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2009/04/27

石井光太「絶対貧困」感想。
世界の貧困ルポ。2009年04月13日読了。

絶対貧困―世界最貧民の目線<br />
石井光太 / 光文社 2009/03 ¥1,575 (税込)

◆世界各国の大都市のスラムに行き、(どういう方法で実現しているのかはよくわからないが)スラムに暮らし、暮らすことで住民と仲良くなり、そしてスラムに住む人たち同じ食べ物を食べることで、1ドル以下で暮らす人々=絶対的貧困層をルポしている石井光太の最新作。

◆本書は中高生を対象としていると思われ、全編を通し著者が中高生に語りかけるような口調(文体)になっている。それが良いか悪いかは読者の受け止め方次第なのだと思うが、私は嫌いだ。著者の狙いもあるだろうから否定はしないけど。

◆デビュー作「物乞う仏陀」、2作目の前著「神の棄てた裸体」を読んでいると、同じような話が繰り返される部分もあるが、著者が今までに取材をしたスラムという存在の集大成であり、とても良くまとまっている。本書で初めて石井光太を読んだ人には、かなりショッキングな内容が含まれているだろう。
例えば、

インドでは乞食が商売として成り立っており、より見窄らしい乞食が金を得ることができる。それは子供であり、障害を持った子供ならうんと稼げる。だから、乞食を商売にしている連中は、インドの田舎から子供を誘拐してきて腕を切り落とし、または目玉をつぶし、乞食をさせる。

スラムに暮らす人々だって性欲はある。そういう連中を相手にする売春婦だっている。好きで売春婦をやっているのではなく、スラムで生まれ育ち、学校に行くこともなく従ってなんの知識もなく、他に稼げる手段がないから売春婦をやっている。スラムの連中以外を相手にすれば、(売春とはいえ)スラムにいるより金を稼げるはずなのに、スラムの連中以外と接したことがないから、スラムの連中相手の安い売春婦になる。

◆本書を読むと、日本のマスコミが騒いでいるワーキングプアなどたいした話ではない。というか、日本という国はなんと恵まれた国なのかと思う。


7点/10点満点


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2009/04/26

ゴールドカード

来年実施しようと考えている世界一周旅行のために、ゴールドカードを作った。
JAL・MASTERのゴールドカード。年会費15750円。
高いっちゃ高いが、まあこんなもんだろう。
世界一周するためには会社を辞めなきゃならん。
今のうちに作れるカードは作っておかないと。

ただ、面倒なことにJALカードとMASTERカードの請求が別々に来るらしい。今メインで使っているオリコJCBは、オリコとJCB、どっちを使っても請求はオリコに一本化されているんだけどなあ。JALから請求一本化できんのかね。こういうことやっているからJALカードは身売り話ばかりなのだ。

世界同時不況じゃなきゃ、AMEXのゴールド作っていたんだけどなあ。

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2009/04/22

酒井ひかり「海外とほほ旅行」感想。
爆笑旅行記。2009年04月10日読了。

海外とほほ旅行
酒井ひかり / 彩図社 2009/04 ¥1,365 (税込)

◆彩図社から出たバックパッカー体験談本。というだけで内容を推察することができる人は多いでしょう。ただこの本は著者が女性で、かなりきわどい体験をいっぱいしているのに、他人から指摘されるまできわどい体験であることをそれほど認識していなかったという点で、同様の他著より遙かに面白い。ちなみに、shizaさんという3年4ヶ月世界一周バックパック旅行をした方のメルマガで推奨されていたので買いました。

◆例えば、オーストラリアのメルボルンの中心街を歩いていて、ラテン系の男に声を掛けられ喋っていると、いきなり抱きしめられてディープキスされて道端に連れて行かれて押し倒されて胸をわしづかみにされているのに、通行人は見て見ぬふりで誰も助けてくれないから(豪はなんちゅう国だ)、ラテン系の男をグーパンチで鼻血を吹き出させ、警察に突き出す。というような出来事を「文化の違い」という外国人の言い訳には気をつけましょう、と締めくくる。

◆エチオピアに住む少数民族で、皿を唇に入れるムルシ族のところを訪ねたら、「フォト、2ブル(現地通貨のことで約24円)、フォト、2ブル」と恐ろしいほどの勢いで現地人が群がってきてすっかり観光民族になっているじゃないか! とか。(これはケニアでマサイ族の村を訪ねたときに似たような体験をしたのでよくわかる)

