中谷美紀「インド旅行記2 南インド編」感想。
紀行文。2007年05月14日読了。

中谷美紀 /幻冬舎 2006/10出版 229p 15cm ISBN:9784344408562 ¥519(税込)
インド旅行記1ではヨガのことがやたらと書かれていて、ヨガに興味のない私は、女優が書いたインド旅行記という感覚で読んだ。
2冊目となる本書、この旅ではヨガではなく、旅そのもので感じたことが書かれている。
中谷美紀は当たり前だけど作家ではなく、トラベルライターでもない。だからなのか、普通の旅行記ではあまり書かれないことが書かれていて、それがちょっと新鮮な感じがした。
移動には飛行機を使ったけど、フライトが遅れ空港で待たされ、待っている間空港のレストランでご飯を食べたらまずかった、とか、陸路の移動では現地旅行会社が手配した車に乗ったけど、サスペンションが堅くて乗り心地が最悪、とか、相も変わらず大都市ではバクシーシを求める子供が多いけど、すがるようでいて健気ででも未来を感じさせる目を見ていると、ついついお金をあげてしまった、などプロのトラベルライターが書くと怒られそうなことが何度も出てくる。
だけどそれはバックパッカーでもツアーでもない、普通の一人旅をしている人が感じたこと体験したことを、飾ることなく文章にしたためているため、読んでて不愉快な感じはなく、一人旅ってこういう感じなんだなあ、ということがよく判る。
また、本を一冊書き上げたことで文章力が上がったのだろうか、読んでいてその地は一体どういうところなのか、WEB上で写真を探し見てみたくなることがままあった。(見てみたくなるということは、情景描写の書き方がまだまだってことなのだろうな。上手いトラベルライターが書く文章なら、文章を読んだだけで情景が目に浮かぶから)
なかでもクリシュナのバターボールという地名(奇岩)が出てくるのだが、これは一体なんだろう、とWEBで探した。
探すまでもなく、クリシュナのバターボールの写真は幻冬舎のWEBマガジンに載っていた中谷美紀のインド旅行記の第4回に写真が載っていた。なるほどなあ。こういう形か。
これは、ミャンマーにあるチャイティーヨ・パゴダのゴールデンロックに似ているなあ、と思った。
このバターボール、実物を見てみたいなあ。
6点/10点満点
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コメント
パソナの南部靖之代表、トレンダーズの経沢香保子社長、イーウーマンの佐々木かをり社長のブログ・コメントにも登場して、「できる人の『書き方』『話し方』」(ソフトバンク新書)は結構使えるわけですね。
投稿: 股旅者 | 2007/05/19 05:34