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2007/04/26

清川妙「八十四歳。英語、イギリス、ひとり旅」感想。
エッセイ。2007年04月26日読了。

八十四歳。英語、イギリス、ひとり旅
清川妙 /小学館 2006/03出版 207p 19cm ISBN:9784093876025 ¥1,680(税込)

(紀伊国屋BookWebより)
何かを始めるのに遅すぎることはない!53歳から英語学校に通い、65歳でイギリスにひとり旅を始め、はや13回の武者修行。パワフルでユーモラス、そして長寿社会を悔いなく生きる知恵がいっぱいつまった人生&旅エッセイ。

清川妙[キヨカワタエ]
1921年、山口県生まれ。奈良女高師(現奈良女子大学)文科卒。教職を経たのち文筆活動に入る。古典評論、生き方エッセイ、手紙の書き方など、多方面にわたる執筆や講演会で幅広く活躍している。




著者は53歳からベルリッツで英語を学び始め、3年後、英語教師自宅でのプライベートレッスンにうつり、都合12年英語を勉強し続けた、と本書に書かれている。

ベルリッツでは3年間で400レッスンを超えたとあり、現在の価格で考えると約140万円くらいになる(私は去年までベルリッツのセミプライベートを受講、約100レッスンで35万円)。

自宅プライベートレッスンは会社が間に入らないので多少安く済むだろうけど、きちんと英語を教えられるだけの能力を持っている教師の元でレッスンを受けたら、時給3,000円くらい払わないとならんのでは?

能力を持った教師というのは、例えば母国で英会話教員の資格を持っているなど。ベルリッツの教師陣はNOVAに比べるとはるかにマシという世間の評判で、実際そんなに悪い印象を受けた教師はほとんどいなかったけど、母国で英語教員だった人はいなかったはず。で、アメリカ人、カナダ人、オーストラリア人、イギリス人が混在していて方言が結構目立った。例えばクリーニングのことをカナダ人は「dry cleaner」と言い、イギリス人は「laundry」と言い、アメリカ人は「cleaning」でもたぶん通じると言い、ベルリッツ内部では統一してくれと思うことしばしば。

まあつまり結局何が言いたいのかというと、この著者はたっぷりと時間を掛けて英語を学べた裕福な方なんですね。そのぶん稼いだんでしょうから、そのことについてどうのこうの思うのは単なるやっかみなのでしょうが、でも私はベルリッツに2年通っただけで貯金が底をついてしまったので、本書のようにしゃらんとプライベートレッスンを受けていましたと書かれてもなあ。


そう遠くないうちに、気がつけばやってくる我が老後を考えると、金を貯めなきゃならんなあ、と私に思わせる示唆に富んだ本であった。(ちなみに本書の内容は普通の旅エッセイで、上記のような感想を持つのは私がひねくれだからだ)


本書の価格、1,680円はちょっといくらなんでも高くないですかい、と言う意味で評点辛い。

4点/10点満点

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