◆というようなエピソードが満載。下ネタに寄り気味ではあるが、バックパッカーの異国仰天体験談としてよくまとまっております。

◆これで500円くらいの値段だったら9点差し上げるところであるが、昨今それほど高い値段ではないが1365円という値付けはちょっと半端かも知れない。


7点/10点満点


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2009/04/21

佐藤賢一「小説フランス革命III 聖者の戦い」感想。
歴史小説。2009年04月07日読了。

聖者の戦い―小説フランス革命〈3〉
佐藤賢一 / 集英社 2009/03 ¥1,575 (税込)

◆大雑把に言うと、フランス革命とは既得権益を守りたい貴族議員、聖職者議員と、打ち壊したい市民議員、市民の対立で、聖職者の権益に議会の追求が始まり、聖職者の権謀術数が始まる、というような第3巻。元々フランス革命に関しては中学生ほどの知識しか持ち合わせていないので、へえなるほど、と思いながら読んでいます。この本を読んでいると、今の日本の政治はこの頃(フランス革命)のフランスより劣っているのでは?と思えて仕方がない。とはいえ隣の芝生は青く見えてしまうものだが。

◆帯に今後の続刊予定が書かれていて、毎年9月と3月に新刊が発刊されるとのこと。全巻完結は2012年の9月。健忘症気味の私には、そんな先までストーリーを覚えていられる自信がない。まあいいや。


7点/10点満点


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カシオの方位計測機能付き腕時計……その後

先日書いたカシオのPRO-TREKという腕時計の話の続き。
PRW-1500というモデルが方位計・気圧計・高度計・20気圧防水など優れものの機能を持つモデル。バンドの部分の素材とかいくつか種類がある中、機能が同じで最も安かったのがPRW-1500J-1JFという型番の物。カカクコム最安値29,750円、amazonでもヨドバシでもビックでも33,000円。

ヤフオクで検索したらいくつか出品されている。まあだいたい30,000円弱がスタート価格。

そんな中、1円スタートしているオークションストアがあったので入札してみたら、
24,150円(税抜き落札価格23,000円)で落札してしまった。
送料とクレジット決済手数料を含めると26,000円弱。

欲しいなあと思っていたからいいんですけどね。
カカクコム最安値より5,000円以上も安く落札できるとは思ってなくて、
要するに予定外の買い物になってしまって、うーん、困った。

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2009/04/20

小島剛一「トルコのもう一つの顔」感想。
トルコ圧政の実体験。2009年03月31日読了。

トルコのもう一つの顔
小島剛一 / 中央公論新社 1991/02 ¥777 (税込)

◆内容(紀伊国屋Bookwebより)
言語学者である著者はトルコ共和国を1970年に訪れて以来、その地の人々と諸言語の魅力にとりつかれ、十数年にわたり一年の半分をトルコでの野外調査に費す日日が続いた。
調査中に見舞われた災難に、進んで救いの手をさしのべ、言葉や歌を教えてくれた村人たち。
辺境にあって歳月を越えてひそやかに生き続ける「言葉」とその守り手への愛をこめて綴る、とかく情報不足になりがちなトルコという国での得がたい体験の記録である。
1 トルコ人ほど親切な人たちも珍しい
2 トルコのもう一つの顔
3 言語と民族の「るつぼ」
5 デルスィム地方
5 Y氏との旅
6 「トルコに移住しませんか」
7 トルコ政府の「許可」を得て

◆本書は、辺境ライター高野秀行のブログ「ムベンベ」で、高野秀行が褒めていたので読んでみることにした。

◆1970年代、トルコはトルコ語以外、自国に他言語があることを認めず、トルコ人優遇の強硬な政治姿勢を採っていた(今もなのだろうか?)。フランスに留学し民俗学で修士号を取っている著者は、博士号をトルコ語学にしようと決め、トルコにバックパック旅行をした。本書はその旅行記でもあるが、クルド人に対し圧政を敷くトルコの現実を分析した政治学的な本でもあり、トルコ語だけでならず、クルド語やらザザ語やらクルマンチュ語やら、トルコ国内で実際に使われている、トルコ語以外の言葉の話が無数に出てくる言語学の本とも言える。

