 ¥1,680(税込)
最近の大沢在昌の安定感は素晴らしい。各作品どれを読んでもハズレがほとんどない。話の進め方は上手いし、登場人物の思考や行動に矛盾が見られない。そして何よりストーリーが面白い。安心して楽しめるのはとても結構なことなのだが、それが故、意外性が少なくなってきたようにも思う。
今回読んだ「狼花」は、最近の大沢在昌らしくない、なかなか意外性のある展開に富んでいた。一匹狼の犯罪者仙田の登場からして既に意外だったし、同期官僚香田の暴走ぶりも意外だった。
しかしそれよりも、もう少しでこのシリーズも完結だな、と思わせるストーリー上の展開があったことが意外だった。意外性を感じているうちに、早いとこ次巻を出して欲しいものだが、またしばらく待たされるんだろうな。
7点/10点満点
| 固定リンク
「▲大沢在昌」カテゴリの記事
- 大沢在昌「絆回廊 新宿鮫10」感想。
冒険小説。2011年11月30日読了。(2011.12.06) - 大沢在昌「新宿鮫」感想。
冒険小説。2010年09月05日再読了。(2010.09.20) - 大沢在昌「帰ってきたアルバイト探偵」一行感想。
ミステリ。2004年03月13日読了。(2004.03.14) - 大沢在昌「天使の爪(下)」一行感想。
冒険小説。2003年08月06日読了。(2003.08.07) - 大沢在昌「天使の爪(上)」一行感想。
冒険小説。2003年08月01日読了。(2003.08.02)
「◆小説・冒険小説」カテゴリの記事
- 熊谷達也「氷結の森」感想。
時代冒険小説。2012年01月17日読了。(2012.01.22) - 熊谷達也「漂泊の牙」感想。
冒険小説。2008年12月17日読了。(2008.12.19) - 大沢在昌「絆回廊 新宿鮫10」感想。
冒険小説。2011年11月30日読了。(2011.12.06) - 船戸与一「大地の牙 満州国演義6」感想。
歴史冒険小説。2011年06月11日読了。(2011.07.05) - 逢坂剛「暗殺者の森」感想。
イベリアシリーズ6。2010年12月02日読了。(2010.12.03)
コメント