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2010/10/26

門倉貴史「ゼロ円ビジネスの罠」感想。
ビジネス新書。2010年10月22日読了。

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ゼロ円ビジネスの罠


クリス・アンダーソンの「フリー」を日本のビジネスに当て嵌めると? 例えばポケットティッシュはモノで釣る広告依存型「ゼロ円ビジネス」……

日本のみならず、世界各地で繰り広げられる無料ビジネス。その具体例を出し、「フリー」を読んでいない人にも無料ビジネスの何たるかがわかるように解説した後、無料ビジネスを経済学的に分析したり、問題点を洗い出したりしている本である。

無料ビジネスの弊害の一つとして著者が挙げている例で、「iPadを無料で差し上げます」「IKEAのギフトカード1000ドル分を差し上げます」という詐欺メールに引っかかる人が急増しているらしい(米国で)。昔ならこのような胡散臭い詐欺に引っかかる人は少なかったが、無料サービスがそこら中に溢れるように成り、人々が「無料でモノを差し上げます」に抵抗感が無くなってきたとか。この手の詐欺はいずれ日本でも大流行するだろうな。


本書の後半は、無料ビジネスの失敗例を紹介している。無料というのは、無料であることが武器になるから価値があるのであって、無料が武器にならなければ無料にする必要は無いということだ(ろう)。その上で著者は最後に、ゼロ円ビジネスは主流にならない、と結論(仮説)づけている。


世界的な潮流がどのようになるのかわからないが、日本においては著者の結論になるような気がする。なって欲しいという願望なのかも知れないが。


どうでもいいことだが、著者の門倉貴史氏はあまりテレビに出ない方がいいと思うぞ。


6点/10点満点


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