◆クルド語とザザ語は起源が異なるまったく違う言語であるのに、トルコ政府は同じクルド語とひとまとめに扱い、
クルド語で喋っていると反政府クルド人ゲリラにされてしまう。しかし、クルド語とザザ語はお互いが通じない言語なので、クルド語の人とザザ語の人の共通言語はトルコ語である。というような話は、バックパッカーならではの身軽な旅のついでに、トルコ政府が立ち入りを許可していない地域にまで行って調べた結果わかったことである。

◆軽妙なバックパッカーの話と、強硬なトルコ政府の話と、世にもマイナーな言語学の話がうまくミックスされていて、とてもためになる本である。

◆本書の著者小島剛一氏はこの本しか上梓していない。この著者の著作をもっと読んでみたいのだが、出版されていないのはとても残念だ。


9点/10点満点


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2009/04/19

園田茂人「不平等国家 中国」感想。
中国調査報告。2009年03月26日読了。

不平等国家 中国―自己否定した社会主義のゆくえ
園田茂人 / 中央公論新社 2008/05 ¥777 (税込)

天津、上海、重慶、広州の4都市の住民にアンケートを採り、中国の国民意識がどのように変化してきたのかを、アンケートという事実から導き出そうとした本。

中国は昔から女性の社会進出が進んでいるとか、農民工が増えてきているが農民工の子息は学校には入れないとか、学歴が無くて苦労した親は子供に高学歴を望み、学費には金を惜しまないとか、そういう分析結果が多数載っているので、興味深く読めた。

しかし、調査報告書のような書き方は、面白く書けるネタをつまらなく書いているという印象を受け、何だかもったいないなあという感じ。


4点/10点満点


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2009/04/14

ノートパソコンのWindows再インストールが思いの外うまくいかない(備忘録)


・不具合が頻発するのでDellサポートに電話したら、Windowsを再インストールしてから出直してこい、との回答。

・自宅の書類入れをひっくり返し、Dellから購入したときに送ってきたシステム構成一覧や、マニュアル、再インストールCD、ドライバCDなどを探し出す。

・データをバックアップするため、外付けHDDを買ってくる。(7,800円)
・ついでにメモりも買い、512M×2→1G×2に変更する。(2,000円)

・デジカメで撮った3,000枚くらいの写真データをバックアップする。コピーするだけで3時間以上かかったような。
・白地図ソフトでで作った地図データをバックアップする。2時間くらいかかったような。
・Walkmanで聞いている音楽データを、SonyのソフトSonicStageを使ってバックアップする。2時間くらいかかったような。
・エクセルファイルやワードファイルをバックアップする。
・ATOKの辞書ファイルをバックアップする。
・IEのブックマークとcookieをエクスポートする。
・ウィルスバスターのシリアル番号をメモる。
・無線中継ステーションのパスワード13桁がわからなくなったので、192.168.1.3に入って再設定。
・ついでにルーターとして使っているNTTの光モデム192.168.1.1に入り、IDとパスワード確認。
・コントロールパネルから無線のTCP/IP設定を確認。IPアドレス自動取得だった。
・MSOfficeのシリアルナンバー書かれた紙とCDを探す。
・ATOKのシリアルナンバーが書かれた紙を探す。
・PhotoShopElementsのシリアルナンバーが書かれた箱とCDを探す。
・canon純正のデジカメ現像ソフトDigital Photo Proffesionalや、EOS UtilityのCDを捜す。
・ウィルスバスターのCDが見つからない(ダウンロードで購入したんだった…)
・フォントのCDを探す。
・Beckyのメール設定を紙に書き写す。
・Beckyのライセンス許諾コードを紙に書き写す。

・さあ準備はこのくらいでいいだろう、レッツ再インストール。ほぼ問題なく終了。
・次はデバイスドライバの再インストール。
・Dell Resources_CDという添付CDを使うと、デバイスドライバが一覧となって出てくる。マニュアルに従うと、チェックマークの付いたデバイスドライバを次々にインストールすれば終了。のはずだったが、ビデオドライバをインストールし再起動すると、何かのファイルの初期化エラーが出る。何度再起動かけても出てくる。

