石渡嶺司「最高学府はバカだらけ」感想。
新書。2007年10月16日読了。

石渡嶺司 /光文社 2007/09出版 254p 18cm ISBN:9784334034191 \777(税込)
少子化に伴い、大学は全入学時代に突入した。つまり、大学進学を希望する者は、大学を選ばなければ全員大学進学できる時代になったのだ。
というようなことをニュースや記事で見て知ってはいたけど、イマイチ実感がなかった。
だがこの本を読むと、三流大学では、受験者数が定員の20%しかいない大学があり、定員を埋めるために推薦入学を多数受け付けているそうだ。そんな三流大学は、「定員が少ないので教職員によるきめ細かなサポートが受けられる」「就職率は95%」などと謳って学生をかき集めるらしい。
が、そんなうまい話があるわけもなく、三流大学は学生が定員割れしているから収入源が少なく、つまり教職員はぎりぎりの人数で回すしかなく、しかもそんな大学にいる教職員は、それこそを二流以上の大学では採用されなかった落ちこぼれ教職員なのだ。
本書は、このようなことをずばずばと書いている。
最近の学生はちょっと昔と比べても明らかにバカが増えたなあ、と、自社の人事採用を担当している私は常々思っていたのだが、その理由の一端が分かったような気がする。
7点/10点満点
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