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2012/01/31

アクセスカウンター18万突破に感謝。

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トップに設置している忍者Toolsアクセスカウンターが18万を突破しました。
お読み下さっている皆様に感謝です。

2005年12月15日 ブログ始める
2006年11月23日 アクセス01万突破 (344日) 一日平均 29
2007年10月09日 アクセス02万突破 (321日) 一日平均 31
2008年06月21日 アクセス03万突破 (255日) 一日平均 39
2009年01月19日 アクセス04万突破 (212日) 一日平均 47
2009年05月28日 アクセス05万突破 (129日) 一日平均 77
2009年09月06日 アクセス06万突破 (101日) 一日平均 99→11月に世界一周開始
2010年01月06日 アクセス07万突破 (122日) 一日平均 82
2010年02月22日 アクセス08万突破 ( 47日) 一日平均212
2010年04月27日 アクセス09万突破 ( 65日) 一日平均154→5月末に世界一周終了
2010年07月01日 アクセス10万突破 ( 65日) 一日平均154
2010年09月02日 アクセス11万突破 ( 62日) 一日平均161
2010年11月21日 アクセス12万突破 ( 80日) 一日平均125
2011年02月01日 アクセス13万突破 ( 72日) 一日平均139
2011年04月26日 アクセス14万突破 ( 86日) 一日平均116
2011年07月08日 アクセス15万突破 ( 73日) 一日平均137
2011年09月07日 アクセス16万突破 ( 60日) 一日平均167
2011年11月25日 アクセス17万突破 ( 80日) 一日平均125
2012年01月30日 アクセス18万突破 ( 66日) 一日平均152


※合計1873日2238日で18万アクセス突破です。通算平均で一日93アクセス80.4アクセスということになります。(1年計算を間違った……)

※ここ数ヶ月、1年近く前に書いた一つの記事(読書感想文に非ず)に、アクセスの4~5%が集中しています。他人のふんどしでアクセス数を稼いでいるような感じであり、そうではなくて政治的な意見だから読まれているのか、どっちにしても読書感想文を書いているよりアクセス数が稼げるようで。その記事というのは、とあるキーワードでGoogle検索するとTOP5に表示されてしまうので、これからもあの記事だけが飛び抜けてアクセス数が多くなるんだろうな、と。


そんな当ブログですが、今後ともご贔屓にどうぞ。

とりあえず1月は小説を6冊も読んだぞ、と。

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2012/01/28

山崎豊子「沈まぬ太陽(五・完結) 会長室編・下」感想。
企業小説。2012年01月26日読了。

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沈まぬ太陽〈5〉会長室篇(下)


ラストはスカッとしないけど、結果的に3部5巻の大長編を一気読みしたんだから、そうとう面白い小説だったと言えるのでしょう。


7点/10点満点


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2012/01/27

山崎豊子「沈まぬ太陽(四) 会長室編・上」感想。
企業小説。2012年01月25日読了。

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沈まぬ太陽〈4〉会長室篇(上)

この巻も主人公の存在感が薄く。

JALがモデルとなっている航空会社のむちゃくちゃな経営と、政治家と官僚との癒着っぷりに主眼が置かれているのですね。


本巻462ページに、組合に入らない機長は「出世を期待するグループ」と「組合嫌いというグループ」に大別できた、とある。組合活動が嫌いっていうのは一定数いたんですね。


6点/10点満点


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2012/01/26

山崎豊子「沈まぬ太陽(三) 御巣鷹山編」感想。
企業小説。2012年01月24日読了。

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沈まぬ太陽〈3〉御巣鷹山篇

これがノンフィクションだったら素晴らしいのだが。

事実を元にしているとはいえ、あくまで小説と考えると、主人公の存在感が薄く何だかなあ、という印象。


5点/10点満点


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2012/01/25

山崎豊子「沈まぬ太陽(二) アフリカ編・下」感想。
企業小説。2012年01月23日読了。

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沈まぬ太陽〈2〉アフリカ篇(下)