・Windowsの再インストールからやり直してみる。
・また同じ現象が出る。

・Dellサポートに電話したら、Dell Resources_CDにはいくつかバージョンがあります。ってマニュアルに書いてねえよ。

・さらにデバイスドライバはインストールする順番が決まっているんです、との回答。これもマニュアルに書いてねえよ。

・それでは、インストールする順番が書かれた文書が、DellサポートWebサイトに掲載されていますので、今からURLをお知らせします。って、今Windows再インストールしている最中だからネットにつながらねえよ。

・Dellサポート無言。何も答えが返ってこない。

・Dellのサポートは、電話がつながりやすいという点では大変よろしいのだが、回答がスカポンタンな点は誠にいただけない。無償サポートならともかく、私は年間10,000円ほど払っている有償サポート。なんだかねえ。

・翌日会社でドライバのインストールする順番が書かれた文書を入手し、帰宅後トライする。何とか無事ドライバのインストール終了までたどり着いた。しかしこれからアプリのインストールやら何やら蟹やらやらねばならない。実に面倒だ。

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2009/04/06

SNAP!別冊「トイデジLOVERS!」感想。
デジカメムック。2009年03月20日読了。

トイデジLovers!
インフォレスト 2009/03 ¥1,470 (税込)

◆普段はデジカメ一眼でバシャバシャ写真を撮っているけど、トイカメラもけっこう好き。2006年にケニアに行ったとき、4色分解撮影できるカメラを持っていった。ただ、ケニアの大自然みたいな景色の綺麗なところでは、トイカメラの良さはまったく発揮しなかったけど。

◆最近はフィルを使うトイカメラは廃れて来つつあるらしい。まあフィルムがだんだん生産されなくなってきて、手に入らないかつ値段が高くなってきているから、当たり前だけど。そのかわり、トイデジタルカメラ略してトイデジというのが流行ってきているとか。昔買った子供向けの30万画素のデジカメとか、今使えばトイデジっぽく写るのかも。
こんど試してみよう。

◆本書の内容はトイデジブロガーの写真が多数掲載されているのでトイデジ(で撮ること)の魅力もわかり、トイデジテクニックも載ってるし、いま買えるいろんな機種が紹介されている。トイデジに興味があるなら入門書として文句なし。ただこの手の趣味本の宿命として、興味がないならどうでもいい本。しかしこの本、字が小さくて読むのが厳しい。というか、この本の文字が読めないほど急激に老眼が進行してしると思うと悲しくなってくる。


5点/10点満点


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カシオの方位計測機能付き腕時計

ここ数年、年に2~3回トレッキングに出かける。

かなり前の話だが、トレッキングをするのにデジタル高度計を買った。カタログハウスの通信販売で、9800円くらい。これがかなり使い物にならなくて、電池がすぐになくなるし、2~3回使ったら故障した。修理に出したけど、直っていない。それきり使わなくなってしまった。

雑誌の広告かネットの記事か元が何かは忘れてしまったけど、カシオの腕時計でPRO-TREKシリーズというトレッカー向けの高級デジタル時計が出ているという話が出ていた。つい最近、ふとそのことを思い出し、カシオのWebサイトを調べると、機能別商品検索ページが見つかり、

このような時計が見つかった。

・方位計測
・高度計測
・温度計測
・ソーラー充電
・20気圧防水(スキューバダイビングもOKっぽい)

実売33,000円。これは欲しい。

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2009/04/05

奥野修司「ナツコ 沖縄密貿易の女王」感想。
ルポ。2009年03月19日読了。

ナツコ 沖縄密貿易の女王
奥野修司 / 文藝春秋 2005/04 ¥2,250 (税込)

◆概要(紀伊国屋Bookwebより)
1946年から51年まで、沖縄はケーキ(景気)時代と呼ばれていた。
誰もがこぞって密貿易にかかわる異様な時代。
誰にも頼れないかわりに、才覚、度胸ひとつで大金をつかむことができた時代であった。
彼らから「女親分」と呼ばれた夏子は、彼らの上に君臨したわけではない。
貧しかったが夢のあった時代の象徴だった。
十二年におよぶ丹念な取材で掘りおこされた、すべてが崩壊した沖縄の失意と傷跡のなかのどこか晴れ晴れとした空気。
大宅壮一ノンフィクション賞に輝いた占領下の沖縄秘史。

