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本書は、紀伊國屋Bookwebのリコメンドサービスで見て、すごく読んでみたいと思ったので買ってしまった。
著者紹介(紀伊國屋Bookwebより)
小林茂[コバヤシシゲル]
1954年、生まれ。72年、川越市立商業高校卒業後、26歳まで京王プラザホテルを初め、数多くの職業を経験する。80年、金属屑商(小林商店)を創立、91年に有限会社浜屋設立、99年に株式会社に変更する。中古家電の輸出企業の草分け的な存在である。全国に13支店を設け、売上高100億円が目の前である。海外展開する国は23カ国以上(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著者は、
食うために屑鉄屋を個人開業し、
忙しくなってきて人を雇ったら給料が出せなくなってきたのでモーターを分解して鉄を取るようになったら、
台湾人がやってきて中古モーターをそのまま売ってくれという話になり、
ほほうモーターが商売になるのか、じゃあいろいろ売ってみようと港に行ってベトナムの船員にテレビやビデオデッキを売り出したらけっこう売れたので、
じゃあベトナムに直接テレビを持って行って売ってくるかとチャレンジしたら、ベトナムは輸入禁止措置が執られていたので、香港人に頼んで密輸出してみました、
じゃあ次はミャンマー攻めてみるか、フィリピンで売るか、ペルーに行ってみるか、ナイジェリアがいいらしいぞ、ドバイは失敗した、
と、中古家電が売れそうなところに次々と攻めの営業を行い、奮闘し、販路を拡大させてきた社長さんのビジネス書的自伝。
ベトナム進出が1991年頃、ミャンマー進出が1993年頃、ドバイ進出が1998年、はっきりとは書いていないけどナイジェリア進出も1990年代なのだろうな。
こういう全く知らない業種の人たちが、20年も前から海外に活路を見いだして商売やっているなんて、日本は大きな国なのだなあ、と思う。
この本に書かれているネタは面白いのだけど、著者である社長さんが本を書く素人であるため、構成に難あり。時系列に並んでいないし、苦労話とビジネスノウハウが入り交じっているし、突然自己主張が入ってくるし、そういう意味では読みづらい。
それと、本書は1ページが35文字×13行=455文字で、スカスカである。
このスカスカさで、定価1,680円である。これは高い。めちゃくちゃ高い。私だって、液晶テレビを買ったエコポイント26,000ポイントを全部図書カードに換えたからこういう本でも買ってみようという気になったのであって、普段ならさすがに立ち読みしてから買うかどうかを決めると思う。というか立ち読みしてたら買わなかった。スカスカすぎるのだよ。
これは著者である社長さんの持ち込み原稿なのかな? そうじゃなければ、出版社は何をしとるんじゃということになるぞい。
この本は社長さんが直に書くんじゃなくて、こういうお話が得意そうなライターさん経由で書かせて、どこかの新書で735円で出版したら売れると思うんだけどね。
5点/10点満点 (ネタの面白さ8点・構成3点・体裁1点・価格1点)
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