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宮嶋茂樹「サマワのいちばん暑い日」感想。
イラクルポ。2009年03月09日読了。

サマワのいちばん暑い日―イラクのど田舎でアホ!と叫ぶ
宮嶋茂樹 / 祥伝社 2009/02 ¥749 (税込)

自衛隊のイラク派遣に従軍取材するため、イラクのサマワに向かった宮嶋茂樹のルポ本。同業者は少ないだろうと思っていたら、22人もの新聞テレビ雑誌記者がいて拍子抜けしたという話から始まり、イラクに来ていた自称ボランティアの高遠・今井ら3人が誘拐され、サマワの自衛隊基地にロケット砲が打ち込まれると、日本国民を保護するために宮嶋茂樹を含む一行は自衛隊基地内に保護され、フロにも入れる日々。しかし自衛隊手配の撤退飛行機が準備され大手新聞テレビ雑誌記者は撤退。居残りを決めた宮嶋茂樹は自衛隊基地から追い出され、退避勧告が出ているのに退避しないタチのよくない日本人として邪魔者扱いされ、そうこうしているうちに更に日本人が誘拐され、宮嶋茂樹の師匠である橋田信介がやってきて、その数時間後、橋田信介は賊に襲われ殺されてしまった。そして宮嶋茂樹は、橋田信介の写真を遺族に渡すため、イラク撤退を決めたのだった。宮嶋茂樹のイラク取材は3ヶ月にわたったとのこと。本書の終盤は、橋田信介が殺されたこともあり、いつもの宮嶋本と違ってかなりまじめ。

いつも思うのだけど、宮嶋茂樹はなぜこんな過酷な取材を続けられるのだろう。宮嶋茂樹は左巻きが嫌いなので、大手新聞テレビに属することは難しいだろうが、これだけの実績があればもっと金のあるところに所属できそうな気がするのだが。


7点/10点満点


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