R.D.ウィングフィールド他「夜明けのフロスト」感想。
ミステリアンソロジー。2009年01月28日読了。

R.D.ウィングフィ-ルド/木村仁良 / 光文社 2005/12 ¥599 (税込)
◆本書はフロストの中編を含むミステリアンソロジー。30ページくらいの短編6本と100ページのフロスト中編が収められているが、海外ミステリに強くない私は、フロストを書いたウィングフィールド以外聞いたことがない作家ばかり。かなり昔に、「おっ、フロストシリーズだ」と思って買ったらアンソロジーでがっかりしてそのまま積ん読になってしまった本。「フロスト気質」を読んだ勢いで、本書も読んでみた。ちなみに読んだのはフロストのみ。
◆で、そのフロスト中編は、中編なにのいくつかの事件が連続して発生するのだが、中編であるがゆえにサクサク事件が解決してしまって、とどのつまり事件が簡単に解決して苦悩しないフロストの姿が描かれており、イマイチなのである。やっぱりフロストシリーズの魅力は、事件がちっとも解決しないのに次から次へと新たな事件が沸き起こって困ってしまうフロストの姿にあるのだなあ、と思う次第。
5点/10点満点
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