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2012/05/22

小野寺誠「ユーラシア漂泊」感想。
68歳のバックパッカー旅行記。2012年05月18日読了。

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ユーラシア漂泊

68歳でプロのバックパッカーを自称する著者が、別れたフィランド人との間に作った息子と孫に再会するため、陸路(+船)で日本からフィンランドに向かう貧乏旅行記。

本書が上梓されたのは2009年で、そのとき著者は68歳(だと思う)。

本書は中国渡航にビザが必要だったと書かれているので、2003年頃の旅の話(だと思う)。
だから著者が62~3歳頃の話なのではないかと思う。
というのも、本書、旅した月日に関しては記述があるが、年についてはまったく記述がないので、推測するしかない。

基本的に本書は、貧乏爺さんのグチと自作の詞で構成されている。

読んでいてイラッとする。


大阪から船で韓国に渡るため、大阪行きの夜行バスに乗っていると、目の前にビニールのカーテンがおりてきて車内灯が消された。これを「眠る時間が決められていて、寝なければいけないらしい。これでは幼稚園か保育園である。過剰保護、こんな国は他にないなあと思う。眠りたければ自分で寝るさ。外光が眩しければ目隠しくらい自分で用意するさ。余計なお世話だと誰も思わないのだろうか」

と書いている。
夜行バスってどこの国でも車内灯消えると思うのだが。&日本で夜間に車内灯と付けっぱなしで走るのって道交法違反じゃなかったっけ?


「希望がない。残りわずかな人生だというのに、今居る場所に希望がない。フリーターのようなことをやって、日々かろうじてやり過ごしてはいるが、将来も日銭が入ってくるとは限らない。年金もない。病気になったら国民健康補年の三割の支払も難しくなるだろう。それが、日本という国の福祉制度なのだ。いつでも死ぬ覚悟をしているが、死ぬわけには行かない。葬式代もないからだ。それらの費用を、旅にあてているからだ」

と書いている。
年金払ってないんじゃ、年金受け取る資格無いだろ。
希望がないのは、将来を考えない自業自得な生き方をしてきただけの話だろ。
キリギリスみたいな生き方をしてきた爺さんに私らの税金を使われたんじゃ、浮かばれないよ、早く死ねよ。死んだら区役所が焼いて無縁仏として埋葬してくれるから。

著者はフィンランド人の元妻と別れたあと、ロシア女性と結婚し、子供を作った。子供が生まれてすぐにロシア女性を捨てた。正式な離婚はしていない。子供は15歳。推測するに、著者が47歳くらいの時に出来た子供。
「子持ちの国際離婚にはたくさんの書類とその翻訳、弁護士との相談、面倒なことが山ほどある。しかも相手がロシアとなれば、言葉と慣習の違いが大きな障壁になる。愛し合うのは簡単だが、別れるのはそう簡単ではない。もうじき死んでいく老人の自分に、なぜ苛酷な心労を強いなければならないのか。」

自業自得だろバカ。
収入がないくせに50歳間際になって子供作る方がバカだろ。

「どこのだれが好きこのんでホームレスになるものか。それは政治や社会の責任ではないか。行政の手抜かりではないのか。隣人の、あなたのせいではないのか」

甘ったれるなクソジジイ。

全編こんな感じで、グチばかりの本である。


なのであるが、わざとこんな書き方をしたんじゃないかなあ。と思う。

7点/10点満点


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