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2010/06/16

5月16日午前 バラナシはデリーより暑くて、今度はインド人に騙される。

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7:30バラナシに到着する予定の夜行列車は、2時間近く遅れて9:20に到着した。インドの列車は車内アナウンスがない。まったくない。私が乗った夜行列車は途中に何カ所かの駅に停まったが、もし途中の駅で降りる旅行だったら、停まった駅が自分の降りる場所なのかどうか(車内放送がないので)かなり迷う。

動画は到着する少し前の車窓。

列車が到着する直前に、イングランド人カップルをチェキで撮る。荷物が増えるのを承知でせっかく持ってきたチェキ。どうやって活用するかいまだ考え中。とりあえず最初の一枚を撮ってみたわけだ。

バラナシ駅に到着するが、駅のホームは凄まじい人、人、荷物、荷物、人。ホームに降りた瞬間に「俺はオートリクシャのドライバーだけど、乗らないか?宿は決まってるか?宿紹介するよ」と、うざいインド人が寄ってくる。5分くらいかかってようやくホームから改札(と言ったって切符の回収なんかしないけど)を抜け、バラナシ駅前に着く。うじゃーっと人がいる。オートリクシャのドライバーはずっと私の横にくっついていて、うざいとわかっていたけど奴の話を聞いてみることにした。まだ朝だから、面倒な事態が起きたとしても切り抜ける道はある。

ドライバー「泊まる宿は決まっているのか?」
私「フレンズに泊まる」
ドライバー「あそこはエアコンがない。暑いからやめとけ」
私「構わん」
ドライバー「ガイドブックを見せてくれ」
私「これか?」と地球の歩き方を見せる。
ドライバー「ここだ、【オム】という宿があるだろ、ここにしろ、ここはいいぞ」
私「本当か?」
ドライバー「気に入らなければ泊まらなくて構わないから、部屋を見てくれ」
私「リクシャの料金は?」
ドライバー「40ルピーでOKだ」

地球の歩き方によると駅から町の中心部まで60ルピーが目安だったので、ドライバーに手数料が入る分だけ多少安いということか。ドライバーの案内する宿に泊まらなかったら値上がりするのかな?と思いつつ、オムは地球の歩き方で良いコメントが載っていたので、私はオートリクシャドライバーの案内に任せることにした。

任せるよ、と言ったとたん、リクシャドライバーは結構なスピードで走る。どこをどう走っているのかまったくわからない。オートリクシャが2台すれ違えないような、細くて汚い石畳の道を走り、ホテルに到着。「オム」じゃない、全然違う名前のホテル。

ドライバー「ここだ」
私「オムじゃないじゃん」
ドライバー「そうだが、一回部屋を見てくれ」
私「しゃーないなあ」

で、部屋は宿の3Fにあり、薄暗く、熱気が籠もっている。宿のオーナーは「エアコンが付いているよ」というのだが、部屋が広すぎてエアコンが効くとは思えない。

私「値段は?」
オーナー「一泊800ルピー」
私「高い」
オーナー「特別だ、600ルピーだ」
私「高い。断る」

で、リクシャドライバーに「さっさとオムに連れて行け」と告げる。

で、またあちこちどこを走っているのかわからない道を走り、目的の宿オムに着いた。看板に「Om Payment G.H.」と書いてある。

ドライバー「ここだ。良い宿だぞ」
オーナー「ようこそ。さっそく部屋を見てくれ、これがエアコンだ」

オーナーの言うエアコンは、エアコンとは思えないような巨大なもので、たぶん冷風扇なのだろう。

私「ふーん、まあいいかも。で、いくら」
オーナー「600だ」
私「高い」
オーナー「何泊する?」
私「2泊を考えているけど」
オーナー「2泊するなら特別プライスだ、500だ」

実はこの時、バラナシの暑さにやられていた。デリーより暑かったのだ。まだ10:00前だというのに、既に43度(注:腕時計の温度計機能で計った)。

私「うーん」
オーナー「グッドプライスだ、屋上に行けばガンガー(ガンジス川)が見えるぞ、さあ行こう」

地球の歩き方に載っているオムの評判は、「屋上から一望できるガンガーが素晴らしい」ようなことが書かれていたのだが、
3_ganga

これ、いい景色か?

私「うーん」
オーナー「グッドプライス。ウチにはレストランもある。腕のいいコックがいる。代金は後払いで構わない」
私「じゃあ、決めようかな」

と、値切りもしないで決めてしまった。

朝ろくな物を食っていなかったので、さっそく飯。どう見ても15歳くらいにしか見えないイランダという少年が作るチキンティッカというカレー(みたいなもの)を食う。旨いやんけ。
1_omu

飯を食い終え、地球の歩き方を見ると、紹介されていたのは「Om Rest House」。私が泊まろうとしているのは「Om Payment Guest House」。

名前が違う。オーナーにこの宿の場所を聞いてみる。
オーナー「ここか? ここはシヴァーラーガートの近くだ」

あっ、全然違う宿だ。

シヴァーラーって、街の中心部から2kmも離れているじゃないか。

ああー、騙された。でも暑くて宿を探す気力がなかったしなあ。まあいいや。代金後払いだから、今晩泊まって気にいらなけりゃ宿変えよう。

コックのイランダ「へロージャパニ。ビールいるかい?」
私「いいタイミングで来るな。1本持ってきて」


続く。


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