あらあら。

主人公(恩地)の精神状況がだんだんとささくれ立ってきて、読んでいてしんどい部分が。

とはいえストーリーは面白いのですね。


6点/10点満点


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2012/01/24

石渡嶺司・山内太地「アホ大学のバカ学生」感想。
いわゆる新書。2012年01月21日読了。

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アホ大学のバカ学生―グローバル人材と就活迷子のあいだ

本書の著者は、世の中の三流大学にいるバカ学生の&三流大学の営業マン(受験者を掻き集める方々)の実態をまとめた「最高学府はバカだらけ」を2007年に上梓した方。


積ん読本が多数あるので(未だ300冊以上)、新刊本はなるべく買わないようにしているんだけど、本書はタイトルに釣られ立ち読みし、面白かったので買ってしまった。

本書のタイトルは釣りで、「アホ大学」のアホな取り組み、「バカ学生」のバカっぷりも紹介しているが、実は頑張っている大学関係者や学生を応援している内容である。


出たばかりの新刊なので、細かな内容紹介は省くとして、特に興味を惹いたところ。


本書の第4章で紹介されている事例。2010年秋に東京、札幌、大阪、松山で「就活デモ」が繰り広げられたそうである。「就活はんたーい」という学生が集結したのだそうだ。なんじゃそりゃ。


またこの章では就活している女子学生のエピソードとして、

「私が『高い向上心がある』と自己PRしたところ、つまらない、と言われた。どの企業も相手にしてくれなかった」
彼女は、だから今は就活難だ、というのである。最初は何の冗談かと思ったが、学生は本気のご様子。

ですって。すごいなあ。就活指導をする大学関係者は何をしているんでしょうねえ。


総じて面白い本でした。


というわけで、本書の購入を迷っている方は、第4章を立ち読みされてから判断されては。


7点/10点満点

1/25:最初の文章、意味がわかりづらかったのでちょっと修正。内容紹介に当たる部分もちょっと修正。

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2012/01/23

山崎豊子「沈まぬ太陽(一) アフリカ編・上」感想。
企業小説。2012年01月20日読了。

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沈まぬ太陽〈1〉アフリカ篇(上)


今さらですが。

山崎豊子は読んだことがなかったので、映画にもなった本作を読んでみました。(映画化とは関係なく、2006年頃にアフリカが舞台の小説だったから買った。で、そのまま積ん読だった……)


時代背景は東京オリンピックの頃なので昭和30年代後半。

主人公は労働組合の委員長。


もうこの設定で読む気が萎える……

(といいつつ、話の作りは面白いし読みやすい)


昭和の話なんだなあ、と感じる次第。


労組、ねえ。

否定はしませんけど、労組の活動に熱意を燃やすくらいなら、その時間を自分のスキルアップに当てろよ、と思う私は1966年生まれの45歳です。


7点/10点満点

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2012/01/22

熊谷達也「氷結の森」感想。
時代冒険小説。2012年01月17日読了。

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氷結の森

熊谷達也の代表作、マタギ三部作(「相剋の森」9点/10点満点、「邂逅の森=直木賞受賞」10点/10点満点)の最後となる本書。

日露戦争で日本が勝って、シベリアの一部に日本人が多数住んでいた頃を舞台にした話。

(私が読んだ本の中では)熊谷敬太郎「ピコラエヴィッチ紙幣」と同じ設定で、シベリアのニコラエフスク・ナ・アムーレ(尼港)でボリシェビキ(ソビエトを作った赤い方々)と日本軍が激突した「尼港事件」を題材にしている。

◆内容(表紙裏カバーより)
日露戦争に従軍した猟師の矢一郎は故郷を離れ、樺太で過去を背負い流浪の生活を続けていた。そんな彼を探し回る男が一人。矢一郎の死んだ妻の弟、辰治だ。執拗に追われ矢一郎はついに国境を越える。樺太から氷結の間宮海峡を越え革命に揺れる極東ロシアへ。時代の波に翻弄されながらも過酷な運命に立ち向かう男を描く長編冒険小説。直木賞・山本賞ダブル受賞の『邂逅の森』に連なる“森”三部作完結編。


◆感想
大正時代。訳あって樺太でその日暮らしをする矢一郎が様々なトラブルに巻き込まれるも、生まれついた巨躯と、日露戦争で身に着けてしまった狙撃能力で困難を切り抜けていく、読後もスカッとさわやかな疾走感溢れる冒険小説である。

とーはーいーえー。

香代とか辰治の存在が中途半端なんだわな。


7点/10点満点


アップ直後の付け足し:本書「氷結の森」は2007年1月に出版された本で、「ピコラエヴィッチ紙幣」は小説賞を経て2009年10月に出版された本。

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2012/01/21

朝日新聞アタ取材班「テロリストの軌跡」感想。
ルポ。2012年01月16日読了。

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テロリストの軌跡―モハメド・アタを追う


911の主犯格モハメド・アタの実像に迫るルポ。

比較的最近この本の存在を知り、日本人の手で書かれた「911テロ」関連本としては完成度が高いとの評価を得ているので読みたくなった。2002年4月に出版されたこの本は絶版だったので、amazonの古本で買った。

