◆前振り
2006年9月、bianchi(というメーカー)のPRONTOという自転車を買った。4~5万の自転車を買うつもりだったのに、店先で見た瞬間に気に入ってしまい、118,230円も払って買った。2006年10月1日、納車(店に取りに行った)。
2006年10月9日、暖かかったのでタンクトップ一丁で、私の住んでいる柏から土浦まで往復。73Km走る。肩が日焼けして凄まじく痛かった。
2006年10月22日、週末サイクリングで交通事故。救急搬送され、単なる打撲と診断。痛みが全然ひかないので違う病院に行ったら、肋骨骨折とヒジの捻挫で、恢復まで3ヶ月以上かかった。自転車もけっこう壊れてしまったので、25,000円もするブレーキ兼ギアチェンジレバーに取り替える(当然保険で)。
◆2009年のゴールデンウィーク
昨年のGWは会社が民事再生を出してしまったため出勤だった。今年は暦通りの休みなので、どこかに行ここうかな、と4月30日になってから考え出した。
やっぱチャリンコしかないよな、ということでルートを考える。宿代がもったいないから、今まで日帰りサイクリングしかしていなかったけど、関東の近場なら宿くらいあるだろうと安易に考え、2泊3日のサイクリングを計画する。柏→水戸→犬吠埼→柏。
※宿代がもったいないというケチな根性もあるが、ひとりで温泉旅館に泊まると篦棒に高いのですよ。で、結局ビジネスホテルのシングルに泊まることになるのだが、そうすると旅情が味わえないのです。
◆柏から水戸まで
5月3日、AM6:00に起きるも、前日それほど飲んだわけではないのに、かなりの頭痛。もう一回寝る。13:00起床。体調回復。今から水戸に行くと到着が夕方過ぎるので観光できないなあ、と思いつつも曇り空だからそれほど疲れないだろうと考え出発。国道6号を通りたくなかったので、柏から成田線の布佐を経由して利根町、竜ヶ崎、牛久、土浦。ここで道に迷って携帯のナビ機能を使いルート検索すると、6号までの脱出ルートが簡単にわかった。思っていた以上に使えたけど、車用だからすぐ大きい国道に出ようとするのは使えない(大きい国道はのんびりサイクリングが出来ないから厭)。
105km走って、20:30水戸駅前に到着。楽天トラベルで空室確認した駅前のビジネスホテルに泊まる。
さっそくフロに入るが、体が熱い。しかし部屋は寒い。ホテル全館冷房に切り替えました、と張り紙されている。
膝が猛烈に痛い。50kmを越えるサイクリング自体が久々だし、3桁(km)走ったのは初めてなので、痛むのは当たり前か。明日も走るし早く寝るか、と22:30には布団に入る。しかし、体中が熱く寝付けない。掛け布団をとると寒くて震え寝付けない。これの繰り返しでまったく眠れない。常用している睡眠薬を持ってこなかったのも失敗だった。
結局一睡もできなかった。
◆計画変更、何の観光もしないで帰宅
5月4日、一睡もできないくらい体が疲れ切っているのでは、これ以上のサイクリングは無謀。計画中断、観光無しで帰ることにする。6:30朝食、6:50チェックアウト、即帰宅の途につく。しかし、帰宅するにも100km自転車をこぎ続けなければならないんだよなあ。けっこう絶望気分を感じつつも、ペダルをこぎ出す。昨日と同じく、曇り空。しかもこの日はかなり強い向かい風。普段なら時速20~25kmのスピードが出る勢いでペダルをこいでいるのに、15~18kmしか出ない。ルートを考えるのが面倒なので、6号に出て、ひたすらまっすぐ走る。
疲れているんだから余計なことしなけりゃいいのに、まったく観光しないというのも味気ないと思い、というより6号をただひたすら走るのに嫌気がさし、霞ヶ浦の先っちょを見に行く(JR高浜駅の近く)。
12:00過ぎたあたりから、急に晴れてきた。
96km走って、15:00ようやく自宅に到着。
帰路に買ってきたビールを片手に、びっしょりと汗まみれの顔をタオルで拭く。すると、すりむけたように痛い。慌てて鏡で顔を見ると、今までに見たことがないくらい自分の顔が日に焼けて真っ黒になっている。特におでこがひどい。
晴れ間を走ったのは3時間くらいだというのに。
しかも一睡もできなかったのに、ビールを飲んでもまだ眠れない。疲れ過ぎたのか。夕方、無理して日焼け治療薬と湿布を買いに行く。
◆そして
5月7日、GWが終わり出勤。社内のLAN工事で、ケーブル引き回しを4時間くらいやっていたら、体中から汗が出てきた。
しかし、おでこからは一滴も汗が出ていない。普段は汗かくとおでこもテカテカになるというのに。
トイレの鏡でよく顔を見ると、おでこの日焼け痕の皮が中途半端に剥け始めている。見た目、火傷のときの治りかけみたいな感じ。
そうだったのか、日焼けが過ぎると火傷と同じような症状になり、火傷痕のように汗が出なくなるんだな。齢四十二にして、はじめて身に滲みたよ。日焼けが軽度の火傷ということは、知識としては知っている。しかし、実体験としてここまでひどい日焼けをしたことがないわたしは、日焼け痕が火傷のようにひどくなるとは思ってもいなかった。程度の軽いケロイドみたいな状態だよ、顔が。治るのかなあ、これ。
更にいえば、絶対にハゲが進行した。当たり前だが毎日出勤前に髪の毛を整える。数日前まで見慣れていた自分の顔と比べて、生え際が数ミリ後退した。記憶にある自分の顔と比べているので確証はないけど、いやでも絶対にハゲが進行した。
ああ……
おわり。(2009年5月7日深夜記す)
※2009年5月8日昼休み誤記訂正および追記。
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