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2006/10/02

大沢在昌「狼花 新宿鮫9」感想。
冒険小説。2006年09月29日読了。

狼花 新宿鮫9
大沢在昌 /光文社 2006/09出版 557p 20cm ISBN:4334925189 ¥1,680(税込)

最近の大沢在昌の安定感は素晴らしい。各作品どれを読んでもハズレがほとんどない。話の進め方は上手いし、登場人物の思考や行動に矛盾が見られない。そして何よりストーリーが面白い。安心して楽しめるのはとても結構なことなのだが、それが故、意外性が少なくなってきたようにも思う。

今回読んだ「狼花」は、最近の大沢在昌らしくない、なかなか意外性のある展開に富んでいた。一匹狼の犯罪者仙田の登場からして既に意外だったし、同期官僚香田の暴走ぶりも意外だった。

しかしそれよりも、もう少しでこのシリーズも完結だな、と思わせるストーリー上の展開があったことが意外だった。意外性を感じているうちに、早いとこ次巻を出して欲しいものだが、またしばらく待たされるんだろうな。


7点/10点満点

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