◆買ったのは2005年の10月頃。3年以上積ん読でしたが、今年は積ん読本消化年間にすべく、積ん読本を読むのです。

◆第二次世界大戦が終結した1945年から、1972年に返還されるまで、沖縄はアメリカに占領されていた。その事実は知識としては知っているが、それ以外のことはほとんど知らなかった。本書によると、占領下の沖縄では、B円なる軍票が使われていたという。一族郎党まったく沖縄に縁がない私は、そんなことすら知らない。

◆終戦直後から1952年くらいまでの数年間、沖縄には物資がとにかく何もなく、戦争に使われた薬莢をかき集めたり、占領米軍がまだまだ使えるものを簡単に捨てる(直せば動く車両も捨てられていた)のでそれを拾い集めたり、米軍基地に入り込んで物資を盗んだりし、そうしてかき集めた物を珍物しそうなボロ船に乗って台湾や香港に持っていき、かわりに砂糖やたばこ、ペニシリンに綿など、生活に必要な物資と物々交換し、交換した物を本州に持っていって莫大な金を得る。それが沖縄密貿易だったとある。

◆本書は、沖縄密貿易において並み居る屈強な男を使い、莫大な利益を得ていた女帝ナツコについて、ナツコを知る人々からのインタビューと、歴史書や様々な記録から、ナツコという人物と戦後の沖縄を浮かび上がらせる本である。

◆取材期間が12年、大宅壮一ノンフィクション賞と講談社ノンフィクション賞をダブルで取った本であり、読み応えじゅうぶんである。であるが、各章ごとに数年前後する構成のため、やや読みづらかったのが唯一のマイナスである。


7点/10点満点


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基礎英語3

2009年3月上旬の話。

2004年9月4日(土)~2006年7月30日(日)までの96週間、ベルリッツで英会話を習った。2~3人でグループを作るセミプライベートコースで、初年度43万、2年目35万。初年度は、失業保険の教育訓練給付金から16万くらい戻ってきたので、2年間でおおよそ60万かかった。まじめに取り組んでいたとは言い難い状態だったが、まあ旅行英会話くらいは何とかなるようになった。しかし先日、会社に取引先のカナダ人から電話がかかってきて、習ったはずの受け答えができなかった。最後の授業を受けてから2年半が過ぎ、そろそろ英語を忘れてきている。

以前、Yahoo学習の大学入試統一模試を受けてみた。すると、長文は全部正解したのに、基礎問題がかなり壊滅的な状態だった。

こりゃまずいなあと思い、NHKのラジオ英会話を聞くことにした。噂で聞くところでは、NHKのラジオ英会話をまじめに聞き続けると、結構語学が習得できるというのである。そこでNHKのWebサイトを見ると、基礎英語1、2、3、チャロの英語実力講座、ラジオ英会話、入門ビジネス英語など、様々な番組がある。

自分の実力がどのあたりなのかよくわからないので、とりあえず基礎英語2のテキスト3月号を買い、読んでみると、さすがにちょっと簡単すぎるかもと感じたのだが、実際に聞いてみないと、会話について行けるのかどうかがわからない。そこで、録音機能付きAMラジオを入手することにした。

NHKのテキストに広告が出ている。
サン電子「トークマスター」 39800円
オリンパス「ラジオサーバー」 39800円など。

でもちょっと高いなあ。と思って探したら、SANYOのICラジオという物が出ていた。

これでいいじゃん、と思いビックカメラで購入。価格は19800円。

ラジオなのでしょうがないのだろうけど、マンションでは電波の入りが悪いでの、録音するとき窓際に置かないといけないのがちょっと面倒。

で、基礎英語2を聞いてみたら、けっこう聞き取れなくなっている。こりゃヤバイ。と3月いっぱい基礎英語2を聞き、耳を慣らして、4月から「基礎英語3」を聞いています。タイマー録音が5番組可能なので、ついでにフランス語、スペイン語、ロシア語、アラビア語も録音して聞いてます。こちらはそのうち聞くのををやめるだろうけど。

聞くだけなら、NHKラジオがネットでストリーミングをはじめるらしいので(1週遅れでネットにのせる模様)、そちらで聞けば、よりよい音質で聞けるのではないかと思います。てか買う前に知りたかったよ。

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