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2007/02/04

「最愛」に託け真保裕一の恋愛観を勝手に思う。

「託け」の読みは「かこつけ」です。

「かこつける」は「託ける」と書くのだ、とは今まで知りませんでいた。簡単な字にも難しい読みがたくさんあるのだなあ、と改めて思うのです。そんな私は今日漢字検定準1級の試験を受けてきたのですが、自己採点では80点くらいでした。200点満点ですので、ああもう100%受かりません。受ける前から落ちることは判っていたのですが、ほんのちょっとのミスがいっぱいあって、ああもう悔しくて歯痒くて、ああもう。

たとえば灼熱の「灼」の字ですが、右側の「勺」の真ん中は点じゃなくて横棒なんですよね。パソコンでは点で現されますが、漢字検定では正しく横棒で書かないと誤答になってしまうのですね。杓子定規の杓の字も同じ。

安堵の「堵」の右側も「者」ではなく、点が入る。
箸も「者」ではなく、点が入る。
逗留の「逗」は、しんにょうに豆寸と書いてしまったり、
「瀕死」を「頻死」と書いてしまったり、
「迂遠」を「干遠」と書いてしまったり、
一目瞭然を「一目僚然」と書いてしまったり、
ああもう、ああもう、ああもう。


「託けて」で余計な話になってしまいました。本題です。

今日改めて真保裕一の「最愛」のひどさについて考えたのだけれども、
真保裕一の恋愛観とは、
「男が無上の愛を捧げているのだから、女はそれに応えるべき」
なのかなあ、と思いました。

俺はこれだけおまえのこと愛しているんだ、
おまえは俺の愛を受け入れ、
俺の要求にすべて応えろ!


というような。


「最愛」の感想は当ブログ上、一番まじめ且つ長く、感想書くだけで4時間かけたのに、未だにこんなことをうだうだ考えています。「最愛」のひどさ、クソさに腹が立って腹が立って仕方がないからなのですが、我ながら不毛と感じたので、もうこんなことを考えるのはやめます。が、腹が立って腹が立って.....(考えるな考えるな考えるな.....)

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コメント

天野様、こんばんわ(^^)
かなりご立腹な様子…読んでいてひしひしと伝わってきて、面白すぎます~。
「これはないわ~」と、正直思いました。
弟も怖すぎるけど、姉ちゃんもたいがいだし…。と、自分のブログではぶちまけられなかった心情を吐露しちゃいました。ははは。
それはおそらく、真保さんの作品を愛するが故かなと。

投稿: uririn | 2007/02/06 01:03

天野様、掲示板への投稿ありがとうございました。誤って消してしまったようですが、復旧いたします。申し訳ありません。

0点ですか(^^; 現時点で、自分にとっても真保作品のダントツワースト1ですね。これは厳しすぎました。『栄光なき凱旋』が久しぶりによかったというのは同感です。

自分はもう少し付き合うつもりではいますが、綿密な取材に基づくジャーナリスト路線が本来の持ち味ではないかと思いました。取材だけ注目されることが不本意だったようですが、原点に帰った方がいいような…。

投稿: 今野隆之 | 2007/02/06 12:56

uririnさん、こんにちは。
コメントありがとうございます。

>姉ちゃんもたいがいだし…。
やっぱりそう思いますよね。

「最愛」に関しては、いろんな書評ブログを見て回りましたが、真保ファンの間でも相当評価が低かったですね。

>心情を吐露
私のブログは、総じて誉めた感想よりも貶した感想の方が長いという、ひねくれブログですので、「ほんだらけ」で書けないことは当ブログにて遠慮なくぶちまけてください(笑)

投稿: 天野才蔵 | 2007/02/06 13:32

今野様、こんにちは。
コメントありがとうございます。

>自分にとっても真保作品のダントツワースト1
やっぱりそういう評価になっちゃいますよね。ファンの贔屓目で見ても厳しかったなあ、とつくづく思います。

>原点に帰った方がいいような…。
私も同感です。真保裕一は「最愛」を上梓して、読者に一体何を伝えたかったのか。作者の思想が反映される純文学(っぽい小説)よりも、読者を楽しませるエンターテインメント小説の方が、真保裕一に向いていると思うんですけどね。

私は真保ファンをやめる宣言しましたが、そうはいっても10年ファンをやっていたので踏ん切りつかないのも事実。今後出る真保新刊は、世間の評判がよい作品はやっぱり読んでしまうかも。(うう、軟弱)

投稿: 天野才蔵 | 2007/02/06 13:42

私も真保作品の奪取,ホワイトアウトからのファンなのですが,今回はひどいと思いますね.綿密な調査とそれを基にした意外でスピーディーな展開が真骨頂の真保さんが,こんな本を書くとはねぇ.最初は真保作品なのですが,読みすすむにつれ,ボルテージが下がっていき,最後はいただけません.人工呼吸器につながれた患者に対し,マスキュラックスという筋弛緩剤を投与しても何もならないということを認識していないのでしょうか.この辺の調査不足が,最近の真保作品の医療モノに鼻につくのです.私は現役の医師ですが,どうも,彼の医療モノはいただけない.思い入れが激しすぎるんですね.栄光なき凱旋に時間を取られすぎたのかな?

投稿: black jack | 2007/04/12 18:59

black jack様

こんばんは、コメントありがとうございます。

私もホワイトアウトから読み始めたクチです。栄光なき凱旋で久々に真保裕一らしい醍醐味を感じた直後だけに、残念でならないです。と元ファンは勝手に思っているのですが、当の真保裕一は、俺は冒険小説ばかり書きたくねえ、と思っているのかも。

真保裕一は今までの真保ファンを切り捨てようとしているんですかね?

投稿: 天野才蔵 | 2007/04/13 20:32

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