北方謙三「水滸伝(十九) 旌旗の章」感想。
歴史小説。2008年10月07日読了。
あらすじ(紀伊国屋Bookwebより)
最終決戦の秋が訪れる。
童貫はその存在の全てを懸けて総攻撃を仕掛けてきた。
梁山泊は宋江自らが出陣して迎え撃つ。
一方、流花寨にも趙安が進攻し、花栄が死力を尽くし防戦していた。
壮絶な闘いによって同志が次々と戦死していく中、遂に童貫の首を取る好機が訪れる。
史進と楊令は、童貫に向かって流星の如く駈けた。
この国に光は射すのか。
漢たちの志は民を救えるのか。
北方水滸、永遠の最終巻。
◆堪能しました。じゅうぶんに堪能しました。第1巻を読み始めたのが7月5日ですから、3ヶ月堪能しました。
◆けどね。いろんな登場人物が出てきたけど、死んだ連中以外、中途半端な状態に終わってしまっているような。なかでも、青蓮寺の李富と聞煥章の争いはどうなるのかね、と気になって仕方がない。
◆結局のところ北方「水滸伝」は、「楊令伝」を書くための、19巻に渡る長い長い序章と感じた。楊令という傑出した若者が育つ過程を、19巻かけて書いたように思える。ま、「楊令伝」も読めってことだろう。
◆しかし李逵はスーパー殺戮マシンだったなあ。李逵ひとりで、幾らでも局面を変えることが出来てしまう。
8点/10点満点
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