新田次郎「アラスカ物語」感想。
冒険伝記小説。2009年11月30日読了。
ウプサラ氷河ツアーから戻り、生嶋さん山本さんと食事をする前にドミトリーで読み終えた。
宮城県石巻に生まれた安田恭輔。父親が死に、後ろ盾だった他祖父が死に、15歳にして工員として働き、そして船員になり、アメリカに渡り働き、アラスカに渡り、エスキモーと暮らし、エスキモーを妻にし、エスキモーの未来のために新たな土地を開拓し、そしてアラスカに骨を埋めたフランク安田の生涯を書いた傑作。
医者の一家に生まれ、希望に満ちた人生を送るはずだった安田少年。父親と祖父の死によって運命が変わり、アメリカに渡りフランク安田として行き、更にアラスカに渡り自らが望んだわけではないが波瀾万丈の人生を送ることになる。
旅行中でなければ、2~3日で読み終えただろう。素晴らしい作品だ。私は冒険小説が好きなのに、日本に冒険小説というジャンルを築いた新田次郎をほとんど読んだことがなかった。これからたくさん読もう。帰国してからの楽しみができた。
8点/10点満点
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