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2006/12/22

村上龍「日本経済に関する7年間の疑問」感想。
ビジネス書?。2006年12月22日読了。

日本経済に関する7年間の疑問
村上龍 /日本放送出版協会 2006/11出版 285p 18cm ISBN:414088200X ¥777(税込)

内容(紀伊国屋より):バブル崩壊後、「失われた10年」といわれる90年代を経て、経済の変化が日本社会のパラダイムを変えつつある。インターネットの急速な普及、雇用環境の劇的な変化、デフレ、人口減少等、かつて想像もできなかった事態は、組織を、個人を、そしてメディアをどう変えていったのか。メールマガジン「JMM」の週刊リポートをテーマ別に再編集。激動の7年を外部からの視点で振り返る。
「景気」と「経済」/雇用と職業/小泉政権・構造改革/変化と格差/アメリカと国益/北朝鮮をめぐって/マスメディアと質問/7年間の質問


7年間に渡ってメルマガに掲載した内容を再編集し書籍としてまとめた本である。著者の意図は判らないが、まとまりのない本になってしまったように思える。

村上龍はマスコミの言葉遣いの貧弱さに呆れているらしく、そのことをやたらと取り上げる。例えばイラク戦争の際、政府はよく「国際社会」という言葉を使ったが、マスコミもその言葉を垂れ流した。「国際社会」とは一体何を示すのか。イラク戦争に参加した国=有志国連合なのだろうか。「国際社会」という言葉の定義が問題なのではなく、定義されていないもしくは定義できない言葉を安易に使うマスコミ、および安易に使っていることに問題意識を持っていない記者、が問題である。と村上龍は書いている。(「景気」という言葉も定義が今ひとつはっきりしない言葉だ、などいくつかの事例が書かれている)


これに関してはかなり同調できるのだが、そんなことを書いている村上龍自身が、「パラダイム」「ゼロサム」など定義が曖昧な外来語を多用しているのはいかがなものだろうか。


5点/10点満点

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