2007年09月10日(月)。AM、トンレサップ湖+プノン・クロム
2007年09月10日(月曜日) 8:00~13:00
この日は帰国便に乗る日。A&Aツアーの予定では終日フリー。12:00にチェックアウトしなければなならいけど、荷物は夕方までホテルが預かってくれるから、存分にシェムリ・アップを楽しんでください、と事前にA&Aから案内があったけど、終日フリーは一人旅ではちとつらい。
ので、日本を出る前に、ピース・イン・ツアーに頼んで、トンレサップ湖+プノン・クロムの現地ツアーを手配してもらっていたのだ。(代金6,000円+ピース・イン・ツアー手数料2,000円)
8:30にホテルのロビーに迎えが来る。ポゥキィさんというガイドで、この方も日本語がお上手。トンレサップ湖観光の拠点となる村まで、シェムリアップから車で1時間弱。
トンレサップ湖は東南アジア最大の湖で、乾期は水深2mで琵琶湖の約4倍の面積、雨期は水深9mで琵琶湖の20倍近くの大きさになる。その大きさを実際に見てみたく、今回オプショナルツアーを申し込んだ。
30人くらいは乗れるボートに、一人貸し切りで乗る。乗っているのは私とガイドのポゥキィさんと操舵手と雑用係の少年だけ。
トンレサップ湖に暮らす人々は、移動式の浮き家で暮らしている。800世帯くらい暮らしているとポゥキィさんは言っていた。数千人が暮らしているのだろう。湖で水上生活をしている人たちにとって、湖はまさに生活の場であり、市場があり、学校があり、教会があり、観光客向けのホテルもある。写真は教会、と言っていたように記憶しているが、違うかも。
ボートに乗ってしばらくは、水上生活をする人々の傍を結構なスピードですり抜ける。
水上生活をしている人たちは、こういう光景に慣れているのか、ボートがすぐ横を通り抜け波しぶきがかかっても気にしない。
途中、水没したバイクを見かけた。
ポゥキィさんに、「あれはもしかして昨日のスコールで水没しちゃったんですか?」と聞いたら、「いや、バイクを洗っているだけですよ」だって。
30分くらいボートに乗っていただろうか。「いよいよこれからトンレサップ湖に出ます、広いですよ」と言われた。
今まで見てきたところは、道路がある生活しやすい場所らしい。その道路も、水量が増えたらどんどん水没し、浮き家に住む人たちは、水没する道路に沿って移動するとか。
トンレサップ湖の大きさは想像以上で、生活エリアから出たとたん、見渡す限り水、水、水。
ボートの舳先に座り込み、超広角レンズで撮影したけど、180度以上の見渡す限りの水だから、水と空しか写真に写らない。すごいすごい。広い広い。ああ、何だろう、これは言葉にならない広さだなあ。
約1時間、トンレサップ湖周遊を終え、次の目的地プノン・クロムに行く。
事前の旅行会社の案内では、プノン・クロムで現地入場料20ドル払ってくださいと書かれていて、そのことを今日の出発前にポゥキィさんに言ったら、プノン・クロムは観光パスの発券設備もないし、発券できる係員もいないから、アンコール遺跡パスを売っているところでパスを買わないと入れないよ。
え、そりゃあ話が違うなあと焦ってしまったけど、これまでのアンコール遺跡観光で使っていた3DAYSパスがそのまま使えることが判明。
一安心したところでプノン・クロムに行ったら…また登り坂だ。
30~40分登るよ、とポゥキィさんに言われてげんなり。今日も38℃くらいあるのに。
写真にある階段は、プノン・クロムの入り口。階段を上ったところに、入場チェック係員が2人、ハンモックに横たわって寝ていた。本当に寝ていたみたいで、ポゥキィさんが起こしに行くまで、私たちがやってきたことに気づきもしなかった。こんなので大丈夫かなあ、と思ったけど、実際、プノン・クロムを登って降りるまでの約90分、他の観光客とは一人も出会わなかった。アンコール遺跡の中でも、ここはかなりの不人気スポットなのだろう。シェムリアップから遠いし、遺跡自体は他と比べるとそれほど秀でたところもないし、不人気だからかゴミは散らかり放題だし。
ポゥキィさんに言わせると、こういう遺跡がカンボジア全体で700以上あり、観光客でにぎわうところはアンコール・ワットなど数カ所だけ。人気のない遺跡も修復しなければならないけど、カンボジアはまだまだ貧しい国だから、観光客とユニセフに頼らなければならない。悩ましいね。
なるほどねえ。
これで遺跡観光は終了。気温の高さが予想外に高く、現地ガイドのダラーさんが「暑いですね」と言って汗かくくらいの暑さで、これはかなり参ったのだけど、アンコール遺跡群はやはり素晴らしく、来て良かった。
でも一番面白かったのは、今朝のトンレサップ湖観光だったなあ。
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