池田信夫「ハイエク 知識社会の自由主義」感想。
経済学。2009年02月03日読了。

池田信夫 / PHP研究所 2008/09 ¥735 (税込)
◆私なんか足元にも及ばないほど傲岸不遜なブログを書き、大人気の経済学者池田信夫せんせい。まあ池田信夫せんせいにけちょんけちょんに言われる人たちは、思慮浅いバカなことを言っているからけちょんけちょんにされるので、端から読んでいるぶんには池田せんせいの書く罵倒は小気味よいのである。時々罵倒した相手から反論が届きどっちもどっちの不毛な話になることもあるが、池田せんせいは傲岸不遜なので強いのである。
◆その池田信夫せんせいが絶賛するのが、ノーベル経済賞を獲っている経済学者ハイエク(故人)。本書は池田信夫せんせいが、未だに資本論とかマクロ経済学だとかを信奉する古くさい経済評論家や知識人ぶっている輩どもに、ハイエクの思想を教えるために書かれた本。
◆軽い気持ちで読み始めたのだが、いやあ、敷居が高い高い。経済学には古典派と新古典派があり、ミクロ経済とマクロ経済があり、マルクスもケインズも古いのであるなど、経済を学問として学んでいる人には当たり前(なのかもしれない)ことを知っていることが前提で書かれている。経済学の知識がない私にはちんぷんかんぷんな部分も多く、わからないところはwikipediaで調べながら読んだのである。読み始めたのが昨年末。読み終えるまで1ヶ月以上かかりました。
◆本来だったら、私がこの本を読むレベルに達していないので評点はつけるべきではないと思うのだが、本書の冒頭“はじめに”の最後に「本書の読者が、ひとりでもハイエクの本を読んでみようという気になれば、本書の役割は達成される」とある。
池田信夫せんせい、つまりこれは本書が仮に1万部売れたとして、9,999人が不満を持ったとしても、1人がよければそれでOK、ということなのかい? それって言い訳じゃねーの?
と思うので辛い点数を付けてしまうのである。
3点/10点満点
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