滝田明日香「サバンナの宝箱」感想。
ケニアの獣医エッセイ。2011年02月26日読了。
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アフリカの面白そうな本が出ている!と思って買った。
読み始めたら、何となく過去に読んだような記憶があるので、自分のブログの過去ログを調べたら、同じ著者の「晴れ、ときどきサバンナ」という本を2007年4月に読んでかなりむかついたことを書いてあった。そうだった、かなり相当むかついたんだよ。忘れてた。
で、本書。
構成は酷い。
ナイロビ大学の獣医学科で獣医を目指して勉強する著者の、大学生活に関するエッセイ、ナイロビで犬猫と暮らしていますエッセイ、獣医学科の道は険しいエッセイ、ここまでで92ページ、残り150ページは日記である。日記だけじゃ一冊の原稿量にならなかったからエッセイを追加したような感じ。
本当に日記なのである。獣医を目指して日々勉強している内容とか、実習でのグロい話(シマウマの死体を解剖したら生きている寄生虫がウニウニ蠢いていた)とか、飼っている犬猫の話とか。
著者はWebサイトで日記を公開していて、もしかしたらそこから丸写しで本を作ったのかも知れない。その日記部分になかなか面白いエピソード(※)もあったし、こういう本もアリと言えばアリだけど、安直な出版企画だという印象は否めない。まあ私みたいに買って読む輩がいるから出版されるんだろうけどさ。
※獣医研修で家畜の屠殺場に検査をしに行ったら、検査前に勝手に「検査済み」の焼き印が押されていて、肉を切って検査しようとすると「売り物に触るな」と追い返されたり、寄生虫が沸いている牛の肝臓を検査して回収箱に入れると、あっという間に回収箱から肝臓が盗まれていて、それはスラムでムトゥラ(血入りソーセージ)にされて売られているのだそうな。私は世界一周旅行中、そこいらの露店でメシを食うこともありましたが、火が通っていればたいてい口にしましたけど、そうは言っても寄生虫は食いたくないなあ。こんどからはちょっと考えてメシを食おう。
4点/10点満点
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