忘れないうちに。(地下鉄サリン事件の風化)
地下鉄サリン事件が起きたのは1995年。私(1966年生まれ)らの世代には忘れることが出来ない事件である。
私なんざ通勤に千代田線を使っていて、通勤で乗った一本後の千代田線で事件が起きたから尚更だ。
(当時同僚の女子社員=日比谷線通勤=は事件の被害者になった)
で、今(2011年)の大学生は1990-1993年生まれが中心で、地下鉄サリン事件のことなど全く覚えていないのが大半だ。
ロンドン留学していた大学生が、「ロンドンの地下鉄では、乗客が捨てた古新聞とか雑誌が座席の後ろに置いてあって、後から乗った乗客はそれを読むことが出来る。日本ってエコじゃないなあ」なんて言っていた。
で私は「それは地下鉄サリン事件の影響だよ、知らないの?」と聞くと、
「!初耳!」
だってさ。
事件から16年。物事が風化するには十分な年月なんだね。
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コメント
こんばんは。
今回の記事。愕然としました。
当時、私は大学生で、都内で暮らしていました。
あの閉塞感、物々しさ、そして、どこか嘘っぽい雰囲気。
そうですか、あれをテレビの「懐かし映像」でしか知らない人たちが大勢いるんですね。
鈍った精神に喝を入れていただきました。
投稿: rascal | 2011/08/12 23:54
rascal様
コメントありがとうございます。
この話、マジです。(まあ今までだってウソは書いておりませんが…)
十年一昔と言いますが、この話はまさしくその通りで、私もちょっと愕然としてしまったのですが、この大学生には一欠片の罪もなく、風化とはこういうことなのかと思ってしまいました。
世界的に見ると、サリン事件は日本人のカルト宗教団が日本国民を相手に引き起こした事件だから、世界的には「日本の大惨事=地震&津波被害」に置き換わってしまう可能性があり、日本人はこの事件を忘れないために様々なメッセージを発し続けなければならないのかな、と思うのです。
投稿: 天野才蔵 | 2011/08/14 22:24