佐藤文則「ハイチ 圧制を生き抜く人々」感想。
岩波フォトドキュメンタリー。2007年02月22日読了。

佐藤文則 /岩波書店 2003/10出版 77p 22cm ISBN:9784000269650 ¥1,890(税込)
「DAYS JAPAN」の広河隆一が総編集長となって発刊された「岩波フォト・ドキュメンタリー世界の戦場から」というシリーズの一冊。
このシリーズは、約40ページのモノクロドキュメント写真と、写真家自らが書く約30ページの解説で構成されている。撮影者である写真家は、日本ビジュアル・ジャーナリスト協会の会員である(らしい)。
こんなシリーズが出版されていたとは知らなかった。
本書の内容(岩波書店ホームページから引用)
独立200年を迎えるカリブ海に浮かぶ黒人初の共和国・ハイチは,人口の1%弱の人びとが総収入の50%を独占し,失業率70%,平均寿命49歳,幼児死亡率10%に近い.軍事クーデター,米軍進駐,民衆弾圧の中で,スラム街を中心とした20回に及ぶ現地取材で,民主政権の復活を夢見て闘い,逞しく生きる人びとの生活を追う.
本書の著者である佐藤文則は、1988年9月16日に初めてハイチを訪れた。その翌日、クーデターに遭遇した。以降、約20回にわたりハイチを訪れ現地取材を敢行した、となっている。たぶんこれからもハイチへ行き続けるのだろう。
ハイチという国が世界最貧国の一つであることは知っていたが、今まで興味もなくそのほかのことはほとんど知らないと言っていい国だった。
本書に掲載されている写真の数々は、その一つ一つに圧倒される迫力があり、世界にはまだまだこういう国があるということを思い知らされる。
8点/10点満点
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