栗本薫「グインサーガ117 暁の脱出」感想。
ファンタジー。2007年11月12日読了。

栗本薫 /早川書房 2007/11出版 306p 15cm ISBN:9784150309060 \567(税込)
109巻「豹頭王の挑戦」あたりから始まったクムのだらだら話がようやっと進みましたなあ。
読者を舐めている、もしくは栗本薫の痴呆が始まった、としか思えなかったこのくだらないクム編がようやく終わりましたが、ここまでさんざっぱら引っ張っておいてヴァレリウスかよ。リギアはあっさり何事もなく合流かよ。御都合主義もいい加減にしろ、だ。
私は当ブログにて、112巻「闘王」の感想で、ストーリーテラー栗本薫が書く今までのグインサーガとは明らかな違和感を感じた、と書いた。その違和感は117巻を迎えた本作でも変わることはなく、むしろ増した。
なぜあそこでヴァレリウスを出すのだ?
これが栗本薫の筆力の衰えもしくは痴呆の始まりが原因でないことを祈りたい。
次巻の完成度が低かったら、真剣にグインサーガとの決別を考えなければならないだろう。第3巻「ノスフェラスの戦い」発売直後から読み始めているので、もう28年くらい読み続けてきたかなり愛着のある物語だが、がっかりな結末を読むはめになるのなら、もう読まない方がマシかもしれない。
次巻、期待したいが…
3点/10点満点
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