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2007/02/06

若桜木虔「プロ作家になるための四十カ条」感想。
指南書。2007年02月05日読了。

プロ作家になるための四十カ条
若桜木虔 /ベストセラーズ 2006/08出版 299p 18cm ISBN:9784584121146 ¥820(税込)

若桜木虔の作家になるにはどうしたらいいかの指南書シリーズ。1月に読んだ「プロ作家養成塾」に続き、このシリーズ最新作である本書を読んだ(本シリーズは、もう一冊「プロの小説家になる作家養成塾」という単行本も出ている)。

本書は、若桜木作家養成講座(町田で実際に開講しているらしい)に寄せられた、プロ作家になりたがっている予備軍からの具体的な執筆的ニック質問40個に対し、若桜木師匠が答える形式でつづられている。本書はミステリやSFなどのエンターテインメント小説の新人賞を獲るためのテクニックについて書かれている(純文学系でも根底は同じだと思うけど)。

なかでも本書の特長は、実際にメフィスト賞やカッパワン登竜門、その他ミステリ系の受賞作を明記し、あの小説はここが良かった、この小説は参考にすると自滅するからやめておけ、その小説は他の応募作が不調だったからたまたま受賞しただけで出来は良くない、など具体例を挙げていること。

受賞はしたけど、その後も作家で食っていける奴はごくわずか、作家を生業とし、それだけで生活していくことは、現実はとても厳しいのだ、と書かれている。なるほどねえ。


本書を読むと、ある程度売れているプロ作家がなぜ駄作を書いてしまうのかもよく判る。


ちなみに「信長の棺」(私は未読)の作者加藤廣は、若桜木塾に学びプロデビューした、と解説に書いている。加藤廣は1930年生まれで、若桜木虔は1947年生まれ。歳だけ見たらどっちが先生でどっちが生徒か判らんなあ。

7点/10点満点

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