下川裕治「アジア国境紀行」感想。
旅本。2008年08月06日読了。

下川裕治 /徳間書店 2004/06出版 254p 15cm ISBN:9784198920746 \559(税込)
◆陸路で国境を越えることが大好きな著者下川裕治。本書には14カ所の陸路国境越え体験記が載っている。例として最初の2カ所は、
(1) 中国・広州→南寧→憑祥→国境越え→ベトナム・ドンダン
(2) タイ・チェングコーング→ラオス側で国境越え→ラオス・フエサイ→バスでウドムサイ→中国・モーハン
◆本書には陸路国境の状況を書いた著者のメモ書きのような地図が載っているのだが、国境の状況よりも、その場所がよくわからないのだ。上記例でいうと、ドンダンもチェングコーングもフエサイも、地名だけ書かれてもよくわからないのだ。
◆下川裕治の本はいつもこんな感じ。もっと地図情報があれば、「下川裕治という旅人はこんなすごいところを陸路で旅しているんだ」と思いながら読むことができるのに、地図がないから「僻地を旅しているんだねえ」という程度で終わってしまう。
◆下川裕治のようなタイプの旅行作家は、ネットにつなげられる電子書籍で出版するのが一番良いような気がする。旅先すべてにGoogleEarth(かGoogleMap)のリンクが埋め込んであれば、「おお、こんなすごいところに!」と旅の共感がもっと得られるような気がする。
5点/10点満点
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