古本で手に入れてから知ったのが、本書は朝日新聞記者9人の取材班の共著によるもので、そのチーフが私的10点満点を付けた「カラシニコフ」の著者松本仁一氏だった。

911のテロは2001年に発生している。本書の元は2001年11月26日から2002年2月9日まで朝日新聞に連載された記事で、本書の出版日は2002年4月である。出版社は草思社である。前から疑問に思っているんだけど、新聞社ってのは、他社から本を出版してもとがめられない文化なんですね。会社が寛容なのか、自社の出版部門のフットワークが重いなど理由で無問題とされているのか、会社員の前にジャーナリストであるべしという業界全体の慣習なのか、なし崩し的なのかわからんが。

出版されてから10年も経った本だけど、今読んでも、テロから半年以内でこれだけの取材をした朝日新聞の記者達の粘りに感心する。(海外メディアの後追い的なところもあるけど)


とはいえ、世界中で新聞崩壊が始まっている今の時代、今後もこれだけの取材(金をかけるということ)ができるのかな? と思うと少々暗くなってしまうのである。


7点/10点満点


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2012/01/20

野村進「島国チャイニーズ」感想。
ノンフィクション。2012年01月14日読了。

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島国チャイニーズ

各種書評で評判の良い本書。(例えばこれはヨミウリオンラインの書評

ざっくりと言ってしまうと、在日中国人(帰化した人を含む)のインタビュー集であり、そのインタビューから垣間見える在日韓国人との考え方の違いについて書かれたノンフィクションである。


◆内容(講談社オンラインより)

『コリアン世界の旅』から15年。
「反中」「嫌中」が蔓延する日本に生きる在日チャイニーズたちのひたむきな人生模様

「私が二百人を超える在日チャイニーズを取材した結果では、彼らの大半が日本での生活におおむね満足しており、留学生のほぼ全員が、少なくとも来日時には親日か、もしくは好日であった。(中略)こうした彼らの実態が、日本人にはあまりにも知られていないのではないか。(中略)両者の深い断絶の谷間を、活字の飛礫(つぶて)でいくらかなりとも埋(うず)めていこうというのが、本書の最大のねらいであり、私のささやかな希望でもある。」


◆感想

世界一周中、漠然と感じていたことがある。世界中どこに行っても中国人がいるなあ、と。

中国人は多くの国(とりわけアフリカ諸国)で嫌われていたけど、2011年9-10月に1ヶ月フィリピン短期英語留学をして、ちょっと印象が変わった。フィリピン・ミンダナオ島のダバオの中華街に行ったとき、腹が減って地元のフィリピン人相手に商売している中国人のパン屋でパン2個とコーラを流し込んだ。パンが1個3ペソ(6円)、コーラが1本7ペソ(14円)である。

フィリピンで地道に地元民相手に5円、10円でパンを売って暮らしている中国人。中国人のフロンティア精神って、やっぱりすごいな、と感じた。

南アフリカのヨハネスブルクで泊まったエアポートグランドホテル(治安にビビって安宿には泊まらなかった)のバーにも、大連から来た中国人の娘がアフリカーンス語(南アフリカの公用語でオランダ語の南アフリカ方言)で黒人バーテンダーをからかったりして、現地に溶け込んでいた。

本書も、私のそういう少ない体験を裏付けるような内容である。

在日中国人は、少なくとも日本に興味があるから日本に来ているのであり、日本が嫌いならそもそも来ない。

しかし、日本の農家に嫁いだ中国人嫁は必ずしもそうではない。経済大国日本に来たはずなのに、中国と変わらないド田舎だったことに失望する嫁も多い。

200人を超える在日中国人にインタビューし構成された本書は、中国人に対する考えを改めなくてはならないと思わせるに十分な説得力をもった良書である。


7点/10点満点


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2012/01/19

低温工学・超伝導学会編「低温「ふしぎ現象」小辞典」感想。
科学の本。2012年01月13日読了。

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低温「ふしぎ現象」小事典―0℃~絶対零度で何が起こるか?

10人の学者による共著。

全55エピソードで構成されているが。


エピソード毎の難易度がめちゃくちゃ。

エピソード33は、気体を液体にすると体積が減るから、気体を貯蔵するなら液体がお得!
という小中学生向けのお話し。

エピソード35は、液体窒素で目玉焼きが作れます!(注:実用化されているちゃんとした技術らしい)
という小中学生向けのお話し。

エピソード37は液体水素の可能性。水素分子には「オルソ水素」と「パラ水素」の2種類あり、常温ではこの割合が3:1で存在しているが、液化の過程でエネルギー準位の高いオルソ水素からエネルギー準位の低いパラ水素へ変化するため熱が放出される。オルソ/パラ変換で放出される熱量は約523KJ/kgで、水素の蒸発潜熱である約450KJ/kgより大きな値を示す……
という高校生・大学生以上向けのお話し。


バラバラすぎる。


また、解説図もいいかげん。せっかく図示しているのに、本文に書いてある用語が図に入っていないから、何の説明をしているのかわからない図が多い。

イライラしてくる。


立ち読みした時は興味深い話が載っているのだろうと期待していたのだが、ダメダメ本だった。


3点/10点満点


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2012/01/18

阿川イチロヲ「英文法のトリセツ じっくり基礎編」感想。
英語の参考書。2012年01月09日読了。

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英文法のトリセツ じっくり基礎編

私は以前の仕事で英文契約書のやりとりをしたり(そのため自腹でベルリッツに2年通ってた)、世界一周ひとり旅をしたり、フィリピン短期英語留学なんぞをやっているけど、英語のスキルは低いです。TOEICは450点です。

仕事で英語の翻訳をしたり英文レターを出す際は、ビジネス英語の例文集と、Google翻訳やYahoo翻訳やエキサイト翻訳を組み合わせて使えば何とかなります。

世界一周ひとり旅も、私は自然の景色が見られればそれで満足、歴史にはほとんど興味がなかったので、英語ガイドの言っていることが半分以下しかわからなくても、取り立てて不都合は感じず。

ベルリッツに通っていたおかげで、宿やレストランや空港などで自分の言いたいことを伝えることはできましたし、文法的に合ってなくても、単語をつなげればそれなりに会話は成り立ちますし、というかそもそも私が行った国(20カ国)で英語圏だったのは南アフリカとナミビアだけでしたし。(スペイン語が7カ国でアラビア語が3カ国)


とはいうものの、試験でかっちりと英語の実力を計られるとものすごく低いスコアなので、いいかげん何とかしたいな、と。

昨年9月のフィリピン短期英語留学と昨年11月のTOEICで、英語上達のためには英文法をきちんとやり直さなきゃ駄目だな、と理解したわけで。

いままでも何度か中学生レベルの英文法を勉強し直しているんだけど、なかなか身につかない。中学3年生向けの高校受験グラマー総点検みたいな本を買ってきて読んだり、中学3年生向けの高校受験ドリルを買ってきて全問やってみたり(正答率6割程度)、高校生3年生向けのグラマー本を買ってきて読んだらちっともついて行けなかったり。

自分のグラマーレベルはどれだけ低いのだ!

要するに自分の身の丈にあったグラマー本を見つけなきゃ役にたたないんだろうな、と感じたのです。

で、ネットの評判をいろいろ参考にして見つけたのが本書「英文法のトリセツ じっくり基礎編」。


品詞の説明、be動詞の説明から始まって、自動詞と他動詞の違い、主語目的語補語の説明、副詞の並べ方……


とりあえず1回通しで読み終えました。今まで読んだ英語の本の中では、説明がいちばん分かり易かったかな。とはいうものの、分かったつもりになっているだけなので、きちんと復習しなければ。


不必要な駄洒落(とかギャグ)が多く、ちょっと辟易した部分もあるけれど、概ね良書。


7点/10点満点


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2012/01/09

福田充「メディアとテロリズム」感想。
いわゆる新書。2012年01月08日読了。

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メディアとテロリズム

2009年8月に出た本。出てすぐ買ったんですが、積ん読……


◆本書の内容(紀伊國屋bookWebより)
「メディアの存在はテロリストに酸素を供給しているようなもの」(サッチャー英元首相)。
いまやテロリストはTVやネットなどのメディアで自らの存在をアピールし、犯行を喧伝する。
対するメディアはそれを報じ、部数や視聴率を稼ぐ。
これでは“共生”どころか“共犯”ではないのか?
気鋭のメディア社会学者による“負のスパイラル”の歴史、現状、そして解決策―。


◆感想

テロリストはメディアを利用している。

何らかの思想を持ったテロリスト(無差別殺人者ではない)は自分たちの主張を世に知らしめたい。テロを起こせば、新聞やテレビなどのメディアが勝手に犯行声明を読み上げてくれる。テロのやり方次第では、自分たちの主張が世界中のメディアに取り上げられる。自分たちの主張を広めるには実に効率の良い方法である。

この現象を手っ取り早く言い表した言葉が、本書の帯に載っている。

テロリストは言った。「ゴールデンタイムまで撃つな!」


テロが長引くと、メディアは過熱報道になる。本書で例として出ていたのはペルーで発生した在ペルー日本大使公邸占拠事件。この事件は解決まで4ヶ月以上かかったが、事件が継続している中、共同通信の記者やテレビ朝日がペルー政府に知らせず突入取材を行った(共同通信は成功、テレ朝は失敗)。

この行為は、人質解放のために尽力しているペルー政府を無にし、人質の生命を危険にさらしたと言うことで世界中からバッシングされた。

しかし、ジャーナリストには取材する権利(表現の自由)があり、テロリストへ取材することも自由であるはず。これを法律で規制するのもおかしい。

筆者はここでイギリスのDAノーティス制度を紹介している。DAノーティス制度とは、イギリスの政府代表と、テレビ、新聞、出版、ネット等の書くメディア代表とが合同でDPBACという機関を常時設置し、安全保障に関する報道が生じた場合に、国家と国民の安全性のためにその報道(内容)を検討する制度だそうだ。

対して日本のメディアはどうだろうか?


また、日本に限らず、メディアの報道には(善し悪しは別として)報道に偏向性がある。

テロが発生した場合、通常最初はテロが発生した地域の治安事件として報じられる(9.11のような巨大テロの場合でも、一番最初のニュースでは「単なる飛行機の操縦ミス」の可能性で報じられていた)。テロリストが犯行声明をメディアに送ると、治安事件からテロ事件へ変化する。

例えば先に挙げたペルーの事件は、テロ事件ではあるが、日本国内ではペルーに住んでいる日本人が被害にあった治安事件としての報道に終始した。

去年から続いている「アラブの春」に関しても、チュニジア、エジプト、リビア、シリア、イエメンで起こっている出来事に対し、基本的な報道姿勢は「民主化は是」「独裁者は悪」である。

シンガポールも独裁政権なんだけど、経済が上手く回っている国だから(かつ国民があまり不満を持っていないのか?)、メディアはそのことをあまり報じない。


まあ、そんなこんなで興味深く読めましたが、無意味な繰り返しが何度かあったのでちょっと減点。


7点/10点満点


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2012/01/01

2011年の読書総括。69冊。

2011年の読書総括を表にまとめました。

2011年は、9月中旬~10月中旬にフィリピンへ英語留学した関係で、例年より読書量が減りました。

この年の読書総数は69冊。


天野才蔵 2011年の読書総括
 ジャンル国内海外合計数
小説SF・ファンタジー・ホラー404
小説冒険・ミステリ202
小説歴史・時代・武侠000
小説純文学・青春000
 小説小計606
その他ノンフィクション・ルポ26834
その他新書や新書的な本606
その他紀行文・旅関連・エッセイ12012
その他ビジネス・株・雑学他10111
 その他小計54963
 総合計60969

今年も小説わずか6冊。
夢枕獏「新・魔獣狩り12」「新・魔獣狩り13(シリーズ最終刊)」
船戸与一「満州国演義6」
大沢在昌「新宿鮫10」
村上龍「半島を出よ(上)」「半島を出よ(下)」

シリーズものじゃないのは村上龍の小説だけだ。私は小説を読む気力が無くなってしまったのかも。


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わたくしの読書量 月別の推移



天野才蔵 読書量月別推移 2011年12月末まで
1月2月3月4月5月6月7月8月9月10月11月12月
20118625239825811
201031423 010135855
200996969911411321
200812710109111013981010
20078151316141515125 101111
2006988677128814711
20059686101951351079
2004433138125116677
20036568267531436
20026866576661166
20014553367105566
2000545564645643
1999562768563367
19981165645846485
199784697811839411
199610961148739455
19952647549468711
19948811556846447



黄緑は月間10冊以上、水色は最高、赤は月間1冊、黒は月間0。
記録を取り始めて18年、月間読書0冊は世界一周を終えた(2010年5月26日帰国)直後の2010年6月の一回のみ。
例年、7月、8月、12月の読書量が多い傾向にある。


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わたくしの読書累計一覧表 1994年~2011年末まで。

1994-1997の間は、非小説をあまり読んでいなかったのでジャンル分けしていない。

天野才蔵 2011年末マデの読書総括
西暦SF系冒険系歴史系純文学小説計ルポ新書旅モノ実用書非小説計合計
20114200634612116369
20101400520131385459
200948431916132486180
2008611225441918231575119
2007128663221304121113145
200611156840231292165105
200511149438112411569107
20041314320595017262685
20032026365541381671
200217222012710026879
20011519166561008965
200014181144710091057
1999201111345504101964
199818203243802192972
1997163421273 151588
199623367066 151581
19959500362 111173
199419450569 7776


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